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2017年にネームを切ったバレンタイン漫画を5年越しに作画着手→半年かけて8pを仕上げた

……あほでは?

まぁアホなんですけど完成した漫画はこちら↓

ネームの1コマ目を見たら、しっかり2017と描かれていました。

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この漫画、前半部分だけ2017年にネームが出来ていたんですが、毎年バレンタイン合わせに描こうとしては他の優先事項やリアルの忙しさとかで描けずじまいで……気がつけば5年が経っていました。いいかげん、今年こそはとこのバレンタイン漫画のこと考えては諦めるのやめたい、バレンタイン過ぎてもいいから描き上げよう!と、ベレンス前編に区切りのついたところでネームを引っ張り出したわけです。

そこでまた多くの横道に逸れて執筆が滞り、たった8p描き上げるのになんと半年もかかってしまいました……本当にあほでしかないんですが、私としては、今大変スッキリした気持ちです。そりゃ5年もしまいこんでたもの片付いたからなぁ……やっと形にできたぁ……と もはや一つの呪いから解き放たれた気持ちです。まぁ、こういう呪いじみたしまい込みネームがまだまだいっぱいあるんですけどね(ほんとうにあった怖い話)

あとなかなか筆が進まなかった理由としては、寄り道もあるけど青龍組が出るからってのが大きかったですね。青龍組パートとなる後半の4pはなかなか頭の中でも固まらなかったし、ネーム入ったら入ったでセリフや作画に神経使いまくるし。ロン先生、本当に動かしにくさが 鬼 ONI
セリフ考えても何か違うんだよなぁ、ってなって何度も練り直し。他のキャラではこんなに練り直さないんですが、ロン先生だけは何でこんなにもセリフが決まらないのか……。

必要最小限の言葉量で重みや深みのある内容を話す、というのが私の中のロン先生像なんですが、これがすごく難しいんですよね。言葉選びが甘いと、読み手に彼の意図がうまく伝わらないし、逆に分かりやすさを重視してセリフ考えても説明臭くなっちゃって「ロン先生はそんな言い方しねぇよー!!」ってぶちギレちゃいます、自分に。あほぉ

でもこの漫画描きながら気づけたのは、多少分かりにくい言い方しても、それが一番ロン先生らしい言葉選びであればそれでいいやと。それに彼にはそばに月音がいるので、彼女の言葉なり態度なりの返しから彼の意図が伝われば、無理してセリフを分かりやすくしなくても良いんじゃないかな、ということです。ロン先生は表面に出る言葉や態度が非常に少なくて、理解するのが難しいキャラなんですけど、周りの表現豊かな連中に頑張ってもらって()特に月音がキーになって動かしていけたらいいのかな、と思いました。
そんな小さなことですが、今まで持てなかった考えを得られたことは私にとって一歩前進です。また青龍組や玄武組、月齢の皆を描くのが楽しみになりました。

これはおまけですが、2016年に描いたバレンタイン4コマです。月齢ダブルヒロイン二人揃ってメシマズなの本当に強烈ですね。こんな焦ってるロン先生珍しい。
今回のバレンタイン漫画でも月音の手作りと知って血の気が引いてましたね。彼にとって唯一恐怖を感じる物質かもしれません、月音の手料理(かつて食べ物だった何か)……

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