人はより便利な社会を望んではダメなのか?その仕事は人間がやらなければいけないのか?

セブンイレブンのオーナーの過酷な労働環境の問題がTVに取り上げられて芸能人の坂上忍氏の発言が心に引っかかりました

私達は便利すぎる生活を求めすぎてはいけない。

というものです。

便利な生活の為に誰かが犠牲になるぐらいならば、消費者が提供者に求めすぎる事を控えようという主旨の発言であったと思います。

確かに誰かの犠牲の上で便利な生活が維持されるのは歪んでいるとは思いますが、

だからといって我々が便利な生活を望みすぎてはいけないという事には繋がらないと思います。


セブンイレブンのオーナーが点滴をうつ入院中に病院を抜け出して商品の発注を行なった事が過酷な労働環境をアピールするエピソードとして放送されていましたが

発注はAIが定量管理をして最適な量が常に発注されるシステムが生まれれば、オーナーが病院を抜け出して仕事をしたなんてエピソードは生まれなかったと思っています。

人口減少による人間の労働力が減少する事が見えている私達が今後考えていかなければいけない事は

その仕事は人間がやらなければいけない仕事なのか?

という事だと思います。

私はコンビニのレジ打ちを人間がやらなければいけないと思っていませんし

商品発注も人間がやる必要はないと思っています。

既存の仕事の中から本当に人間がやらなければ行けない事だけに人を配置するようにすれば、労働力不足改善の余地は残されていると思います。

人間の労働力が不足していくならば、ロボットやAIに人間が行なっていた仕事を任せるか、そもそも効果的ではない無駄な仕事を排除して行けばいいのです。


誰かの犠牲の上に成り立つ便利な社会は歪んでいます。しかし、日本の人口減少はとまりません。

人は一度経験した便利さは手放す事が出来ない生き物です。

だからこそ今まで人間が担ってきた仕事をどうすればロボットとAIに任せる事が出来るのかそれを考えなければいけない時代の変わり目に我々は生きていると思います。

過去の人口が増えていくから労働力も増えていくだろうというビジネスモデルは既に崩壊を迎えています。

少ない労働力でも会社が上手く回る、人間が楽に働ける仕組みを整えた企業が伸びていくのです。

ロボットやAIに投資するほど大規模じゃないから関係無いと思わないで欲しいです。

毎日、毎週、毎月ルーティンのように行っている仕事の中でやらなくていい仕事は無いのか?もっと楽にする方法は無いのかと考えることこそが人間にしか出来ない仕事です。


キャッシュレス決済、地図アプリの普及、ネット販売の拡大、レンタルビデオ店に行かなくても映画が家で見れるシステム、

具材を入れると自動で調理してくれる器具、自動食器洗い機、自動掃除機、完全に放置で温度管理してくれる空調、

電話しなくても店が予約できるシステム、どこでも天気予報が見れるサービス。ニュースも新聞やテレビでしか手に入らない時代ではなく、手元のスマホでどこでも欲しい情報が手に入る時代です。

少し前の時代だと米を自動で炊いてくれる炊飯器、食べ物を長期間保存できる冷蔵庫、服を自動で洗ってくれる洗濯機が人々の生活を大きく変えました。

少しずつですが、時代が進めば進む程、我々人間は楽に便利に生きていく、働いていける仕組みを整えています。

今までのやり方が通用しなくなってきたという事は時代の変わり目であるという事です。我々の生活がさらに良くなるチャンスを迎えているという事です。

今後の日本の未来も労働力減少というハードルはありますが、課題があるからこそ、人間は乗り越える事ができます。

人間ならではの知恵と努力で今よりも便利な社会を生み出していくと思っています。

今までと同じやり方を通用させる為の仕組みを考えているようじゃ歪みは解消しません。

今までと違うやり方で今まで以上の成果を出す仕組みを作っていく事が重要です。


変わっていく事を変えない

どっかの企業の社訓にあった気がしますが、現状維持の為にどうするか?ではなく、変化を恐れないでもっと良くしていきたいという意思こそが人類に良い変化をもたらしていくと私は信じています。













皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。