ラーメン流お金論 幸せ論 就職活動〜就職編 前編

就活生必見。人生の大切な職場選び。私と同じ過ち、多くの人が陥っている人生の過ちを犯す前に読んでいただきたい。今回の記事は就活と仕事において私がお金と幸せについての考え方がどのように変わっていったのかの体験記です。


目次

①就職活動でのマウントの取り合い

②新人研修

③何の為に働くのか

④カリスマ上司との出会い



①就職活動でのマウントの取り合い

大学生の頃、就職活動をする時に応募する会社の平均年収や初任給、昇給のペースを必死に見ていた記憶があります。

内定が出た友人もあの大企業なら将来年収1000万すぐに超えるね凄いとか、あーあの企業なら休みもしっかりしていてお給料も安定していていいねとは話す事はあっても

君は将来何をやりたいのか?その会社のどこに惹かれたのかまで深く話す事はなかったのです。

まるで就職する企業の安定性や知名度、お給料の高さでお互いにマウントの取り合いをしていたような気がします。

実際に私は聞いた事もないような企業に就職する同じ学科の友人をああ、就活うまく行かなかったのか可愛そうにと勝手に憐れんでいました。

毎年、就活の時期になると就活特集や内定何個出たとか?何十社受けても受からないとか?そんな話題が目に入って来ます。

私は何のために就職活動をしていたのだろうか?

就活当時は周りに語る事はありませんでしたが

私はお金の為、ひいては将来の生活の安定の為に第一志望ではない企業に入社を決めました。

私は昔から漫画が好きで就活時は出版業界を目指していましたが、集英社は2次選考落ち、講談社は役員面接落ちと最終選考まで残る事も出来ませんでした。そして謎のプライドが働いたのかはわかりませんが、漫画事業を行なっている企業を全て受けたわけではありませんでした。漫画業界の就活は全滅です。

で、お給料は平均よりも良く知名度もあり、将来の給与モデルが1000万円を超える企業から内定を頂いたのでそこに就職する事に決めました。

家族や友人知人に何故そこに決めたの?と聞かれた時に企業が成長しそうで説明会でグッと惹かれたから。色々経験できそうで成長できそうだからと答えていました。

企業が成長しそう、自分が成長しそう

家族、友人達とはその先の本質的な成長ってどんな姿になりたいの?企業が成長するからあなたにとって何がいいのという話までは行いませんでした。

有名な企業に就職できておめでとう、周りからは祝福されて、これで良かったのだと自分を思い込むようにしていました。

本当の心の声を聞かずに就職先を私は決めました

結局、私は後に会社を辞める事になります。


②新人研修

大学の友人知人達は全国に散らばり、それぞれの新しい生活を始めます。

私も新社会人としてとにかく一生懸命頑張ろう!

何かわからないけれど熱く燃えていました。

新入社員研修の始まりです。3泊4日の缶詰です。

教育担当の先輩から社会人とは何かみたいな講義を永遠と受けました。

ルールを守れ、納期は守れ、約束を守れ、約束が守れないなら守れないとわかった時点で報告しろ。他にも永遠と座学と実践で研修は続いていたような気がします。

謎のテストも毎日受けましたね、社是、会社のルールが穴埋めや記述形式でズラー

こんなもの覚えて何の役に立つんだ?

心の奥でそう思いながらもテストの点数が悪いと配属先の上司にテスト結果が知らされるという噂が新入社員の中で流れて、研修で疲れているのに深夜に面白くもない会社のルールをひたすら勉強していたのです。周りの新入社員も必死でした。

今、思えば新入社員がテスト結果がどこに報告されるのかなんてわかるわけがないのです。所属先の上司にテスト結果が報告されて点数が低い新入社員が酷い目にあうなんて噂を流したのは教育担当の先輩社員達以外ありえません。

だが新入社員達は必死なのでそんな事にも気付かず睡眠時間を削って勉強していました。私も削りました。

まあ3日間新入社員はとにかく先輩社員達にいじめ抜かれます。身だしなみが悪い、声が小さい、姿勢が悪い、反応が遅い等々、いちゃもんのような罵声もありました。

テストの点数結果が悪いものは翌日居残り再テストと反省文の提出です。

3日目には新入社員達の目の輝きはどんどん失われていきます。新人研修はどんな事を行うのか楽しみにしていたのに、今は先輩社員に怒られないようにテストで悪い点を取らないように講義を必死に聞いていました。

で最終日、先輩社員達は良く頑張ったと新入社員達を褒め称えます。怒鳴り散らしていた人が本当に人が変わったようにです。所属先でも先輩社員の力になれるように頑張って下さいとエールを送られました。会場は謎の感動に包まれます。

みな目に光が戻り、生き生きし出します。

この辛い研修から解放された喜びで私も不思議と研修が良かったなと思うようになっていました。


大学時代から付き合っていた彼女に私の働く会社ってこんなに凄いんだ、研修もこんな事を学んだんだ!!

私は熱く語りましたが、彼女は何その研修、気持ち悪いと一蹴、研修に参加していない人に何がわかるんだと私は当時、憤慨していましたが

結局、私は研修で会社の為に一生懸命働きましょうという事を学んだけなのです。学んだ?いや洗脳されていたのかもしれません。


③何の為に働くのか?

所属先が決まり、上司から仕事を振られて先輩社員と共に仕事を覚えていき、自分1人でも出来るようになり、数字の向上、仕事の効率化、顧客満足度の為に私を含め、周りの社員と共に働いていくのですが、

私は何の為に働いているのだろうか?あまり深く考えずに働いていました。

いや、深く考えることから逃げていました。

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皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。