こんにちは。かみなりひめです。
まずはコチラをお聴きください。

耳コピした歌詞も載せておきます。

鏡に映る自分に問いかけてみたの
「今の私は魅力的に見えますか？」
まだ答えは返ってこないままで

誰よりもいっぱい
笑顔絶やさないように
今日も私はちゃんと可愛くいなきゃ

部屋で一人考えた
こんな素顔だけど
もっと好きになってくれるかな

聞いて
泣き顔も笑い顔も
全部見てほしい
たまに出る変な顔も
笑って許してね

いつも好きでいてくれる
君にとって 一番でいたい
思いのままを歌に乗せたよ
これからも頑張ろう
君のために

いやはや、ニジガクは本気だ。

正直、ニジガクの私の推しは常に
揺れていると言っても過言ではありません。
（前もnoteで推しの話をしましたが）

今日もこの『Margaret』を聴いた後で、
スクスタフェスのお知らせを目にしたわけです。

宮下……可愛くないですか？？？

第二次ニジガク推し大戦勃発です。

まぁ、それはさておき。

この『Margaret』ですが、今後実装される
かすみのキズナエピソードの挿入歌です。

このエモさについて述べていきます。

1．既存曲との落差

かすみんの曲と言えば、『ダイアモンド』。

そして『☆ワンダーランド☆』。

（ランダーダン島ではなく）

この二曲には、ある共通点がありました。

ああヒカリ瞬く笑顔にきゅんときたら
（特別な場所）連れてくからね
　　　　（中須かすみ『ダイアモンド』）

世界で一番！ワンダーランド！
君も一緒に連れていくよ
ハッピーとスマイルが止まらないでしょ？
　　　　（中須かすみ『☆ワンダーランド☆』）

私たちファンは、あくまでも
かすみによって導かれる存在でした。

かすみによって、「特別な場所」である
かすみん王国へと連れていってもらうのです。
王国の建国者たるかすみですね。

ところが、『Margaret』は違います。

部屋で一人考えた
こんな素顔だけど
もっと好きになってくれるかな
　　　　（中須かすみ『Margaret』）

不安を抱えたアイドルの一面が
垣間見えるのではないでしょうか。

力強くファンを引っ張っていく
国王・中須かすみの姿はありません。

どちらかと言えば、
大きな部屋の鏡台の前に淋しそうに佇む
王国のお姫様という感じです。
いけません！かすみお嬢様！

2．タイトル『Margaret』の妙

日本語で「マーガレット」と聞くと、
何を思い浮かべるでしょう？

やはり、植物のマーガレットが浮かぶでしょう。

ところが、植物のマーガレットは
基本的に "Marguerite" と綴ります。
曲名の『Margaret』とはスペルが違います。

では、"Margaret" の意味とは何でしょう？
この単語で調べると、例えばこんな記述が見えます。

名詞
マーガレット 《女性名; 愛称 Maggie，Meg，Peg，Peggy》.
【語源】
ギリシャ語「真珠」の意

Wikipediaレベルの情報だと、
英国王侯貴族にもこの「Margaret」の
名を持つ女性が沢山いるようです。
（無知ですみません……）

その意味で、
『ダイアモンド』や『☆ワンダーランド☆』で建てた
かすみん王国という設定は生きていると言えます。
かすみはやはり王侯貴族だったのです。お姫様。

一方で、『Margaret』の歌詞は
花の「マーガレット」を想起させるのです。

いつも好きでいてくれる
君にとって 一番でいたい
思いのままを歌に乗せたよ
これからも頑張ろう
君のために
　　　　（中須かすみ『Margaret』）

自分を一番に好いてくれるファン。
そんなファンのために歌を作るかすみ。

スクスタでも、こんな場面がありました。

ファンとかすみのキズナ・信頼がうかがえます。

そう、マーガレットの花言葉は
「信頼 (faith) 」なのです。

そして、マーガレットは恋占いに使用されます。
花びらを一枚一枚もぎ取りながら、
「好き」「嫌い」を交互に言っていき、
最後の花びらをもぎ取るときに出てきた言葉が
相手の心情であるとするものです。

鏡に映る自分に問いかけてみたの
「今の私は魅力的に見えますか？」
まだ答えは返ってこないままで
　　　　（中須かすみ『Margaret』）

恋に懊悩する乙女の姿、とも
言えなくはなさそうな場面ですよね。
もちろん、相手は「君」なわけですが。

つまり、この『Margaret』という曲名は、
・王侯貴族の女性の名前
・花のマーガレット
が同時に思い起こされるものであると言えます。

3．まとめ

この『Margaret』は以下のようにまとめられます。

かすみん王国の姫たる中須かすみが、
信頼する相手であるファンの「君」との
恋占いを繰り広げ、その真面目さゆえに
「もっと可愛くなりたい」
「もっと自分を見てもらいたい」と
願いを込めている歌。

まさに、この言葉通りなのです。

こんなにエモい曲を送り出すニジガク。
かすみ以降の8人の楽曲にも期待ですね……！

（聴いたよ！言葉にもしたよ！）