見出し画像

【快楽亭ブラック毒演会8月】

落語であなたの人生をナビゲート!おとうふメンタル〇ら落語コンシェルジュ®相山美奈子です。

快楽亭ブラック毒演会はお江戸上野広小路亭。出囃子なしでスタート。こだわらない師匠は、道場ではなく野武士の剣法。

★真田小僧

頭の良いこまっちゃくれな金坊。師匠のは要領でかわいらしさをも利用する子供。講談「真田三代記」を2回聴けていつもいい気分。

★牡丹灯籠~お札はがし

まくらなしでいきなり始まる。主人を売るのはよくないこととは知りながら、貧しい暮らしの未来を思えば百両に目が眩むのは仕方がない。幽霊と怖がるのに、金を出させようと思いつくお峰のしたたかさ。女房の几帳面さと亭主の適当ななまけぐせが対照的。幽霊よりも怖いのは生きている人間の欲。笑いも少ないし、長い噺だが連続物は好き。9月は「栗橋宿~お峰殺し」来月も楽しみ。

★次の御用日

六代目笑福亭松鶴師匠宅のペットのオウムは、松鶴師匠の口癖「誰や!」を覚えてしまう。留守中に訪ねた御用聞きがいくら大声出しても「誰や!」しか言わないオウムを師匠と間違えだんだん大声を張り上げ、最後は声がかすれるまくらから本題へ。関西ネタを東京と関西のバイリンガル?の師匠なので上方の言葉も違和感がない。体力がいる噺なのにトリに持ってこない所がらしい。

★お血脈

庶民の苦しさを解決したいと王子は出家し、仏陀となるが、金持ちはそんなことを思いやしない。ではなぜ出家しようと思ったのか?意外だが納得がいくブラック論。ブログには書けない内容だから聴きたい人は毒演会へどうぞ!聖母マリア→キリスト→釈迦→野ざらし→本田善光→立川談志→三十石と流れるように噺は進む。歌舞伎好きの師匠は、このネタはもうお手の物。

10月の落語会のチラシを、同じ永谷系列の両国亭で会をするので目立つ場所においてもらえました。ありがたい!


来月9月10日(土)のブラック師匠の会で、10月開催の)「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」の前売券2,500円を販売します!よろしくお願いします。

10月に落語会開催します!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

昨年亡くなった元コメディNo.1の前田五郎師匠

親しかった快楽亭ブラック師匠が一周忌にあたり毒演会

想い出話や五郎師匠を落語にした「無頼女斬り五郎」を語ります

どんなエピソードが飛び出すのかお楽しみに!

10月に落語会開催します!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

2022年10月17日(月)

18時開場 18時30分開演 

お江戸両国亭

前売 2,500円/当日3,000円

当日受付で、お名前をおっしゃって現金でお支払いください。

ぜひお遊びにいらしてください。

ご予約はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?