見出し画像

【初めてのカメラ】Nikon Fシステム、1番コスパいい説。

カメラメーカーと言えば、Nikon、Canon、SONY、OLYMPUS(OM)、Panasonic、FUJIFILM、PENTAXと(高くて買えない)Leica、Hasselblad等があると思う。後半の2社は高すぎるので、もちろん初心者向けではない。

そうなると前半の7社になるのだが、これでも数が多い。そこでオススメしたいのが、NikonのFマウント。ミラーレスのZマウントではなく、一眼レフのFマウント。なぜFマウントがいいのか結論から申し上げると使えるレンズの数が物凄く多いこと!

私のD780。レンズはAF-S ZoomNikkor 28-70 f2.8D。古いレンズなので大三元にも関わらず5万円で買えた。

Fマウントは1959年に初代一眼レフのNikon Fから変わっておらず、長い歴史がある。そのためレンズ資産は膨大で、Ai化(レンズの設定をカメラに知らせる爪が搭載されたもの。)されたレンズであればほとんどのレンズをデジタル一眼レフでも使える。古いレンズでもかなり画質が良く、そこそこの画質を安価に購入できるのもオールドニッコールの良いところ。カメラも中古を買えばかなり出費を抑えられる。

フィルム時代のレンズで撮影。Ai Nikkor 50mm f/1.4S

さらに、どんなレンズを付けているのか設定してやれば、オールドレンズでも撮影時の設定を記録できる。(ミラーレスでオールドレンズを使うと絞りの設定が記録されない。)あとで設定を振り返りたいときに便利だし、1番写真に影響を与える絞りの情報を得られるのは大きい。

AF-S ZoomNikkor 28-70mm f/2.8
5万円のレンズでもここまで写る。

以上のようにFマウントは使えるレンズが非常に多く、古いレンズであれば安価に購入できる。ある程度してまたお金が貯まってから現行レンズを購入するのも良いと思う。

Ai Nikkor 50mm f/1.4S

逆にデメリットは何かというと古いレンズはAFが使えないことと、Fマウントは一眼レフであること。

Ai Nikkor 50mm f/1.4S

慣れるまでマニュアルフォーカスは少し難しいし、動く物となるとかなり難しい。これはAF化された時代のレンズを狙えば影響ないものの、レフであると云うのが1番のデメリットかもしれない。

その理由の1つ目は、これ以上ニコンはFマウントに投資しないであろうと言うこと。新しいカメラやレンズが出ることはないだろうし、いつか廃盤になる運命にある。

Ai Nikkor 50mm f/1.4S

2つ目は重いこと。やはりミラーとかプリズムが入っているので重い。ただ、現在のミラーレスもかなり重量化しているので、どれくらい違うのかと聞かれると不明である。

3つ目はデメリットでありつつ、メリットでもある。それは撮影時にどんなふうに写るのかがわからないこと。ミラーレスだとファインダーもモニターでできているので、暗かったり明るかったりと云うのが撮影前に確認できる。設定の状態がリアルタイムに分かるので、撮りやすいとだろう。一方、一眼レフのファインダーはレンズを通して向こうが見えるようになっているだけなので、撮ってからでないと写りが分からない。これが少し難しいかもしれない。しかし、レフの光学ファインダーはミラーレスのEVFとは比較にならないほど美しいし、自分の設定と撮影結果を交互に見ることになるので、ミラーレスよりうまくなりやすいのは間違いない。

Ai Nikkor 135mm f/3.5

以上の3点を許容できるのであれば、Nikon Fマウント、非常にオススメである。使えるレンズが多いので、安くレンズを買える可能性が高く、

カメラ選びの参考になれば幸いである。

さて、今週はここまで。今週も皆様にとって良き週末となりますように。


・・・過去の記事・・・
【blog】[作例あり]Ai Nikkorの135mmを買った。
これまたオールドニッコール。望遠スナップをするために135mmを導入。

【blog】冬の日本海
新年、やることがないので日本海へ行ってきた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?