アベンジャーズ/エンドゲーム ネタバレ無配慮感想

前提1、これまでの約10年間、アベンジャーズおよび関連作品に関わらずに来ていました。

前提2、エンドゲームについてある程度ネタバレを聴いたうえで行動を開始しました。

前提3、半月で過去作16本を見て劇場に向かいました。

結論としては面白かったと思います。但し、永年のファンが言う程は感動しなかったし、申し訳ないけれど目が潤むこともなかったです。でも、もう一度書きますが、面白かったと思います。

もちろん、過去作を全く見ていない人に勧められる作品ではないです。想像するに過去21作、より多く観ている方がより楽しめるそして感動する作品ともいえると思います。

そして、仮に自分が全て観ていたとしても永らくのファンに及ばないのは時間的な問題だと思います。一作ごとに事前情報を入れたり、入らないように工夫したり、鑑賞後はファン仲間と意見や情報を交換したり、そしてまた次の作品を期待して待ったり。そうやって時間をかけて高めたテンションに対しては、一夜漬け的なにわかファンなどでは太刀打ちできないということでしょう。

それでは、にわかファンの自分でも楽しめたのはどういった部分かということですが、やはりそれぞれのキャラクターに見せ場があるということでしょうか。最初に集まっていたメンバーが一度はそれぞれの生活に戻り、そしてまた集合するそして次には作戦としてチームに分かれて行動し、更にまた再集結します。この流れの中で見せ場やコンビネーションが描かれます。この形式をとることで、それぞれの贔屓のメンバーにも見せ場があるということになります。まぁ、ハルクについてはそれでも見せ場が少ない印象はありますが…

それから、この作品の性質からもタイトルからも最終回的なテイストが強くあるように思います。先ほどの見せ場とも関わることになりますが、それぞれのメンバーの過去を振り返り、それとケリをつけていきます。そのようにドラマが展開するため、アクションシーンが極めて少なくなっています。そこに不満を感じる人もいるかと思いますが、個人的にはこの流れは良かったと思います。ここまでアクションが少なかったからこそ、ラストのアクションシーンが盛り上がると思います。そしてこのアクションシーンも賛否分かれるようですが、やはり個人的には評価しています。これだけのメンバーが出てきたら、大乱戦こそが魅力だと思うのです。

そして主要メンバーのそれぞれの最後についてですが、アベンジャーズシリーズに途中参加となったスパイダーマン、ドクターストレンジ、ブラックパンサー、アントマン、ガーディアンズは割愛します。更にはソーとハルクも割愛します。このふたりが割愛できてしまうのは残念なところです。

アイアンマンとキャプテンアメリカはアベンジャーズのW主役だし、事あるごとに対立する関係にあり全く持って生き方も違うふたりが迎える最後もまた象徴的に真逆といえるかと思います。その対比も良いし、それぞれのラストシーンも良かったと思います。

キリがないので、このあたりに超個人的に好きなシーンについて。

その1 ローニンとのアクションシーンで日本を代表するアクションスター真田広之が見せてくれた往年を髣髴とさせる見事な殺陣。

その2 ちょっと似たところがあるアイアンマンとドクターストレンジが最後の最後に以心伝心でサインを送って最後の行動とるシーン。

さて、エンドゲームの感想はこれまでとしたいと思います。冒頭にも申しましたように完全なにわかファンですので、永年のファンや映画通からしたら見当違いな感想かも知れませんが、そこはご容赦いただきますよう。

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