07雑談 オタクは隠すべき?
はじめに
あけましておめでとうございます
今年もアニメ関係の記事や雑談等を挙げていきたいと思っているのでよろしくお願いします
アニソンベスト100もなるべく早めに出すつもりなのでお楽しみいただけたらと思います
今回は雑談回の7回目でテーマは「オタク趣味は隠すべき?」ということでやっていきます
最近ではオタク、特にアニメオタクに関しては割と認められているように感じますが実際どうしたらいいかを考えていきたいと思います
オタクの認識
最初にそもそも最近のオタクというものについて話していきたいと思います
私がアニメオタクなので基本的にアニメオタクを基準に話を進めてしまうのですが、近年ではオタクという言葉がかなり普通に使われるようになっているように感じます、感覚としては「○○好き」「○○推し」くらいのニュアンスで使われているように思います
私自身は年齢の割にオタク歴が長いので個人的な感覚としては「オタク」という言葉は今ほど気軽に使う言葉ではないと思っていました
それは昔の「オタク」の認識は、意味合い的には博士や特にその分野に精通している人に使われる言葉だったからです
アニメオタクでいうならば、今の「オタク」が流行りアニメ数作を見ていればアニメオタクと呼ばれるのに対して、昔の「オタク」は毎クール10作以上見ているのは当たり前でグッズなどもたくさん持っていて初めてアニメオタクくらい今の感覚でいうと極端なもので、嫌われている存在だったと思います
正直今のアニメオタクと呼ばれる殆どは昔の「オタク」の定義なら「にわか」と言われる存在になります
別にたくさん見ることが偉いとは言わないし、個人的に今の軽く使えるようになった「オタク」も嫌いではないです
言いたいのは今に比べて「オタク」は極端なものであったし、少し前までは「オタク」は嫌われていたということです
アニメ好きといえば嫌われ無視される、いじめの標的になりやすい時代がありました
今もある程度嫌悪を持つ人間はいましたが、昔は今の比ではないくらい世間的に「オタク」は嫌われているもので、その時は間違いなく「オタク」は隠すべきものでした
今のオタク趣味
今の「オタク」は、少なくともアニメオタクやアイドルオタクは割と市民権を得ています
ジャニーズや48グループは勿論、地下アイドルやyoutuberなどのオタクを名乗る人も多く、アニメに関しても「君の名は」の大ヒットを皮切りに「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「SPY FAMILY」など世間的に認められた作品も出てきています
アニメオタクを名乗ったとしても即いじめなんてことはかなり少ないと思います
正直今アニメオタクだからと言って隠す必要性はあまりないというのが私の意見ではあります
ただ、これはあくまで時と場合を考えての話です
オタクとTPO
例えばアニメと言っても有名作~マイナー作品、少年漫画・少女漫画、バトル・ラブコメ・ギャグ・ホラーなど多くのジャンル、多くの作品が存在します
その中にはエロ・グロ・鬱、女児アニメ、エロゲ原作、百合・BLなどハッキリ言えば一般的に認められづらい作品もあります
私は女児アニメが好きです、「プリキュアシリーズ」は全作見ましたし、「アイカツ!」の霧矢あおい姐さんは自分の最初の推しです
エログロ鬱作品は苦手ではありますが、その要素のあってエロゲ原作である「グリザイアシリーズ」も何回も見直すくらい好きです
百合作品も普通に見ますし、BL作品も自分から見ることは少ないですが特別偏見はないと思っています
好きなものは好きでいいし、それを恥じることはありません
仮に馬鹿にする人がいるならそれは相手が悪いと思います
ただそれはあくまで私の感覚で感想であることも理解しています
一般的に大人になっても「プリキュア」を見てると言えば馬鹿にされるし、「ロウきゅーぶ」を見てたらロリコン扱いをされるのが悲しいけれど現実です
そんな世の中で「プリキュアが好きだ」「BLが好きだ」なんて声を大にしていうのは難しいことですし、隠していたほうがいいのは仕方ないことだと思っています
自分の好きなことを隠す必要はない、好きなら隠さなくてもいいというのは幻想です
人間関係を円滑に進めるためには隠したほうがいいことはあるし、言わないからその作品を好きではないということにはなりません
あくまで時と場合を考えたほうがいいというだけです
例えば自己紹介の時に「アニメが好きです」というのと「女児アニメが好きです」というのとでは第一印象がかなり違います
別に言ってもいいですが今後長く関わっていく人たちならばいい印象を持ってもらったほうがいいというのは当たり前です、最初に女児アニメが好きな人というイメージを付けた状態でいい関係性を構築するのは正直難易度は高いと思います
ほかにも小学校教員が「ロリアニメ好き」なんて言ってたら即逮捕案件ですし、男子校教員が「BL好き」を公言してたら生徒はいい気分ではないでしょう
好きなものを隠すことに躊躇いがあるのは理解できますし、隠さなくていいなら隠したくないと思うのは当然です
ただTPOを守るのはアニメオタクじゃなくてもしていることです、極端な話なら「私の性癖はリョナです」と公言している人と関わるのは怖いし、遠慮したいです
「痴漢モノのAVが好き」と言っている人が電車に乗ってきたら疑いの目が向けられます
印象というのはそういうものだし、一度ついてしまったら中々消えません
好きなものでも隠さなきゃいけないのはこういうことです
TPOを守るという当然のことをしているですし、一種の処世術だと言えます
オタク趣味は隠すべき?
個人的な感覚でいうならば罪を犯さず、自分の内に秘めてる分にはどんなに一般的じゃなくても過激なものでも性癖や好みは否定されるべきではないです
好きなものは好きでいいというのは真理ですし、理想だからこそ正しいと思っています
ただ何度も言うようにTPOは大切です、言う場所、言う時間、言う人を選ばなきゃ自分が苦労することになります
何も隠さずに接することが出来る人だけと関わるつもりならそれでもいいでしょう、それでも関わってくれる人はきっと特別な存在になってくれます
しかし世間はその人だけではどうにもならないというのが現実です
結論を言います
アニメを好きなこと自体を隠す必要はないです、今はアニメに対しての偏見も嫌悪もかなり減って今後ドンドン一般的な趣味になっていくと思います
昔に比べて好きなものを好きと言える環境が出来ているので変に隠さなくてもいい時代になったことは素直にうれしいことだと思います
同時にすべてのことを隠さず赤裸々に話すことはやめたほうがいいでしょう
趣味が受け入れられやすい世間になったとはいえ少数派はまだ迫害されることがある世間でもあります
処世術として隠したほうがいいことはどうしてもあるのは否めません
ただそれを好きなものへの冒涜だとか、裏切りなんて重く捉えず好きだと言える時に好きと言ってあげてほしいです
おわりに
今回は「オタク趣味は隠すべき?」というテーマで話していきました
途中からアニメ好きの話に偏ってしまいましたが言いたいことは変わらないので申し訳ないのですが察していただけると幸いです
一応誤解されないように言っておきたいのですが、今回女児アニメやロリアニメ、BLを隠すべき趣味として挙げてしまいましたが私個人として嫌悪の感情はありません
なんなら女児アニメはかなり好きです
好きではないアニメや苦手な性癖などがあることは認めますが、だからといってわざわざその趣味の人を見つけてきて吊るし上げてやろうなんて気持ちもありませんし、趣味が合う人同士ならば勝手にやってろというのが正直な気持ちです
願わくばもっとアニメが多くの人に見てもらえる世界になってほしいと思っています
それでは今回はここまで、ご拝読ありがとうございました
次回もよろしくお願いします
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