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バイオリン録音のマイク距離研究(AKG Lyra)

ralatalk
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バイオリンの録音は結構難しく、教科書になるものもほとんどないので実践あるのみ。まずはマイク距離についての違いを録音してみました。演奏が下手なのは素人なのでご容赦を。

●マイク
AKG Lyra-Y3 タイトステレオモードで録音。
距離の違いをみるためにGAINの変更なし。

●マイク高さ
 自分弾くバイオリンの高さに合わせた。140cm。他にマイク高さを191cmに上げて収録。

●距離
 40cm この距離だとバイオリンがとても弾きにくい。
 70cm 録音での最適解といわれるがどうだろうか。
100cm この距離くらいがよいのかなあと思う。
130cm
190cm
210cm 観客席の最前列くらいの距離かな。

●考察
 残念ながら録音したものだと距離感の区別は高性能モニタースピーカーを持っていないとなかなかわかりずらい。あとで編集することを考えれば100cmくらいが妥当な距離なのかもしれません。高さについては、今回はあまり実験できなかった。おそらく高い距離から録った方がよいと思うが、マイクスタンドの高さの制約もあるので今回は190cmが限界。部屋の響きを考慮して距離は選ぶ必要がありますね。

●備考
 AKG Lyraは、空調などの雑音を除去することをやっているのかなあ。空調の雑音はかなり抑えられていた。不思議なことにワイドステレオやフロント・バックにすると聴こえてきますけどね。AKG C214での録音ではローカットしておかないと空調音は消せないのだけれども。
AKG Lyraは、ポータブルデジカメのような感じで、録音のシチュエーションによる失敗がおきにくいマイクなのかもしれません。ただゲインは絞り気味、向きを間違えないように注意は必要ですね。
 今回はMacBookProを持っていって録音したけれども、iPadにもつないで録音できるので次回はそうしますかね。マイクスタンドも持っていったので相当な重量を背負うことになって大変でした。

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