映画 トイストーリー4 感想&興行収入予想

昨日、映画トイストーリー4を吹替版で見てきました。

私の映画を見る時のこだわりは洋画の実写は基本的に字幕、海外のアニメ映画は基本的に吹替です。

私的には、実写で見た目バリバリの外国人が日本語を喋っていると、表情と言葉のトーンや話すスピードが合っていない事が気になり、残念な気持ちになる事がありますが、

アニメの吹替版ではその違和感を感じた事がほとんどないからです。

ということでトイストーリー4吹替版のレビューです?

今回もウッディの唐沢さん、バズの所ジョージはバッチリハマっているのでご安心下さい。

ではこれから本格的なレビューに入ります。

もちろんネタバレがあります。

ネタバレが嫌だという方は読むことをお控え下さい。

では始めます。


目次

①今作も名作のトイストーリー。しかし、リピート率は低いかもしれない

②新キャラは個性的で魅力的

③様々な小ネタがキチンと回収される非常に優れた脚本

④リピート率が低いと予想する理由は見た後に悲しい気持ちになるから。

⑤10点満点評価

⑥興行収入予想



①今作も名作のトイストーリー。しかし、リピート率は低いかもしれない

結論を先に言いましょう。今作、トイストーリー4も間違いなく名作であり、面白い映画でした。

映画代金詐欺の映画では全くありません。非常にハイクオリティの優れた映画だと思いました。

トイストーリー1は名作

トイストーリー2は優秀な続編

トイストーリー3は稀に見る傑作

トイストーリー4 は名作

と言った感覚です。

トイストーリー3ほどの感動は覚えませんでしたが、十分に面白い映画です。

オモチャならではの冒険感が見事に表現され、愛らしいキャラクターにあふれて、コメディ要素も満載で全く飽きさせない素晴らしい映画です。

しかし、一部スッキリしない展開ととある理由によりリピート率はあまり高くないと予想します。

スッキリしない展開ととある理由は後程語ります。


②新キャラは個性的で魅力的

今回のトイストーリーも新しいオモチャが沢山登場します。本当に魅力満点のナイスなキャラクター達にあふれており、思わずにやけてしまうでしょう。

一方で既存のオモチャの活躍シーンは控えめになっていた印象です。

尺の問題もあるので既存のオモチャの活躍が見たい方はトイストーリー1から3を見直してみて下さい。

③様々な小ネタがキチンと回収される非常に優れた脚本

ディズニーアニメあるあるですが、本当に細かい伏線を張り巡らして後でしっかりと回収してきます。

そこがニヤリとする面白さに繋がっています。 

特にバズの伏線は個人的に凄く良かったと感じました。


④リピート率が低いと予想する理由は心がモヤモヤする展開と見た後に悲しい気持ちになる展開があるから。

前作のトイストーリー3は悪役のオモチャは完全に滅び、気持ちよくハッピーエンドを迎えます。

なんだかんだで悪役はスッキリとやられてくれた方が見る側は気持ちいい気分で映画館を後に出来ることが多いです。

今作のトイストーリーも悪役だと思われる人形が登場するのですが、

終盤で悪役の人形にもウッディ達を襲う理由がある事が判明します。

悪役にも悪役なりの理由があったというわけで、ウッディ達と和解し、悪役は幸せなオモチャになる道を歩み始めます。 

私はまた悪役のオモチャはしっかりと懲らしめられるという鉄板のルートを期待していたので期待を裏切られた展開であり、心のモヤモヤが残ってしまいました。 

普通に和解するならまだしもウッディの大切な物をポッと出の悪役に渡して悪役と和解して解決とという展開はうーん、なんだかなあという気分に終盤はなりました。

ウッディの性格上、全く、おかしい展開ではないのですが、決して心が気持ちいい展開ではありません。心のモヤモヤポイントです。

この気持ちいい展開ではない悪役とのやり取りを差し引いても物語全体で見ると、余裕の名作と感じるクオリティでしたが、

ラストが本当に悲しい気持ちになってしまい、もう2回目は見なくていいかなという気持ちになってしまいました。

ラストのオチまでは流石に書きませんが、

ああトイストーリーシリーズの続編はもう無いんだなと感じさせるラストシーンでした。

トイストーリーが好きであればあるほど悲しくなるラストシーンです。

物語はハッピーエンドで終わるのですが、トイストーリーシリーズの終わりを感じさせる演出が満載であり、序盤、中盤、終盤の高いクオリティに加えて、名作である過去シリーズの思い出がラストシーンに一気に蘇り、

まだまだトイストーリーは終わらせないで欲しい、そんな演出をしないで欲しいという気持ちが心の奥から湧き上がってきます。

だからこそ悲しい気持ちになります。

映画として見た場合は全くおかしなラストシーンではありません。感動の良いシーンだったと思います。

しかし、トイストーリーが大好きな人から見ると強烈にトイストーリーの終わりを突きつけられる非常に悲しいシーンだったのです。

まあ見れば共感していただける人は必ずいると思います。


だからこそ、映画を見終わった後の感想はトイストーリーはもう終わりなのか、もっと見たかったのに残念という気持ちで心がいっぱいになってしまいました。

アラジンを見た時のようにあのワクワクをもう一度味わいたいという気持ちにはなれなかったのです。

⑤10点満点評価

世界観8

爽快感5.5

ワクワク6

キャラクター6.5

ストーリー6.5

ギャグ6.5

テンポ7

ド派手さ6

CGの美しさ 8

音楽6.5

家族で楽しめる度 7

ラストシーンの悲しさ 8

(10点満点評価の大体の意味合い)

10…史上最高レベルで文句なし

9…映画の魅力の核となる最高峰のレベル

8…非常にハイクオリティで映画の武器となるレベル

7…中々高いレベル、好印象なレベル

6…合格点レベル、映画を見ていて特に不快感を感じないレベル

5…クオリティが低いが我慢できるレベル

4…映画の印象に悪影響を与えるレベル

3…映画全体の印象に多大な悪影響を与えるレベル

2…これ一つで映画が全部台無しレベル

1…絶句

非常にハイクオリティの面白い映画です。

しかし、悪役にウッディの大切な物を渡す展開とラストシーンの演出が組み合わさることで

ああトイストーリーシリーズはこれで終わりなのだと思わされるラストに悲しみが止まりません。

それほど序盤、中盤とトイストーリーの素晴らしい世界観に溢れた面白い映画でした。

ラストは悲しいと散々書きましたが、けっして、おかしなラストではなく、見るべき価値は十分ある面白い映画だと思います。

大ヒットは間違いないクオリティでしたが、見た後に爽快感が残る映画ならば超ヒットを記録していたと思います。


⑥興行収入予想

残念ながら100億円超えば無いと思いますが、オオコケするクオリティではありません。

家族、カップルで見る事ができる面白い映画だとオススメ出来ます。

興行収入は最低40億

おそらく60億から70億前後で終了でしょうか?

アラジンは見た瞬間に最低80億は超える大ヒット作品になるなと確信し興行収入予想を行いましたが、

今回は悲しすぎるラスト。故に良い口コミの効果があまり、期待出来ません。

本当に面白い映画なのにそこはもったいない

多くの人が見に行くと映画だと思いますが、リピート率はかなり悪い映画だと思われます。

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