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【セルフケア】なんとなく無能感を感じてしまうとき📣その理由と脱出思考

なんとなく「役に立ってない気がする」という気持ちになってしまうことはありますか?

所属している会社の中で、
組織の中で、
新しく所属したチームの中で。

これは、
がんばり屋さんに起きやすい現象です。

これまで、リーダーとして活躍してきた人に起きやすい。

そんな人が
妊娠中やその他の自身の体調不良、
家族の不調、子どもの急な病気、親の介護、
また異動やタスク変更等に伴って、

これまで感じていた、
自分「当たり前」基準の仕事量がさばききれない状況になったり、
仕事の質についても、
自分自身の基準に達してないと感じてしまうときに
起こりやすいです。

「役に立ってない」と思う要因

さまざまな理由がありケースバイケースではありますが
主に下記の5つのどれかに該当するのではないかと思います。

1、自分の目

過去これまでの自分の実績、
仕事のスピードや量を知っているのは「自分」です。
その自分の評価が、基準点に達していないことから、
「自分はダメだ」「最近、全然役に立っていない」と感じてしまうケースです。

冷静なときは誰しも分かることですが、
こう感じるのは、百害あって一理なし!
自分に対する「自己効力感」も「自己肯定感」も下がっているときに
良いパフォーマンスができることはありません。

2、裁量がない

せっかく準備をしても、最終決定権がない。
多くのサラリーマンの仕事はそうかもしれません。

あと一歩で成果が出せると感じているときに、上からNGを出されて撤退することになったりする。

自分の裁量が及ばない時は、無力感や無能感を感じやすいです。

3、やりがいが感じられない

同じルーティンの仕事になってきてワクワクが減ってしまうケース、
簡単すぎて緊張感が持てないケース、
誰かが直接リアクションをしてくれるものではない仕事のケース、

さまざま考えられますが、
自分にとって何がもらえたら「やりがい」を感じるのか
よく考えてみることが土台です。

お金、仲間の幸福、お客様の喜ぶ顔、先輩からの賞賛、、、
人それぞれに、一番嬉しいもの、欲しい報酬はことなります。

やりがいを感じにくくなった時は、本当に自分が欲しているものは何かを考えるベストタイミングです。

4、自分じゃなくちゃ!感がない

誰でもできる仕事ですから、、、
と言って卑下する人がいます。

でも古今東西の偉業を成し遂げた人の足跡を辿ると、
誰でもできる仕事だからこそ、一生懸命に取り組んで、
いつの間にか、「あなたに頼みたい」「あなたにしかできない」と言われる人になっているものです。

5、人間関係

一番多いのがこれです。

自分の言動に対して、周囲が受け入れてくれない。
受け入れないどころか、受け止めてもくれないと人はかなり辛いです。

こんな時は、
自分がまず相手の望むことを理解できているかを確かめましょう。

他人の望みを100%理解することは無理、、、難しいことを前提に、
それでも相手の話を真摯に聞いて、
相手の役に立つように考えて行動してみます。

そこまでトライしても状況が変わらなければ、
新しい場所に自分をうつしても良いかもしれません。

逃げることも必要な時だってあります。

脱出思考

上に列記した「要因になっていること」から
すこし意識をずらしてみることです。

いつも

事実は1つ
捉え方は無限大。

そして今の気分や次の行動を決めるのは「捉え方」だということを思い出しましょう。

1、「できたこと」を認識する

足りなかったことばかりに向いてしまう意識を、
自分で変えて
「できたこと」を思い返してから寝ましょう。

具体的なことがいいです。

きょう「ありがとう」って言われてことは何だったかな。
「助かったよ」って言われてことは何があったかな。
自分から「それやりますよ」と言って感謝されたことは何だったかな。

それをやれたこと、やってみた自分を
ちゃんと受け止めてあげてください。

わたしはきょう、NICE トライ。
わたしはきょう、GOOD job。

2、評価してくれる人、場所

引っ込み思案で言葉が出ない、という特性は、ダメでしょうか。
それがあるからこそ、本音を言いやすいと言われる聞き上手もいます。

誰かのほっとすることや、誰かの手伝いになることが提供できる
一つの特性です。

評価してくれる人がいるところや場所に自分を連れていきましょう。

昔の友人?
家族?
一番、気を遣わずに過ごせる人。

ある組織でダメだと思われた人が異動して大きな成果をあげることも
珍しくありません。

3、優秀さで競わない

大谷翔平選手やイチローさんはめちゃくちゃ優秀なプレイヤーです。
でもコーチとして、監督としてどうかはやってみないと分からない。

今あなたがやっている仕事が、うまくできない時があっても
それが向いていない、それができない、能力不足とは言い切れません。

少し関わり方を変えると大きな違いが生み出せるかもしれないのです。

どこまでできたら、OKなのでしょうか。
誰の何と比べて喜んだり落ち込んだりしているのでしょうか。

自分の中で自分を評価する独自の目を
いつも持っていることが大事です。

誰かが言ったことは、
事実ではなく、1つの解釈にすぎません。

自分にしかできないことって何だろう?

と考えると、なかなか思いつかないものです。

それよりも
この仕事を自分がやったら、どんな価値が出せるか、
もう一人、余計に喜ばせられるとしたら、それは誰でどんな方法があるか、

そんな発想の方が、自分を成長させられます。
幸福な気持ちになりやすいと思います。

なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。