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アマプラに「新・やらないか」が!

今、アニメを求めてAmazon.co.jpを全力疾走している僕は、個人投資家という名のごく一般的な無職。強いて違うところあげるとすれば、男に興味がないってとこかナ。そんなわけでいつも通りAmazon.co.jpにやって来たのだ。

春アニメも始まったことだし、どんなアニメがあるのかなと探していたら、ちょっとワルっぽい自動車修理工の阿部高和さん。そう、「やらないか」の人を見つけたんです!

すぐに視聴しようとしたけど、レンタルしても購入しても800円。どうしようか迷っていたら、プレビューの兄キが目で訴えてくるんです。

   買わないか

そんな目で見つめられたら・・・思わず注文したんです。

お約束の書き出しですが、うん、まさかこれを見つけるとは思いもしませんでした。

いつのアニメかチェックしたら2024年とあり、レビューもついてて知る人ぞ知るコンテンツだったのかもしれません。

そんなわけで購入・視聴したんですが、絵柄は原作よりもソフトな感じ。だけど阿部さんの声はしゃがれた声で、年相応とはとても言えないような声。後半ではニコニコ動画で有名になったバラ○イカの替え歌の「やらないか」に似た曲調とダンスが見られます。

エンドロールにはスペシャルサンクスとして「いさじ」の名前があったり、クラウドファンディングに参加した人の名前がズラズラとあったりで、ついさっき知る人ぞ知るコンテンツなんて書いたけど「え、クラウドファンディングやってたの!?」と驚いたりで、うん、まあ、いろいろと懐かしさを感じるものがありました。

ダンスの元ネタを見たいかたはこちら。センシティブなほにゃらら扱いになってて驚いたけど普通に見られる動画で、これはバラ○イカを歌っていた女の子が所属していたハロー○ロジェクトに対する忖度なのかなという気がします。

CGになったのがこちら。

ついでに元ネタのマンガ「くそみそテクニック」などが多数収録された「ウホッ!!いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト」は家のどっかにあるはずなんですけど、積ん読とゴミ屋敷状態の部屋から見つけ出すのは困難だし、見つけ出したところで「あ、あった!」で終わりそうなので手をつけていません。

Amazonに昔書いたレビューが残っていたので、以下に貼り付けておきます。参考になったが200人を超えてて自分でも「すごいなー」と思います。

それからついでに書いておくと、「リコリス・リコイル」や「機動戦士ガンダム 水星の魔女」なんかを見て「百合!百合!」と騒ぐ人を多く見かけるのですが、その度に「百合ってのは『くそみそテクニック』のような世界の女版だったんだけどなー」と必ず頭をよぎって違和感を感じます。原作を読んでない人向けに例えると、ラノベの異世界転生ものをSFと呼ぶくらいの違和感でしょうか。もっともそのSFはSFで「『SFアニメ』をSFに含めていいのか」でかなり揉めていた時期があったみたいで、私が世の中の変化についていけてないだけかもしれません。「ヤバい」も危ない・危険といったものを指していたと思うんですけど、使われ方に違和感を感じるので調べたら凄い・カッコイイといった意味も含まれていたりで、日本語ムツカシイデス。

ウホッ!!いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト(アダルト扱いになっています)https://www.amazon.co.jp/dp/4835440676

ここからレビューとして書いたモノになります(長すぎるのかnoteが引用として扱ってくれませんでした)。

ノンケだって構わないで読んじまう本なんだぜ

第1部「君にニャンニャン」(けいせい出版1986年 単行本)
   1. ちび薔薇行進曲(薔薇族1985年7月号)
   2. 俺のオナニータイム(薔薇族1985年11月)
   3. やりすぎたイタズラ(薔薇族1982年12月号)
   4. 裏切り(薔薇族1984年4月号)
   5. 兄貴が好きなんだ!(薔薇族1984年12月号)
   6. 海から来た男(薔薇族1984年12月号)
   7. 刑事を犯れ(薔薇族1982年10月号)
   8. 真夜中のノック(薔薇族1985年3月号)
「兄貴にド・キ・ド・キ」(けいせい出版1986年 単行本)
   1. ぼくらのスゴイやつ(薔薇族1984年10月号)
   2. 夏色転校生(薔薇族1983年10月号)
   3. 男新次はつっ走る(薔薇族1984年7月号)
   4. 華麗なる復讐(薔薇族1985年10月号)
   5. 美しき野獣(薔薇族1986年3月号)
   6. 男狩り(薔薇族1983年4月号)
   7. 薔薇族かくれんぼ(薔薇族1983年3月号)
   8. ハレンチ教師(薔薇族1985年2月号)
「ワクワクBOY」(けいせい出版1988年 単行本)
   1. 僕の性活論(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
   2. BOY+愛^2(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
   3. マゾの快感(よろこび)(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
   4. 荒野の果て(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
   5. 僧衣を脱ぐ日(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
   6. 男の約束(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
   7. 男たちの夏(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
   8. 絆〜きずな〜(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
単行本未収録作品
    1. ひとつの青春が終わった(薔薇族増刊号1983年春)
    2. 地獄の使者たち(薔薇族1983年7月号)
    3. 教育実習生絶頂す(薔薇族増刊号1983年夏)
    4. 宿直室を襲え!!(薔薇族増刊号1983年冬)
    5. 快楽の罠(薔薇族1984年1月号)
    6. 死のロンド(薔薇族増刊号1984年春)
    7. 熱きライダーたち(薔薇族1985年4月号)
    8. 湯けむりの中で(バラコミ2号 1987年)
    9. くそみそテクニック(バラコミ2号 1987年)
   10. 俺がいちばんセクシー(バラコミ2号 1987年)
   11. 疾走する獣たち(小説薔薇族 1987年)

今、エロ本を求めてAmazon.co.jpを全力疾走している僕は、会社勤めのごく一般的なサラリーマン。強いて違うところあげるとすれば、男に興味がないってとこかナ。そんなわけでいつも通りAmazon.co.jpにやって来たのだ。

ふと「この商品を買った人はこんな商品も買っています」を見ると、「 マンガ家と作るBLポーズ集 ラブシーンデッサン集 (CDデータ付) 」があったんです。「クリックなか見!検索」を見ると、そこにはさまざまなラブシーンが描かれていたんです。あまりの凄さに即注文。届いたらすぐに読み、CD-ROMも見てレビューを書いたんです。

そしたら想像もしなかった「このレビューが参考になった」の数に驚き、BLってどういうものなのか興味が湧いたんです。でもBLって今まで読んだことないし、有名な著者は誰なのかも知りませんでした。そのときふと思い出したのが、ちょっとワルっぽい自動車修理工の阿部高和さん。そう、「やらないか」の人です。検索したら、見つけられました。

すぐに注文を出そうとしたのですが、値段がエロマンガ5冊分。どうしようか迷っていたら、表紙の兄キが目で訴えてくるんです。

   買わないか

そんな目で見つめられたら・・・思わず注文したんです。

注文してから届くまでの1週間は気が気でなかったんです。そして昨日届き、ドキドキしながら手に取ってみたんです。

   すごく・・・厚いです・・・

576ページ。サイズはA5版。厚さ約4cm。単行本3冊+単行本未収録が11編とかなりボリュームがあります。絡みは男男が基本ですが、意外にも男女もありました。

読んでて気づいたのですが、山川純一氏の描く男性の目って少女マンガ家が描くような目をしているんですよね。それなのに体は力強いタッチで描かれており、筋肉で引き締まっていて凄く男らしい。その絶妙なバランスがこの作品を魅力的なものにしているのかと思いました。

ストーリー展開や落ちのつけ方も秀逸で、想像の遙か上を行っていました。あと肝心のブツですが、ハッキリと台詞で確認できるのは長さ20cm、24cm、23cmと平均以上のモノ。こんなに大きいと貧血を起こしてしまうんじゃないかと要らぬ心配をしてしまいました。

生憎自分はノンケだったようで、この本を読んで興奮することはなかったです(よかったー)。しかし先にも書きましたようにストーリー展開や落ちのつけ方、キャラの描画は秀逸ですので、男女問わず一読する価値はあるかと思いました。

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