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【金原亭馬生さん】

落語であなたの人生をナビゲート!おとうふメンタル〇ら落語コンシェルジュ®相山美奈子です。

十代目金原亭馬生さん、五代目古今亭志ん生さんの息子さんで、三代目古今亭志ん朝さんのお兄さん。

昔の名人。

馬生さんはリアルで見ていないし、そんなにたくさん聴いてはいないんだけど「鰍沢」を聴いた。

暑かったから涼しくなりたくて(鰍沢は冬の噺。寒さで凍えそうな雪山のシーンがある)

昔の落語家さんは、今の人みたいに動かない。とくにこの人は地味なタイプの落語家さんで、昔の映像ということもあり

余計に地味というかおとなしく見える。

じゃあ面白くないかと言えば違う。もっとも「鰍沢」という噺は笑いがたくさん入っているわけじゃない。

ちょっとした目の動き、目線で登場人物の気持ちが汲み取れる。

その心理背景も想像ができる。

言葉を使わずに、肚で想いを表す。

画面は色たくさんの華やかで、騒がしいくらい音があって、動きが多い方が目を引く。テレビはそうしないとすぐにチャンネルを変えられてしまう。

動かなくても、背景がおとなしくても、いつの間にか引き込まれる。

それが話芸。

演じ手と、聞き手が合った時に名演が生まれる。

10月に落語会開催します!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

昨年亡くなった元コメディNo.1の前田五郎師匠

親しかった快楽亭ブラック師匠が一周忌にあたり毒演会

想い出話や五郎師匠を落語にした「無頼女斬り五郎」を語ります

どんなエピソードが飛び出すのかお楽しみに!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

2022年10月17日(月)

18時開場 18時30分開演 

お江戸両国亭

前売 2,500円/当日3,000円

当日受付で、お名前をおっしゃって現金でお支払いください。

ぜひお遊びにいらしてください。

ご予約はこちら

全てはこのインタビューから始まりました。


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