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バイオリン弾きのヴィオラ教本

ヤマハ池袋店へいってヴィオラ教本を物色。ヴィオラ教本はバイオリン教本と比較してかなり少ないので選ぶのに迷わなくてよいですね。とりあえず音階教本と小品集とエチュードと考えていたのですが、SITTの教本1冊で間に合いそうということで購入しておきました。

この教本は、一通りの奏法がそろっていてページも手頃、そして何よりも課題曲が良いですよね。さすがバイオリンとヴィオラの大先生が書いた本だけのことはあります。まず課題曲ですけどもこんな感じ。

課題曲でこんな素敵な曲があるなんてやる気がわきますなあ。ピアノ伴奏版も作ってみようかなと思えるレベル。

内容的にはこんな感じ、バイオリンが弾ける人がヴィオラを弾く場合の教本としては最適かもですね。

半音ずつ上がるように構成されているので使いやすい。
半音階練習。オケではよく出てきますよね
減三和音練習。これもよく出てくるパターン
トリル練習。なんかクロイツェル教本みたいな感じ
おっと! これはモーツアルト対策ですかね🤓
重音音階練習。ヴィオラでこれ弾けるかな。
六度とオクターブ重音はこれだけなので、他の教本が必要かな
三重音練習。これが初心者本とは驚き。しかしオケや室内楽ではよく出てくるパターンですね
分散和音練習。ここまで弾ければアマオケ・デビューも間近ですよね。

全体で54ページ。残り11ページが室内楽、オケ曲の有名どころからの抜粋になってますね。ということは54ページが終わったらオケで弾けますよということなのかな。結構よくできた教則本ですね。

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