この矛盾が露呈した理由は、11月12日上友人と夕食を共にした時、いつも通りお互いの将来について語った。この友人とは、幼い頃から仲が良く、歳も4つ離れていたので兄貴的な存在になっていた。自分のいわゆる道しるべ的な感じなっている。

その時その友人から僕は将来どんな仕事をしたいのかと聞かれた。僕が今考えているのは旅行系の仕事か父のような映画関係で働こうと考えていた。だけどやはりサラリーマンやその他大勢というような仕事はしたくないと言った。自分の心情としても自分の父を越えられるような人間になりたいとおもっている。そのためにはより一層その他大勢になってはいけない。だから、映画は自営業だが旅行系も自営業でありたかった。そのように伝えたところ、俺にはその自営業や個人で働くプランはあるのかと聞かれた。考えとしてはあるがプランは全くないから簡単に言うと空想論となっていた。なぜ空想論になっていたかというと、自分で考えてはいるがアクションが起こせていなかったからである。

また話を進めていくと、高校生の時なような全部自営業で海外で働くという考えから、大きな会社(HISやJTB)の海外支部でも良いかなって思っていることが自分でも気がついた。大きな会社が悪いことは一切なく、逆に金銭も老後も安定している。だけど俺は安定が嫌いで不安定が好きであるし、完璧に自分の好きなことでお金ができたら良いと思っているから自分自身に矛盾が生じていることに気がついた。また友人も小さい頃から仲が良く高校生くらいの時から将来のことを話していたから、僕の矛盾に気がついたらしく、その友人も矛盾しているよと言っていた。