■10/05　Berlens後編のネームが完成しました

７月上旬頃から取り掛かった後編ネーム作業……途中イラストに逸れつつのろのろ、じわじわ、しかし着実に水面下で進めていました。総量、ぴったり60ページ。当初は前編と同じ50ページを予定して描いていましたが、エピソードを詳しく描いていくに従ってやはり増えてしまいましたね。
だけど、これは間延びしたということでは決してありません。前編配信の際に頂いた感想フォームのご回答やTwitterでのコメント、また作業通話でお聞きした感想などを受けて、B組だけでなく脇役の人たちについても深く考える機会を頂き、自分の構想していたプロットよりずっと解像度の高いエピソードを追加できた、それゆえのページ数増加です。とっても嬉しいことです。私が目を向けられなかったところまで目を行き届かせて下さったフォロワーや読者の皆さんに大変感謝しております。前編で続きを読みたいな、と思って下さった方、もしご面倒でなければどうぞ後編もよろしくお願いします。

■今後の執筆スケジュール

ひとまず、ネームが終わったということで、私の気持ちの中では、初期から構想していたベレンスのお話が、「第一部」として完結しました。
ネームが終わらないという焦りやもどかしさから解放されて、少し気が抜けてしまったので、今月はイラストなど描きつつゆっくり過ごし、原稿の執筆は来月以降からスタートしたいと思っています。

公開スタイルは、前編の時と同様に「こみくく」で最新ページを更新、その後Kindleでの配信に移行します。
ただ、今回ネームが60ページという前編を上回るボリュームとなったため、このネームを「中編」「後編」という形で30ページずつで２分割し、Kindle配信を目指していきます。Kindle自体のページ数上限に引っかかるわけではないのですが、私が……たぶん途中で一回小ゴールしておかないと気持ちが持たないと思うので、このような形にした次第です。前編50ページ作るのにも２年近くかかっているので、60ページをノンストップで駆け抜ける自信がないですし、ちょうど30ページ目がエピソード的にも区切りがよいので……。
うん、ということで、まずは来月から中編の執筆がスタートします。また３～４ページずつ描いては上げていく、ちまちまとした更新となります。そんな執筆ペースでありながら「読んで下さい」と言ってしまうと図々しいような気がして、言えないのですが、「見守って下さい」なら言えるかなぁ……？
どうぞ見守って下さい。

■余談ですが……

この記事のヘッダー画像は今話題のお絵描きAI、Midjourneyにて生成した「ベレンスっぽい何か」です……普通にスタイリッシュ赤ずきんになってエモかったです。