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アルザス風ブルーベリーのタルト「Tarte Aux Myrtilles」【Raluのパティシエ講座】#13

日本で生活していた時、私はブルーベリーの魅力にさほど気づいてはいませんでした。

母が作るお肉料理に添えられていたブルーベリーのソースや、ブルーベリージャムが大好きでしたが、ブルーベリーは私にとって、いつも何かの引き立て役でした。

アルザスのパティスリーで働いていた時、フルーツの焼きこまれたタルトは欠かせない定番メニューでした。

季節によってそのタルトは様々で、ある時はチェリー、ある時はルバーブ。

桃に、りんごにクエッチプラム。

そして暖かくなるにつれてブルーベリー。

1年をかけて沢山のフルーツのタルトを作りました。


Myrtilles(ミルティーユ)

この響きがとても可愛くて、フランス語を学んでいた時に、とても気に入った単語だったことをいまでも覚えています。

ちなみに、気に入った単語はもうひとつあって、それはMiel(ミエル)蜂蜜のことです🍯笑


なんて可愛い響きなんだろう〜。と思いながら、あまり期待せずに食べてみたTarte Aux Myrtilles(ブルーベリーのタルト)

え!!!((((;゚Д゚)))))))

私!!!!!

ブルーベリーのこと舐めてた!!!!


そんな風に思いました。

このタルトに出会ってから、私にとって、ブルーベリーは何かの引き立て役ではなく、主役(ヒロイン)となりました。


ほんっとうに美味しいタルトです。


先日Youtuberの皆さんとキャンプに行ったのですが、その時に持参させていただきました。

見た目は素朴でみんなきっと期待していなかったと思います、

でも、本当に美味しい!びっくりした!と言って食べてくださりました。☺️

そして翌日の朝、いやぁ、らるちゃんのブルーベリータルト美味しかったなぁ、、としみじみとおっしゃってくださり、

わ〜〜みんな気に入ってくれたんだなぁ〜♪☺️と嬉しい気持ちになりました。


是非皆さんにも作って欲しいタルトです🤤💕💕💕


Youtubeの動画と合わせてみてね❤︎




Pâte sucrée (パート・シュクレ) 

【材料】タルト型21cm 一台 
90g バター
48g 粉糖
24g 卵黄
150g 薄力粉
27g アーモンドプードル


【作り方】
①常温に戻したバターを白っぽくなるまで混ぜ、粉糖を数回に分けて加える。
②卵黄を加えてよく混ぜる。
③ふるった薄力粉とアーモンドプードルを加え、台に出して粉っぽさがなくなるまで捏ねる。
④③の生地を2枚のラップでサンドして、麺棒で伸ばす。
⑤冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
⑥⑤の生地を、タルト台に敷き詰め、空気穴を開ける。(動画参照)

⑥シートを一枚噛ませてタルトストーンを載せる。
⑦180度に予熱したオーブンで15分程焼く。


Flan sucré (アパレイユ)

【材料】タルト型21cm 一台 

250g前後  ブルーベリー

1個    卵

60g            砂糖

150ml          豆乳

※動画では分量計算するため予備で多く作ってしまっていた為、アパレイユを2倍で作っていました。


【作り方】

①ブルーベリーを焼いたタルト生地(パート・シュクレ)の中に敷き詰める。

②卵、砂糖、豆乳の順にボウルに入れてしっかりと混ぜ、①に流し込む。

③180度のオーブンで45~60分ほど焼く。(揺らして中央も生地が動かなくなっていればOK)


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