TVerで配信されていたので視聴。あらすじが面白そう！
2021年の2時間ドラマ。HuluだとNG集とか色々観られるっぽいので、あとで契約します。
いつものように間宮さん中心の感想です↓

■猿渡佐助

病気の妹の治療費ために怪しい高額バイトで1000万円を前借し、その代償として銀行強盗をすることになった男。
間宮さんの演技だとトップレベルに好きな作品かも！

一般人が銀行強盗することになるので、百面相でパニクってる演技が多め。
くるくる変わる表情と流れるようなツッコミが観てて楽しいです。
間宮さんのちょっと情けないコメディちっくな演技大好きなので、いっぱい観られて最高だった…。

職業はなんと手拭い屋さんです。しかも一応社長。
強盗用の黒ずくめの服、私服、スーツ、仕事着と、2時間ドラマながら色々な衣装が楽しめるのも嬉しいポイント。
ナンバの剛もそうだったけど、猿渡もなぜか人に顔を覚えられてない。印象に残るお顔だと思うんだけどなあ！笑

ポテトを食べたがる妹の彼氏に言った「あ、いいよ、俺の食べる？」っていうセリフが好き。
カラオケで田尻さんが歌ってるのを聞いてるときの、遠くを見ているようななんとも言えない表情、好きすぎてずっと見てられる。
前編後半、猿渡の怒涛のツッコミでしか得られない栄養がある（前編32分57秒～）

まさかのSMもあり。
推しが鞭で打たれた時の声を聞くことになるとは、夢にも思わなかった…。

■ストーリーなど

銀行強盗に入ったら、そこにはすでに銀行強盗がいた。
全力でコメディだぞ！っていう勢いがあって、気軽に観られて面白かった！
焦る銀行強盗（素人）たち、クセの強い人質たち…特に支店長がいい味出してます。

それぞれの登場人物の話が、実は裏ですべて繋がっているのが面白い。脚本考えるの大変そう。
さながらアンジャッシュのすれ違いコントのような、視聴者にはわかる事情でくすっと笑えるところも楽しかった。

後編で伏線がどんどん回収されていくのは気持ちよかった。
豚の仮面とかお誕生日会グッズとかマッサージ器とか、わけわからなかった謎の小道具もちゃんと使われててこだわりを感じました。
たださすがに無理がある設定もあったから、もっと自然に警察をごまかすパターンも見たかったなあと思ったり。

「砂糖（サトウ）のごはん」みたいな、独特な言い回しやテンポが地味に笑えた。
あと単純な疑問だけど、白い粉ってあんなに食べて大丈夫なんだろうか。。

大団円な終わり方なのもよかった！
さっぱりした爽やかな後味で、最後はちょっと感動できるドラマでした。