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2024年3月末つみたてNISA、iDeCoパフォーマンス結果

2024年3月年初来パフォーマンス(グラフ)
2024年3月月次パフォーマンス(グラフ)
2024年3月年初来パフォーマンス(表)

3月月次ではフィデリティ・世界割安成長株Bが一番パフォーマンスが良かったという、ちょっと予想外な結果になりました。また先進国株式インデックスもS&P500インデックス、全世界株式インデックスよりパフォーマンスが良かったという、これまた予想外の結果になりました。

年初来ではS&P500インデックスが一番良いのは相変わらずですが、全世界株式インデックスと先進国株式インデックスが入れ替わりそうな雰囲気もあって、日本と新興国で何かあったのかな?という感じです。

2024年3月末の各指数の騰落率(グラフ)

先月も書きましたように今までTOPIXと日経平均の数値はExcelに入力はしていましたが騰落率などは全く見ておらず、参考値としても把握してなかったのですが、何がきっかけかは忘れましたが日本の指数を見てみたら米国を上回っており、3月末で日経平均が20.63%とS&P500の10.16%と比べて2倍のパフォーマンスになっており、「これからは日本。米国はダメ」派の人にとっては高笑いが止まらない状態になっています。

それはさておき、気になるニュースがありました。

日経新聞を購読契約してないので頭の数行しか読めなかったのですが、受給可能な年齢も引き上げられるのかなと思って「70歳にならないと受給できないとなったらライフプランを見直さなければならない人や、私のように70歳まで生きている自信が無い人は『つみたて損のくたびれ儲け』で受給することなく死ぬのかなぁ」なんて思っていたのですが、楽天証券の下記記事で同じネタについて書かれており、これを読む限り受給可能な年齢を引き上げるわけではなさそうです。

ただルールは国が決めており、厚生年金の支給開始年齢が2000年の法律改正で60歳から65歳に引き上げられたりしているので不安だなぁと思ったりもしますが、個人年金保険と基本的には同じだと思うので、流石に人の財布に手を突っ込むようなことはしないだろうと思います。もしやったらiDeCo否定派の人達は小躍りするでしょうが。

これに関連して平均余命について調べてみたのですが、算出方法が今年0歳の平均余命が基本らしいのですが、記事によっては違う方法で求めていたりして「うーん、わからん」なのですが、野村アセットマネジメントが60歳の人が90歳まで生きる確率、100歳まで生きる確率を男女別で算出しており、平均余命で表示されるより分かりやすかったので以下にその記事へのリンクと該当するグラフのスクリーンショットを貼っておきます。

3.平均余命 | なぜ今、資産運用が必要なの? | お金を育てる研究所 - 野村アセットマネジメント

これを見ると、90歳まで生きているのは男だと4人に1人、女性だと2人に1人であり、100歳となると男性はほとんど死んでおり、女性も割合は少なくなりますが男性より生きている可能性が高いので、「人生100年時代」と言われているけど100歳まで生きている人はほんの一握りなので、特に男性はそんなに長生きリスクを心配しなくてもいいというのが分かります。またこのデータを見ると、年金の受給開始年齢を遅くすることによって年金をもらえない可能性の方が高くなるんじゃないかとも考えられます。

念のため、厚生労働省のWebページに「令和4年簡易生命表の概況」があったので、こちらのリンクも貼っておきます。

この中の「死因分析」に「悪性新生物」という見慣れない言葉が出てきて「新生物って何よ、恐い」となったのですが、ぐぐってみたところ「がん」のことで、細菌やウイルスとは違って外からやってくるものではなく、人の細胞が変化して内から発生するから「新生物」で、それが人に害をなすから「悪性」の「新生物」らしいです。もし手塚治虫のマンガ「ブラックジャック」の中に出てきた「人面瘡」となったら、それは良性なのかななんて馬鹿なことを思ったりしましたが、とりあえずこちらの年齢別の死因を見ると、年を取れば取るほどがんより老衰で死ぬ確率が高くなり、他の死因は年齢に関係なくほとんど変わらずといった感じです。

マスコミあたりは「がんで死ぬのと老衰で死ぬの、どっちがいいですか?」なんて聞いてきそうですが、どちらも死ぬことにかわりがないので愚問と言えば愚問です。

いつ死ぬか分からないから不安になるわけですが、そんなことから「今日が人生最後の日だと思って生きる」といったことを言う人も出てくるわけですが、中国に関する本を読んでいたら今の中国人は独裁者によって支配されており、いつ命を奪われるか分からない状況で生きているためまさに「今日が人生最後の日だと思って」生きており、そのため恥も外聞もなくなり品行方正とは無縁なことをやっていられるとあり、夢を語る人と生死の境で生きている人とのギャップは大きいなぁと思いました。もっとも中国は独裁者によって支配され続けてきた国なので、必然的にそう生きるしかないのかもしれませんが。

これを読んだとき、そういえば昔「中国大虐殺史ーなぜ中国人は人殺しが好きなのか(今は「なぜ中国人はこんなに残酷になれるのか」というタイトルになってKindleで読めます)」という本を読みAmazonにレビューを書いたのですが、その内容がそのまま使えそうなので引っ張っておきます。

権力による権力のための虐殺の歴史
最初は欧州の魔女狩りや米国の西部開拓による虐殺などと同じようなものかと思っていましたが、これらとは特異なものだと思いました。
理由を探ると、秦の始皇帝の時代まで遡ることになり、そのときから権力による権力のための虐殺が行われていることが分かりました。権力を失うと族誅(一族全てを虐殺すること)が行われること、虐殺にノルマがあること(現在の中国共産党でも虐殺のためのノルマがあったそうです)、1年半で四川600万人の人口が1万8千人まで減った時代があったこと、彼ら自身が昔に南京大虐殺を行っていたことなど、驚きを通り越して、呆れてしまいました。
そして絶対的な権力を持つ人は恣意的な虐殺が可能で、それ以外の人たちは自らの生存権が保証されない状況に置かれることも分かりました。それは天安門事件でも分かるとおり、今も続いています。対抗策は自らが権力者になるか、権力者に気に入れられること。中国に関するニュースを見ると、確かにそんな感じがします。
中国の歴史は常に誰かによって支配され、権力を握れば人を殺し、権力を失うと殺されることの繰り返し。
(以下略)

「中国大虐殺史ーなぜ中国人は人殺しが好きなのか」のレビューから

iDeCoの話が中国大虐殺の話になってて相変わらず脱線しまくりですが、書き忘れたことがあったので最後に一言だけ。

iDeCoを初めて7年1ヶ月目の2024年3月末に資産評価額がつみたて額の2倍になりました。ひふみ投信が10年やっても1.7倍くらいだったので、それより早く、しかも資産を多く増やせたので、どこに投資するかは大事だなぁと思いました。まる。


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