「ギフテッド」と「ディベート」
熊です。
今日は他の動物系ギフテッドと話す機会がありました。
優しい絹のようなオーラに包まれるようで癒される。
🐺チワワ「きもっ・・・」
ん？動物系ギフテッドって何？
熊にも分からん🐻
ってそこでディベートが嫌いという話が出てきた。
ディベート
熊はディベートが嫌いな理由は、
他人を負けさせるようなスキルが気に食わないからだ。
お互いの信念をぶつけ合うならまだ分かるが、
「他人に渡された立場」で戦うことに意味を感じられない。
ただ、この「渡された立場」はいわゆる他人の視点であり、
とても重要な世渡りのコツでもある。
お互いに様々な視点からの分析をシェアすれば十分では？
と思うが。
そういえば、
小熊の頃に初めてオリンピックを聞いたときは違和感しかなかった。
オリンピック
この人類を団結すると言われているイベントは、
どう見てもただのアドレナリン射出会場になっているだけ。
開幕式に剣闘士たちが登場し、
その後は殺しあい、
三位以下は自国の表の歴史から消える。
メダル数が多い国はホイホイ。
たまに国際紛争が起きたら、
参加禁止された国や自ら参加拒否する国も。
団結とは？平和とは？
やがて数学オリンピック、物理オリンピックなども出てきた。
数学オリンピックの「オリンピック」は何？
数学をすれば人類は悟って競争をやめるのか？
いやいや、その会場が現に競技場になっているが。
その場に居る人々は国の名誉のためとかで言ってるが、
名誉は他人を圧倒することで得られるものなのか？
やはり熊は動物系ギフテッドとして、
人間を観察するほうが落ち着く。
ってね、ディベートの他人の立場という視点を、
ギフテッドが使ったらどうなるかをお見せしたい。
🐺チワワ「熊ちゃんにそんなことができるのか！？」
🐻熊「何をびっくりしてる・・・
熊は宇宙人の視点まで持っているぞ」
では、熊・オリンピック・ワールド展開。
テーマ：ギフテッドは全て高知能という前提で発信活動を行う
設定：ギフテッドは高知能
はい。これでやってみよう。
だって、あっちこっち高知能高知能うせえわ。
だったら、
ギフテッドは100％純粋高知能優秀高等人種という前提で話す。
結論、ギフテッドは高知能なんて言わない。
🐺チワワ「やはり熊ちゃんは馬鹿か・・・」
🐻熊「説明させてくださいよ」
ギフテッド専門家や当事者がインタービューを受ける際に、
必ず「ギフテッドは何？」と聞かれるよね。
彼らは単一の視点から話す場合もあれば、
複数の視点から話す場合もある。
しかし、ギフテッド専門家や当事者はいつもこう答える
「ギフテッドとはIQの高い人々で％＃＆％＊％＆＃＆＃」
そう、最初のワードはいつも「高知能」だ。
人間の記憶は時間と共に薄れていく。
特に興味のないことに対してね。
だから世の中の人々にとって、
最終的に残っているギフテッド定義は「高知能」だ。
少し厳しい言葉ですが、
あなたたちが社会に躓くのは無理もないな、
というのが正直の気持ちです。
これはかつての熊にも言えること。
最初から最後まで、
自分の視点でしか世の中の流れを観察できないからだ。
ギフテッドが100％高知能だとしても、
世の中の人々にそう見せられる確率は100％じゃない。
また、高知能と認めたくない人も居るのだ。
あっちこっちの自称ギフテッドの話を聞いたら、
下記のような心理が見える。
大人になって、どうせ子供には戻らないから、
子供の頃の優れたエピソードをアピールすることで、
かつて神童だった自分をうまく扱えないこの社会を馬鹿にする。
そして、
現在進行子供形のギフテッド子供、
実績を出していないギフテッド大人は殺されていく。
一層、
「小学生エピソードオリンピック」でも開催してやろうか。
でもこの問題は実はすごく簡単に解決できる。
嘘を付かずに悪影響を減らすことができる。
ただし、復讐や競争本能に囚われている人間には思いつかない。
ギフテッド定義の
冒頭に「ギフテッドは高知能」を外し、
最後に「ギフテッドには高知能も居る」を足せば良い。
文法的には違うが、より良い結果にはつながる。
理由は二つ。
①ギフテッドの高知能はどうせ一般人には分からないので、
記憶と共に高知能の言葉が薄れて忘れられても構わない。
②実績が出せない、理解してもらえないギフテッドは、
知能差別を受けなくて済む。
では、実績のある、誰かが見ても天才のような人は？
定義の冒頭に「ギフテッドは高知能」を入れる場合、
一般人からすると、
「あなたはギフテッド（＝高知能）」である。
定義の最後に「ギフテッドには高知能も居る」を入れる場合、
一般人からすると、
「あなたは高知能のギフテッド」である。
じゃ、高知能と認めたくない一部のナルシストは？
あれは定義はどうであれ、
認めてもらうことはできないのだ。
結局、一緒。
お分かり頂けますでしょうか。
この方法にすれば、
・高知能という定義によって恩恵を受ける人々には、
何の損失もない。
・高知能として理解してもらえない人々には、
ダメージを軽減される。
上記の記事には下記の記載がありました。
この思考法を本熊は「ビジョン」と呼ぶ。
ビジョンというのは、
思考と行動の取捨選択によって世界はどう変わるか
という「世界規模の状態変化指向」の考え方であり、
ギフテッドの思考特徴の一つである。
たとえ研究結果が正しくても、世界に悪い影響を与えうる場合、
ギフテッドは合理性を捨てて、その「正しい研究結果」を否定する。
常識に囚われず、
一見矛盾しているように見える発想でも、
より良い結果を作り出せる。
これが人々が望んでいるギフテッドの能力である。
ギフテッドは100％高知能であっても、
それを言った場合の影響を先読みして、
より良いバランスの取れた世界を実現する方法を、
見つけ出すのがギフテッドだ。
🐺チワワ「パチパチパチパチ」
🐻熊「顔を叩くな」
🐶「そっち！？」
お気持ちだけで十分です。 お金は自分より立場の弱い人に使ってくださいね🐻