再開まぞく感想
注意
・まちカドまぞく最新話(2023年7月号)までのネタバレ
・ネタ解釈
・感想少なめ
どうも、お久しぶりです。らまらまです。
まちカドまぞくの最新話感想とか色々書きます。以下ネタバレ注意です。
いつの間にか前回の記事からもう2ヶ月も経ってるんですね。それなのにシャミ転鉢まぞく説はまだまとめきれていません。遅筆すぎる…。エビデンスは集めているのですが、どうもそれを文字に起こして伝えるというのが苦手で公開に至ってません。早くこちらに上げられるよう頑張りたいです。
さて、ついにまちカドまぞくが再開しましたね!!時は来た!!私も早速読みました。新鮮なまぞくの供給は心が潤いますね。
特に印象深かったことについて3つほど書きます。
ツノ
1つ目はツノの話です。かなり衝撃的でした。まぞくのツノって取れるのか…。桃にツノを握られたときにうっかり取れていた可能性もあるんですかね。そう思うと今までの各シーンがちょっと怖くなります。気安くツノハンドルをしていた魔法少女、許すまじ。
清子さんによるとツノが取れたのは「成長期」「より強くなると生え変わる」。シャミ子の父ヨシュアも同じような体質だったらしいです。
あれっ、てことはリリスさまは夜中にツノを折ってから成長していない…?
悲しい推測が立ちました。数千年間折れたままって本人もいってますし。かつてツノが欠けてから直ぐに封印されたため成長する機会がなかった、あるいはまぞくとして成長しきっていて伸び代がもうない、などと想像の余地はありますが、それでも可哀想です。
ちなみに、かいふくの杖を使ったときのセミ先のツノの伸び方は東京喰種が元ネタかな〜と思いました。植えた木になってる りんごぉ!
しかし、シャミ子たちのツノってどのようなものなのでしょう。メタ的に言えば彼女たちの見た目のまぞくらしさを出すという役割はありそうですが…。作中で何度か「ツノのまぞく」とあるのをみると、ツノが生えているまぞくはなんとなく少数派であるように思われます。夢魔とそれ以外のまぞくの違いは何なのでしょうか(ツノはまぞくのシンボル 強さの象徴という台詞も気になります)。わざわざ生え変わる設定が出てきたり、それをしおんが回収していたりしたので、これからツノの話が広がっていくのは間違いなさそうです。いったいどう拾われるのか、楽しみですね。
ここでテキトーな仮説を置いておきます。
「シャミ子のツノの性質はリリスとは別系統から遺伝したもの説」。
なにいってんだかって話ですね。話半分の半分くらいに聞いてください。
つまり、実はヨシュアの出自にはリリスの夢魔系統とは別種のまぞくが関係していて、シャミ子にもその血が流れている、ということです。
振り返ってみると、シャミ子にはあってリリスには(描写が)ない性質がいくつか見られます。
・ シャミ子のツノは生え変わるがリリスは数千年同じツノである
・シャミ子はなんとかの杖を使えるがこれはリリスの子孫だからというわけではなさそう(“ヨシュアの”直系でないと使えないことに注目!)
・リリスはメソポタミアのまぞくだが、かつてシャミ子が力を使ったときの魔法陣には楔形文字ではなくヘブライ文字が描かれていた
ヨシュアの出自が不明なのも考えると、シャミ子は夢魔以外のまぞくでもあるのではと疑ってしまいます。
詳しく書くつもりはなかったのでこれ以上はまた気が向いたときに。
(そういえばこわーいこわーいバフォメットにもツノが生えていましたね…)
なんとかの杖
2つ目はなんとかの杖です。一旦先程の仮説をすっかり忘れてください(←は??)
初めてなんとかの杖の代償らしきものが描かれましたね。体重が減るって結構な大事ですよね。私もシャミ子に無理はしてほしくないので、杖の使用はもう少し控えて!と叫びたくなります。
さて、なんとかの杖の力って具体的にどのようなものなんでしょうか。
現段階で杖について触れられている事柄は
・由緒正しきメイドインメソポタ
・一族の力をかけ算的に増幅させる
・実態がなく周囲の価値観の影響を受けやすい
などです。説明が全て断定ではなく伝聞口調だったのがミソですね。
これはかなり踏み込んだ予想で、「夢魔の特性を増幅させ、夢のものを現実にする力を引き出すアイテム」ではないかなと思いました。
ややこしいですが、「夢魔だけが使える杖に変形する機能がある」というより、「元から夢魔には夢を現実にする力が秘められていて、それを杖が出しやすくしている」のような解釈が近いです。
シャミ子がリリスのいうように、「有象無象の無意識に侵入する」云々の能力しか持っていないとして、テレパシーや変身フォーム諸々はその力の範囲から逸脱しているように感じませんか。あくまで個人的な感想ですが。そこで夢魔の捉え方を拡げて、力量や条件次第でなんでも夢を引っ張り出せるレベルのずるまぞくであるとすると、そのあたりも包括して理解できます。
シャミ子が自身にストッパーや制限をかけている旨が幾度となくいわれていますよね。しかし逆に、「棒状のもの」が彼女の想像力を手助けしているのも事実です。棒状のものという具体的すぎず抽象的すぎない“縛り”が杖の利便性を高めているのです。かいふくの杖や虫取り網を通して、現状回復を行い、散らばったものを集めることを実現しているわけです。
さらに、この仮説だとシャミ子の体重の増減を説明できます。
桃の予想のように、杖を使用した対価として体重が失われたのなら、その後に(おそらく短期間に)元に戻ったのは不思議ですよね。これこそが夢を一時的に実現させた例ではないでしょうか。
シャミ子の痩せたいという強い思い≒非現実が、今回のどこかで杖の真価が発揮されて、初めて物象を経ずに現実化されたと考えました。おそらく、彼女が痩せることをもう少し具体的に考えられたら、5メガネのように効果を持続させることもできることでしょう。
この力が外に漏れてしまった場合、シャミ子は正に光の一族の脅威となることが予想されます。一抹の可能性を潰しに過激派魔法少女が襲撃してきてもおかしくありません。ばんだ荘組がこの力とどゔ向き合っていくかが物語の焦点になりそうです。
チェンソーまぞく
3つ目がチェンソーまぞくです。これが書きたかった。
先ずは私のTwitterアカウントのこの呟きをご覧いただきたい。
4月1日のものですね。このCSMは Chain-Saw-Man 、すなわちチェンソーマンを指しています。
こちらのブログでは載せていませんでしたが、実はシャミ転鉢と平行して、シャミ子についても調べていました。
そしてたどり着いたのがシャミ子=チェンソーマン説です。
以下のようなチェンソーマンとシャミ子(まちカドまぞく)の類似点や共通項を指摘して、二人が同一人物であると睨んでいました。リンク先のツイートでは軽くネタバレ避けしています。
https://twitter.com/ramarama_e/status/1645433779186728960?t=ezgh0QD2Pv8S6yOPN9Wthg&s=19
・貧しい暮らしをしていた
・学校に行けていなかった
・尻尾が生えている
・尻尾を引っ張ると変身する
・血を摂ると復活する
・身体を第三者に支えられている
・アパート暮らし
・夢バトルをする
・映画で泣いたことがある
・旧約聖書がモチーフ
・ナユタと那由多誰何(相手を支配する)
・コベニと朱紅玉(退魔組織を抜ける)
・猫を飼う相棒(パワー!)
・ペストマスクの知り合い
・吉田優子と吉田とユウコ
・ゾンビ回、台風回がある
それから2ヶ月後、待ちに待ったキャラット7月号を読んで驚きました。
シャ、シャミ子がチェーンソー握ってるぅ〜〜!!
なんとシャミ子がなんとかの杖をチェーンソーに変形させているじゃあありませんか。しかもその四コマのタイトルは「チェンソーまぞく」です。これを知ったときの私のはしゃぎようはえらい有様でした。
あの、これってもう答え合わせじゃないですか…?
4月の時点で既に多くの根拠が用意されていて、あとは肝心のチェーンソーが登場するのを待つだけとなっていました。そしてそのチェーンソーが登場した今、仮説は一気に信憑性が増してきています。チェーンソーの表記がチェンソーと書き換えられてもいますし、シャミ子がチェンソーマンであることが明らかなほど匂わされています。
自分はシャミ子がチェンソーマンであることはもう9割方証明されたと思っています。
今更ですが、構想にあった段階で記事にまとめなかったり動画化しなかったことがひどく悔やまれます。もししていたら、チェンソーまぞくが出たときの喜びももっと大きかった筈ですよね…。後出し感を拭えないのが本当に残念です。
まとめと反省
まちカドまぞく最新話の感想を書くつもりだったのに、結局妄想を並べただけになってしまいました。計画性…。まあ、初投稿したときから薄々わかっていたことではあります。感じたことばかり書いていたら「シャミ子かわいい」「桃かわいい」で埋まりそうですし、仕方がありません。良ちゃんかわいい。
チェンソー的中の実績も得たことですし、いっそ開き直っていろいろ書くのもありかな?またぐだぐだしてると同じ悔しさを味わいそうです。ちゃんとした考察は文章をまとめるのがうまい人たちに任せます。
次こそはシャミ転鉢を書きます。ではでは。
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