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せっかくだから住環境を考える~梅雨時期のカラッとした室内って最高~

先週までの過ごしやすい天気が恋しい、とうとう梅雨の季節がやって来た。

6月の雨は、寒く感じる時とムッと暑く感じる時とある。建て替え前の家は室内温度が外気温と変わらないような隙間の多い家だったので、室内においても外気の影響を身体にそのまま受けていた。冬・春・秋はさほど苦も無く過ごしていたが、梅雨の時期と夏は家の中にいるだけで体力を消耗していたように感じる。

現在は、梅雨入りと同時にエアコンのドライ機能を24時間稼働させている。新築物件は、建物内部や基礎コンクリートに恐ろしいほどの湿気が含まれている。そのため、建物本体のための必須作業としてエアコンを24時間稼働させている。

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この日は雨。外気温度約22度、湿度約80%。体感温度として室外はかなり蒸し暑く感じる。

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室内は、室温度約24度、湿度約62%。長袖の薄いコットンTシャツを着ていても涼しくて快適。温度は外よりも家の中の方が若干高いけれど、湿度が適正であれば、こんなにも過ごしやすい。

家の気密性が向上してくると、問題になるのが換気。この関係は「あちらを立てればこちらが立たず」のようなものなんだ。

省エネ効果を考えて気密性を重視すると、室内の空気が淀んでくる。淀んだ室内の空気を排出して新鮮な外部の空気を取り込むためには、窓を開けるか、壁に穴を開けて空気の通り道を作るしかない。気密性にほころびが生まれる。

夏は、せっかくエアコンで冷えた空気を外に出して熱々の外の空気を入れることになる。冬は、暖まった空気を外に出して冷え冷えの空気を室内にいれることになる。省エネ的にはかなり非効率な状況になってしまうんだ。

そこで登場したのが、熱交換換気システム。

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小型のエアコン室内機?と見間違いそうな外見の熱交換換気システム。簡単に言えば、かしこい換気口。室内の快適な温度に極力影響を与えないで、新鮮な空気を外部から取り込み、汚れた室内の空気を外部に出すことのできる換気扇だ。

「気密性の高い住宅においても、このようなシステムを採用することで、快適な温熱環境と清浄な空気環境を両立できるのです。」こーゆーフレーズが飛び交っている。

が、快適な空気環境を保つために一番必要な事は、かしこい換気口ではなくて、掃除。室内はもちろんのこと、エアコンにしても換気扇にしても加湿器にしても、これらの設備を定期的にきちんと掃除することで快適で清潔な空気環境を保つことが出来る。

昔の家には、エアコンもかしこい換気扇も加湿器もなかったから、フィルターの掃除をする必要もなくて、そっちの方が楽チンだったじゃないか、とふと考えてしまう。いやいや、あの夏の暑さは耐えられない、梅雨のジメジメ感も耐えられない。これから歳をとって体力が落ちてくと、ますます耐えられないだろう。

「カラッと快適な部屋サイコー」を選択するからには、掃除、しましょう!

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