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黒澤ルビィを、信じろ。

皆さん、こんにちは。こんばんは。
かみなりひめです。
最近、知り合いのオタクたちがnoteを始めているので、ゆるりと始めることにしました。笑
職業柄、あまり沢山は書けないかもしれませんが、自分の頭の言葉たちをゆっくりと形にします。

さて、今回は
ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』についてです。
まだ5回しか観ていないため、不確かなところも
多々あるかと思いますが、ご容赦ください。

なお、言うまでもありませんが、
ネタバレ反対派だ!」と仰るそこのあなた。
できれば今すぐ観てきてください。
そして、入場特典が黒澤ダイヤだったら、
ぜひぜひ私にください。笑

もしくは、ブラウザバックを。
……あれ? ブラウザバックって死語?










いいですね?
ネタバレしかないですよ?
















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さて、この『ラブライブ!サンシャイン!!
The School Idol Movie Over the Rainbow』
(以下、「劇場版」)を語る上での鍵は、

「黒澤ルビィ」

です。

何者かを語らずとも分かる人が多いでしょうが、
公式のキャラ紹介のページを見れば万全です。

ざっくりと紹介すれば、
■三年生の黒澤ダイヤ(私の推し)の妹
■スクールアイドルが大好き
■引っ込み思案で緊張しいな一年生の女の子
といったところでしょうか。

この子。懐かしのフリーアイコン。
口癖は「うゆ」「ピギィ!」。応用編としては
「うゆゆゆゆ」など。劇場版でもありました。
(詳しくは「りゅびぃ語」でご検索ください。笑)

ハッキリと、そして誤解を恐れずに言えば、
この劇場版は「黒澤ルビィに導かれる物語」です。

なぜそう言えるのか?
もしや私は、黒澤ルビィ推しなのか?
……いえいえ、私はダイヤ推しです。姉です。

そもそもこの劇場版は、
黒澤ダイヤ・松浦果南・小原鞠莉の三年生たちが
卒業旅行としてイタリアに出発し、6人でAqoursを
続けていこうとするところから始まります。

練習場所を確保しようとしますが、自分達が通う
学校は沼津市内の静真高等学校に統廃合が決定。
旧校舎にも入れない状態でした。

何なら4月から通う静真高等学校の校舎は、
廃校になった小学校校舎をあてがっただけである
ということが判明するのです。

最初の船出から散々なAqoursでしたが、
最も痛手だったのは三年生の卒業であったことに徐々に気づいて来ます。

統廃合先の高校の部活動報告会。
ライヴをする機会に恵まれた6人でしたが、
「初歩的なミス」で失敗に終わってしまい、
沈むAqours。そこにルビィが一言。

「おねぇちゃん……。」

また、三津浜でSaint Snowに練習を見てもらい、
聖良さんにコテンパンに指摘された後。
ルビィがまた一言。

「でも、どうすればいいの……?」

この一言で、ルビィと同じくスクールアイドルの
姉が卒業したロスに襲われている鹿角理亞は、
「姉様たちは、もういないの!」
と感情を発露してしまうわけなのでした。

つまり、物語の始まりにおけるルビィは、
三年生不在の穴を埋められず、
姉にすがってしまうキャラとして描かれます。

このようなキャラ描写はまだまだ続きます。

ヘリコプターで降臨した鞠莉の母から
「行方不明の三年生を探してきてほしい」
と頼まれ、聖良さんの後押しもあって、
イタリアへの渡航を決めたAqours。

その後、コンタリーニ・デル・ボヴォロにて
三年生と邂逅することができたわけですが、
ルビィは真っ先に階段を駆け上がったかと思えば、
ダイヤに抱きつくのです。

また、フィレンツェの鞠莉の知り合いの別荘にて
三年生と合流したときも、
ルビィはダイヤに真っ先にハグ。

このままだと、
ルビィはダイヤに導かれてるのでは?
と思われて終わりです。

しかし、ここで転換点を迎えます。

鞠莉がsell wordにbuy word(?)で
イタリアライヴを決めてしまった後、
ホテル近くの料理屋でその会場について
話し合いをしていた場面。

一年生組から、こんな発言が出るのです。
「このライヴをやる会場については、
 一年生に任せてほしい」と。

ルビィは、
「ルビィたちは、おねぇちゃん達や千歌ちゃんたちに頼ってばっかりだったから」
とハッキリ言うのです。

ここから、ルビィの急成長が始まります。

ホテルに戻った一行。
ルビィとダイヤは同部屋ですが、お風呂上がりの
ルビィの髪を拭こうとするダイヤを、
ルビィは拒否するのです。
「自分でやるよ」と言わんばかりに。

そして、イタリアからの帰還後。
理亞がAqoursに加入するという話が持ち上がった
ときも、反対という意思を断言したのちに、
以下のような内容を話すのです。

おねぇちゃんたちは
いなくなるわけじゃない。
理亞ちゃんは
その事に気づいてないだけなんだよ!

そして、
理亞の叶えたかった夢を叶えてあげよう、
と高らかに宣言し、AqoursとSaint Snowによる
ラブライブ延長戦へとこぎつけるのです。

千歌がこのことに完全に気づくのは、
『Brightest Melody』を歌い上げた後なので、
千歌よりも早くこのことに気づけている点に
注目したいところですね。

網タイツというアレな衣装でしたが、
『Believe again』を歌い上げたSaint Snow。

姉の聖良からも
「Saint Snowを追いかける必要なんてない」 と言葉を掛けられ、ホッと微笑む理亞。

そんな彼女たちのいる函館から、
Aqoursのいる沼津へと羽根が飛んでいく
という象徴的シーンがありますが、
酒井和男監督は以下のように述べます。

●(ライブシーン後)Saint Snowから飛んでいった羽根の色がピンク色だった理由は?

酒井監督:あの羽根は、理亞ちゃんの心を示した色なんです。TVアニメで彼女は自分の羽根の色を見ることができませんでした。でも劇場版のあそこで顔を上げた時、新しい自分の志を持つことで羽根が見えた。Aqoursが自分たち色の羽根を見つけたように、理亜ちゃんも彼女らしさを見つけた、というシーンにしたかったので、その想いを込めました。
http://gs.dengeki.com/news/126092/

この羽根が「ピンク」だったことが重要です。 

これは明らかにルビィの色だと考えられます。
ルビィの導きによって、理亞は彼女らしさを
見つけたと言えるでしょう。

それは、理亞の代名詞であるセリフ
「ラブライブは、遊びじゃない!」を、
理亞に逆に言い放ったルビィの姿、
そしてその言葉を受けてハッとした
理亞・聖良の表情を見れば、一目瞭然でしょう。

余談ですが、
『Believe again』を歌い終わった後に
理亞の頭からSaint Snowの帽子が落ちる描写は、
Saint Snowと同じものを作らなくてはならない
という呵責から理亞が解放されたことをも
意味するのでしょう。

ところで、
ルビィが導いたのは、同じ境遇に苦しんでいた
理亞だけではありません。

海岸ダッシュのシーンを覚えてますか?
まずは、Saint Snowが来る前に一回ありましたね。

あのとき、先頭を走っていたのは渡辺曜。
その後にちかりこ、一年生の順で走っていました。

しかし、イタリア帰還後に
沼津駅前でのライヴを控えて走っている場面で、
先頭を走っていたのは、

そう、ルビィだったのです。

そのあとをよしまる、二年生が続いていく
という構図でランニングしていたのでした。

もう、Aqoursというユニット自体が
黒澤ルビィに導かれている
といっても
決して過言でないでしょう。

他にも、部活動報告会のときは曜が言っていた
「できるよ!」というセリフを、いつの間にか
ルビィが言うようになっていたシーンも印象的。

さて、ここまで見てくると、
ルビィは成長したなぁ!なんて思うわけですが、
アイドルと「成長」という問題について、
太田省一さんは以下のように述べています。

未熟さを自覚し、そこから脱するために努力する姿は、アイドルならではの<過程>の魅力を示すことになるからである。そしてその努力は、無償のものであればあるほど、いっそう価値あるものになる。

太田省一『アイドル進化論』より

「成長」の過程をファンに見せること。
それこそが、アイドルがアイドルたるゆえん。
この意味で、まさにルビィはアイドルでした。

一方、一年生組はルビィとあともう二人います。
それが、津島善子国木田花丸です。
ルビィについては成長譚が語られますが、
二人はどうなのでしょうか?

まず、津島善子は、
中学時代の同級生との交流を通して
成長を果たすことになります。

静真高等学校の部活動報告会でのライヴ前、
校門で中学時代の同級生を見つけてしまった善子。

最初はAqoursや学校のことなどかなぐり捨てん
ばかりの勢いで、その場から去ろうとします。
桜内梨子に掴まれて阻止されますが。

しかし、イタリア帰還後、
同級生たちと(無理やりながらも)記念写真を
撮り、LINEとおぼしきアプリでIDを交換。
あれほど逃げようとした同級生たちと。

さて、国木田花丸はどうでしょう。
結論から述べると、
彼女だけは全く成長の機会を与えられていません

劇場版でやっていることといえば、
善子に苦いツッコミを入れるか、
何かを食べているだけ。

後者を好意的に解釈すれば、
オタクたちの聖地巡礼に向けて、
グルメ紹介をしているとも取れますが……。笑

確かに、花丸はずっと傍観者であるという
スタンスであったことが大きいでしょう。

アニメ二期の函館編においても、
ルビィと理亞の決意を見守り、視聴者と同じように
涙するポジションでした。
思えば、大食いキャラがついてきたのも
この辺の回からでしたよね。

とはいえ、
善子だって何らかの成長が見られている
というのに、花丸だけ明らかに不遇なのでは……?
とすら思えます。

ま、それだけ黒澤ルビィの成長がめざましい
劇場版なのは間違いないでしょう。

まだ観に行く予定がある方、
ぜひ一年生に注目して劇場版をご覧になってみては
いかがでしょうか。

そして、特典が黒澤ダイヤだったなら、
ぜひ私にください!笑

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