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雨海 武・雨海純子 作品展

 8月30日(金)〜9月8日(日)の金土日のみの開催で、『旅、子ども、遊び』こんなテーマで、上田市下武石700にあるギャラリークラノマで展覧会を開催する。しかも妻との2人展だ。展示用に文章を書いたのだが、なんか大げさすぎていけない。

 その文章がこちら。↓

時代は信じられないスピードで進化している。 インターネットが連絡系統や情報収集など生活の基本となってきており、それによってソーシャルメディアの隆盛、買い物はネットショッピング、仮想通貨、人口知能...。誰もが持つようになってきた、スマートフォン1台で出来ること を考えてみよう。以前は考えられなかったことが当たり前のように出来るよう になってしまった。ちょっと前まではもっと電話電話していたのに(笑)

進化は、テクノロジーだけでなく、個人の考え方は勿論、コミュニケーショ ンの取り方、そのスピード、集団や組織の形態までにも変化をおよぼしているように感じる。

だがそれは、必ずしも良い方向に向かっている、とは言えない気がする。

せめて、旅と子どもと遊びにまつわることだけは、リアルな体験を基本にし ないか?と強く思うのだ。

子どもの純粋な目、敏感な感受性、思い描いた夢、思いもよらぬ行動と言動。 遊びから得ることが出来る、工夫、想像、発見、楽しさ。旅に関しては、実際に行った当事者にしかわからない、実体験、記憶、記録が残っているはずだ。

私たち夫婦は、育って来た環境や年代も違うので、性格は勿論、作風も価値 観も違う。だが、アートをコミュニケーションツールとして、子ども達に関わってきた経験、旅や遊びに対する認識に関しては、大きな差異を感じない。ましてや、私たち夫婦の愛おしい小さな2人の娘を一緒に育てている今、「旅、子ども、遊び」はとても大切なキーワードだと感じている。

今回の展示は、私たちが子ども達と関わって生まれた作品、旅の記憶、記録の ような作品、遊び感覚で出来上がった作品などを展示しております。ご来場い ただいた皆様に、アートの楽しさ、可能性、必要性を感じていただけたらと思います。

 以上。妻との2人展だ。もう少し考えよう。


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