Rain=bow

初めまして、Rain=bowです!本とゲームと筋トレを愛する自由人です。 ちなみに思…

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初めまして、Rain=bowです!本とゲームと筋トレを愛する自由人です。 ちなみに思想はリベラル。宜しくお願いします。

マガジン

  • Liberal Net Strategy Magazine

    個人主義を軸とする価値観が広まりつつある21世紀の時代に相応しいリベラル思想の在り方を提唱していきたいと思います。 また、理想を掲げるだけでなくリベラル陣営が自民党政権を打倒しリベラル政権を作る為に何が必要なのか、について私自身の意見を表明していきます。

  • National Defense Magazine

    リベラルの視点で国防について考え、『過去の侵略戦争に対する反省』と『侵略戦争の永久放棄』を前提とした国防の在り方について提唱していきます。

最近の記事

世界の軍の在り方に関する提案

2022年2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が『ウクライナの非軍事化・非ナチ化』を名目とした『特別軍事作戦』という名の侵略戦争を開始しました。 そして、その侵略戦争は一ヶ月を経てなお続いています。国連はこの戦争を前もって防ぐ事が出来ず今も戦争を終結させる事が出来ていません。 国際連盟が第2次世界大戦を防げなかった反省から生まれた筈の国連が、かつての連盟と同じように戦争に対して有効なアクションを取れていない。 これは大きな問題であり、同じような問題が将来起こ

    • 5分で分かる!宇崎ちゃんコラボの改善点

      2月に入って行われた、『宇崎ちゃんは遊びたい』と赤十字社のコラボ第2弾のクリアファイルが賞賛を浴びていますね。 ご存知の方もいらっしゃるように、昨年10月のコラボ第1弾の際はポスターの表現が『公共の場に掲示し献血の啓発を行う』という目的にそぐわず不適切である事から物議を醸しました。 その時のポスターとは打って変わって表現が『献血の啓発』という目的に沿ったものになったので好印象を抱いた方もおられると思います。 では、クリアファイルの表現がポスターからどのように変わったのか

      • 5分で分かる性的なコンテンツのマナー

        例の献血ポスターの件以来、ネット上では様々な声が寄せられています。 そこで改めて性的なコンテンツに関するマナーについて考えたいと思います。 【性的なコンテンツを楽しむ自由には責任が伴う】先ずハッキリさせておきたいのは、私は『性的なコンテンツを楽しむ自由を否定しない』という事です。 しかしながら性的なコンテンツはその特性上、ネガティブな面を持つことを避けられません。 こうしたコンテンツを取り扱い、楽しむのであれば責任を持つ事が重要です。 【性的なコンテンツは何故ネガテ

        • 10分で分かる献血ポスター問題

          献血ポスターに、乳房の大きな女性キャラクターのイラストを使用した事が問題視され物議を醸しています。 この問題について私なりに考えた事をお話しします。 【現実の女性と二次元の女性の違い】先ず、現実の女性と二次元の女性の違いについて。 現実世界の女性の乳房が大きかったとしてもそれは生まれ持った身体的な特徴であり、産む側にも産まれてくる側にも乳房の大きさをコントロールする事など出来ません。 よって、『性的な目で見られるという目的の為にその女性が存在している』という論理は成り

        世界の軍の在り方に関する提案

        マガジン

        • Liberal Net Strategy Magazine
          16本
        • National Defense Magazine
          1本

        記事

          5分で分かる!税金とデモ

          ニュースやインターネットで政府の税金の使い方について不満を表明するデモや運動の話を聞いた方は多いと思います。 そんな彼らを『何もせず文句ばかり言う身勝手な人達』と非難する声もあります。 しかし、彼らは本当に『身勝手な人達』なのでしょうか。 【税金=政府のお金ではない】 そもそも税金とは、市民達が共同体の暮らしを良くする事を目的とした事業を行うにあたって必要な資金を調達する為の制度です。 つまり、市民ひとりひとりが少しずつお金を出し合って何万もの市民達がシェアする共有財

          5分で分かる!税金とデモ

          5分で分かる!市民の生活と国防の関係

          先ず、私の国防に対するスタンスをハッキリさせます。 私は、『国防の為には軍備は必要』と考えています。但し、軍隊の保有は以下の制約とセットであるべきとも考えます。 制約① 『国境ラインの外ならびに領土紛争エリアに軍を派遣しない、相手国の領土や領海に攻撃しない』 制約② 『他国が自国の領土(市民が暮らす場所)や領海に直接、弾を撃ち込むような事をしない限り、防衛の為の武力行使は行わない』 制約③ 『防衛の為に武力を行使するとしても、その範囲は領土紛争エリアを除く国境ライン

          5分で分かる!市民の生活と国防の関係

          5分で分かる!憲法の基本

          【無茶苦茶な法律を無効化する武器がある!】 もしも、ある日突然あなたを含む全ての市民の財産を国が全部没収できる法律ができたとしたら? 『無茶苦茶な法律でも、国が決めた法律だから仕方無い』と諦めて従う必要はありません。 こうした法律を無効化する為に憲法があるからです。 【憲法は権力者を独裁者にしない為の安全装置でもある】 前の記事( https://note.mu/rainbow2018/n/n2da6aa947764 )でも書いたように、権力者(政治家)はあくまでも私

          5分で分かる!憲法の基本

          中高生も(たぶん)速攻で理解できる市民と税金のお話

          皆さんはいつも税金を納めていますよね。 消費税や住民税、車がある人は自動車税、家がある人は固定資産税など。 【税金は市民達がお金を出し合って集める共有財産】 市民達の暮らす町の電気やガスに水道、道路や信号機といったインフラの工事や維持、母子生活支援や保育所の運営などの福祉事業に使われるお金はひとりでは捻出できません。 けれども、市民達の暮らす社会に無いと困るので市民達が少しずつお金を出し合って必要な資金を調達しています。 【公務員の雇用主は私達】 集めた税金で市民の為

          中高生も(たぶん)速攻で理解できる市民と税金のお話

          市民による市民の為の市民の水道(後編)

          前回は岩手県雫石町のペンション村における事例、イギリス・フランスにおける事例をお話ししました。フランスに至っては再公営化に伴い、市民が水道事業の運営に参加する仕組みが設けられましたが、こういった事例はブラジルでも行われています。 【公共事業に参加する市民】 ブラジルのポルトアレグレ市(地名の意味は“陽気な港”)では市民達が公共事業の優先順位をどうするかを、地域ごとで話し合って決めているのです。 こうした取り組みは、スペインやインドの一部のエリアでも行われています。

          市民による市民の為の市民の水道(後編)

          市民による市民の為の市民の水道(前編)

          前回の記事では海外の水道民営化の失敗例を中心に紹介してまいりました。そこで今回は日本の改正水道法について見てみたいと思います。 【改正水道法が成立した背景】 市町村など各自治体の水道事業者は人口減による収入減からくる赤字体質のところが多く、老朽化した水道管の更新が遅れています。 そんな水道の運営権と料金の徴収権を民間業者に委ねる事で民間業者が自らの資本を使って水道管の更新等を迅速に進める………………というのが狙いのようです。 【水道民営化のキーワード】 そんな水道民

          市民による市民の為の市民の水道(前編)

          日常からお風呂が消える日(後編)

          ボリビアのコチャバンバにおける水道事業の経営権が、SEMAPA(コチャバンバ市営水道局)からアメリカの大手建設会社・ベクテル社の子会社であるトゥナリ社に託されますが、同社は法外な水道料金を徴収。 これに不満を覚えた市民達は1999年10月12日にSEMAPA民営化反対集会を開き、この集会に市民委員会、労働組合、学生団体が参加。 この集会で「水と生命を守る連合(CDAV)」を結成します。 当時靴工場の労働者であり、且つコチャバンバ県工場労働者組合の代表でもあったオスカル・

          日常からお風呂が消える日(後編)

          日常からお風呂が消える日(前編)

          お風呂に熱いお湯をためて浸かれるのは1ヶ月に1回。 シャワーを浴びる事が出来るのは3日に1回。 トイレを使えるのは1日に4回まで。 これはあくまでも、水道料金が高騰した未来の日本における生活を予想したものです。 しかし、その内容は“絶対に有り得ない”ものではありません。 今回は水道民営化の問題についてお話ししたいと思います。 2018年7月5日に衆議院で水道民営化を含む水道法改正案が可決されましたが、これにより水道料金が値上がりし、生活に影響が及ぶ恐れがあります。

          日常からお風呂が消える日(前編)

          幸福追求権が実質的に消滅する!?

          今回は憲法13条の部分が現行憲法と自民党改憲案とでどう違うかを見ていきたいと思います。 (憲法の条文をそのまま載せていますので、一部日本語がおかしいと感じる部分があると思いますがご容赦下さい) 【現行憲法】 第十三条… ・すべて国民は、『個人』として尊重される。 ・生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、『公共の福祉』に反しない限り、立法その他の国政の上で、『最大』の尊重を必要とする。 現行憲法13条が言いたいのはこういう事です。 『全ての国民は国家

          幸福追求権が実質的に消滅する!?

          緊急事態条項が独裁国家・日本を誕生させる

          先日のnoteで話したボン基本法の防衛事態における合同委員会には基本法を改正したり無効化したりする権限はありません。 しかし、日本の自民党改憲案にある緊急事態条項では、その辺りはハッキリと明記されていません。(つまり駄目とは書いていない、という事です) その代わり、こう書かれています。 『内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる』、と。 つまり、事実上『議会で議論することなく、また議会の承認を得ずに内閣だけで法律を制定出来る』というわけです。 また、

          緊急事態条項が独裁国家・日本を誕生させる

          ドイツ版緊急事態条項に学ぶ

          今晩は! 今回は緊急事態条項についてお話しします。 何らかの理由(国内で大規模な混乱が発生、または外国軍が自国を攻撃するなど)で政府がより強い権限を手にして迅速に対処する事が必要だという考え方があります。 こうした『国家緊急権』ですが、これは一定の歯止めがなければなりません。 そこで、ドイツのボン基本法を見てみたいと思います。 この法律において“緊急事態”は『国内の反乱や災害等の内部的緊急事態』と『外国からの侵略等の外部的緊急事態』に分類されます。 『外部的緊急事

          ドイツ版緊急事態条項に学ぶ

          自民党改憲案の見えない問題点

          おそらく臨時国会で現政権は改憲の議論を発議するでしょう。 しかし、自民党改憲案は『国家権力といえど侵せぬ市民の権利と自由』を『国家権力のコントロール下に置かれるモノ』に書き換えてしまう危険な代物です。 先ずは私達の生活に深く関わる現行憲法29条の財産権について、自民党改憲案と比較してみたいと思います。 現行憲法 【財産権は、これを侵してはならない。】 自民党改憲案 【財産権は、保障する。】 これ、『国家権力といえど財産権は侵してはならない』というルールを『財産権は国

          自民党改憲案の見えない問題点