結婚について考えたときに、男性と結婚するのはきっと無理だなと思って。
男性とは、恋はできても家庭は築けない。

じゃあ女性はどうだろう。って考えたときに、無理だとは思わない。
参考例がないから可も不可も出せないというのが正確なところだけど、少なくとも脳が拒絶はしない。

アリかもしれない。でも、難しいような気がする。

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もし。仮に。女性と結婚するとしよう。
憲法法律云々は置いておいたとしても問題は山積みだろうな。

見かけの問題。
相手が完全ボイな人だったら平気かもしれないけど、そうでなかったらきっと。ハタからは夫婦と見られない。
カップルだったら、「周りにどう見られようとこっちの自由！」って言えるかもしれない。

でも、夫婦生活を営むとしたらそうは言えない場面がきっと出てくる。
そのためにどちらかがボイになるなんてできないだろうし。

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子どもの問題。
今の科学技術では両者の血を引いた子どもを持つことはできない。
でも別に、本当に子どもが欲しいのであれば血のつながりに拘らずに養子をもらって育てればいいと思う。

問題はそこではない。

実際に子育てをするとなったら、ダブルマザーに対して周囲はどう接するだろうか。
自分たちの子どもには何とでも説明できるだろう。他人の子はどう説明する？
まだ物心ついて間もないような子にまでセクマイを説明できる？

理解してくれ、こういう形もある。と言うのは簡単だけど
それを我が子に説明する周りの親たちにはとてつもない負担になるだろう。

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そして、私の中では一番大きな問題だと思う。
お金と仕事の問題。

相手が男性と対等にバリバリ稼いでいたり、高収入な職に就いていたりして、
なお且つ結婚しても働き続ける気満々であれば問題ないだろう。

でももし、相手がそんなに収入の良くない職だったら？　結婚したら専業主婦になりたいと言ったら？
私には相手を養えるほどの収入はない。

というのも、私は事務職だ。
事務職の多くは、そのうち結婚して誰かに養われるか一人で生きていくか、という人生しか考慮されていない。
人を養う可能性を考えた給料設定になっていないのだ。

事務職に限ったことではない。
女性らしさを求められる、女性がメインで活躍する仕事にはそういう職が幾つもある。

家庭を持つために、女性同士で家庭を作るために、どちらかが職を変えるしかないのか。

女性と結婚する女性は、女性と結婚する男性と同じだけ稼げる職を探さなくてはいけない。
当たり前なのかもしれないし、同性婚に限ったことじゃないようにも感じられる。

同性婚をするために女性ならではの職を諦める。
それは、その人の女性として望んだ道を曲げることになる。

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と。
ここまで考えたところで。
もう私は結婚しないほうがいいんだろうな。と思った。

本気で結婚したいと思っている人は、ここで挙げたような障壁なんて愛の力で越えるんだよきっと。
無理だな。同性婚も。

*最後まで読んでくれてありがとね、おしまい*