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【NikonD780】スナップは都会じゃないとダメ?

天を突く摩天楼、道行く人がすれ違う大きな横断歩道。忙しくなく行き来する自動車と列車と先を急ぐ通行人たち。遠くから望遠レンズで切り取ってみたり、ガラスの反射を使ってみたり。スナップと言えば東京や大阪などの大都市を思い浮かべる人が多いように感じている。

前回のお話


私は大阪に住んでいるので梅田はすぐそこであるし、行こうと思えばすぐに行ける。実際白黒フィルムを詰めて何度も訪れている。

しかし、私は人混みが苦手で、すぐに疲れてしまう。だから本当は人の少ない田舎に行く方が好きだ。完全な田舎にならずとも地方都市や近所の神社や線路沿いなどでも十分題材になりうると思う。スナップにとって都市であることは便利だと思うが必須条件ではない。


今回は日本で1番のありきたりであろう郊外の風景をスナップしてきた。橿原神宮へ参拝に行ったので、そのついでではあるが。カメラはNikonD780、レンズはAi Nikkor 50mm f/1.4S。カメラの設定はISO400、f/8、1/1600s。晴れていたのでこの設定に固定している。

線路沿いの風景。近鉄と言えば大阪の下町を走る電車であるが、日本一の線路網を持っているので大半は奈良や三重の田園地帯を通る。


踏切。中学のときに踏切が好きな友人と25kmくらい歩いて奈良盆地を横断した事がある。


架線柱と架線。


久米寺とユキヤナギ。大量に植えられており甘くて優しい香りが古寺を包んでいた。


寺を出たら住宅街へ入っていく。春は道端に生えた野草たちもひっそりと花を咲かせる。


足元にも花。春の空き地を探せば株になって花を咲かせている。

最後は咲きかけの桜。


今回は線路沿いから普通の住宅地でスナップをしてみた。大都会でなくてもスナップは十分に楽しめる。それぞれ良さがあると思うので悲観せずに楽しんでいただければと思う。

それでは今週はここまで。皆様にとって良き週末となりますように。

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【初めてのカメラ】Nikon Fシステム、1番コスパいい説。


適正露出とは結局何なのか考えてみた。 − 適正露出① 


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