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八月のシンデレラナイン 第5話感想

アカツキが提供するゲーム、八月のシンデレラナイン(ハチナイ)のアニメ、第5話の感想です。

そろそろアニメは折り返しですね。

今回は露骨に尺を稼いでいるなというシーンがたくさん見受けられたシーンが個人的に印象に残っています。

今回もネタバレ満載なので、ネタバレが嫌な方は視聴後に読むようにお願いします。

今までの話の感想記事は以下のリンクにあります。


①冒頭の伏線に不満

物語は仲間達が練習に来ないというシーンから始まります。

はじめての試合をするよという事はツイッター等、様々媒体で次回予告で宣伝していました。

冒頭のみんなが練習に来ないというシーンは

練習試合にボロボロに負けてみんな野球が嫌いになってしまったかもどうしよう?という演出なのだろうなと思った視聴者は多かったのではないでしょうか?

この単純すぎる伏線の張り方はもうちょっとなんとかならなかったのかなという感じです。

誰もが普通に予想出来る未来をそのまま見せられても感動は産みません。

ああ、やっぱりねという感想で終わります。

案の定、有原達はボロボロに負けて、有原と河北はみんなが野球を嫌いになったのでは?と心配しますが、

みんなは本当は野球が嫌いになったわけではなく、もっと頑張ろうという所で次回に続きます。


完全に予定調和!の展開です。

予定調和の展開にするならば伏線なんて張らない方が良かったと私は思いました。

冒頭のシーンがなくても物語は成立しますし、誰でも読める伏線がない事でどんな展開になるのか未来にワクワクする事が出来たはずです。

伏線を張るならば視聴者の想像を超える展開にしなければいけない

スタンダードな展開ならば、下手に伏線を張らない方が楽しめるでしょう


②メンバーのポジション発表 

アニメもメンバーが9人集まったのでポジションが発表されました。

原作ゲームとポジションが若干異なるのはご愛嬌でしょう。

阿佐田がサード、岩城がレフト、東雲がピッチャーというのは納得の配置だったと思います。

その後のポジション別視点での景色を見せる露骨な尺稼ぎに笑ってしまいました。


③女子野球は太ももを見せなきゃいけないのか?

今回は女子野球部のユニフォームが決まるエピソードがありました。

原作ゲームに登場する天草がアニメにも出て来るので彼女のファンは歓喜したと思います。

個人的に気になったのは試合ユニフォームのデザインです。

ほぼ原作準拠の肌の露出が多いユニフォームになっています。

野球をするには危険なユニフォームです。

一応、全員が膝にサポーターをつけているからスライディングは出来ますよという雰囲気を出していますが、

ヘッドスライディングは危なくて出来ないでしょうし、

キャッチャーはクロスプレーで相手から刃剥き出しのスパイクが自分の身体に向かって来る事もあるポジションですが肌剥き出しで安全なのでしょうか?

太ももを出さなければ人気が出ないと思っているのならばハチナイ運営にはガッカリですね。

ゲームとは違う、本気の野球に打ち込む為のユニフォームデザインにした方がサプライズになったと思います。

前回のスタンダードなユニフォームで野球をしていた東雲は凄くカッコ良かったですよ。

太ももを出さなくてもキャラクターはカッコ良くもなれば、可愛くもなると思います。

今回の練習試合で普通に太ももを出しながら野球をする東雲はチープに感じましたね。


④女子野球部の目標はどこなのか?

原作ゲームでは甲子園を目指すという明確な目標がありますが、

アニメではどこが目標なのかまだ語られていません。

そろそろアニメも折り返しなので目標は決めて欲しい所ですね。


⑤エンディング演出そろそろ変えませんか?

前回のお話で有原のシニア時代の伏線は回収したと思っていましたが、

今回もエンディングも有原のシニア時代のメンバー達の一枚絵のエンディングでした。

まだシニア時代の伏線が今後に効いてくるならば全然問題ないですけど、まだ伏線はあるのでしょうか?

せっかく9名揃って本格始動したのだから女子野球部9人の一枚絵に差し替えるぐらいのサプライズはして欲しかった所です。

仲間が増える度に一枚絵を差し替えていけば毎週エンディングが楽しみになるはずなのにもったいないと思いました。


⑥10点満点評価(6点が及第点)4点以下の部分があると全体的に大きな悪影響あり。

ストーリー6(前回より大幅にダウン)

世界観6(前回より大幅にダウン)

キャラクター6(前回よりダウン)

ワクワク6(前回よりダウン)

爽快感5(前回より大幅にダウン、仲間が加入するわけでもなく、ボロ負けで特にスッキリはしません)

テンポ6

話の密度4.5(露骨な尺伸ばしあり)

作画5.5(前回よりアップ!作画崩壊は尺伸ばしの効果で少なめ?)

音楽5

オープニング演出4.5(何回か見ていたらクオリティの低さは気にならなくなってきました)

エンディング演出5(前回より大幅にダウン、そろそろ演出変えて欲しい)

伏線6(前回より大幅にダウン、サプライズある伏線に期待)

伸び代6.5(前回より大幅にダウン、試合演出を見ていても、尺稼ぎを見ていても現場が大変そうに見える。ここから劇的な良化は望み過ぎかもしれない)


⑦まとめ

個人的には今までの全5回のなかでは1番の残念回でした。前回の評価点数が高すぎたので今回は大幅に減点になりましたが、クオリティは第1話と大差ないぐらいだと思います。

しかし、今までの放送は全て作画が怪しいシーンは満載でしたが魅せるシーン、心を動かすシーンを意識して作っている感がありました。

今回のお話は無難に1話を放送した感が感じられてしまいました。心が動かされなかったのです。

やはり、冒頭の伏線の張り方が悪かったのだと思いますし、

ボロボロに負けるにしても最後まで諦めないで野球をしたのか、それとも思うようなプレーが出来ない自分達に葛藤を感じながらプレーをしていたのか?視聴者にはわからない展開でした。

野球の試合中の選手達の心理をほとんどカットしてしまった事が私の心が動なかった原因なのではないでしょうか?

次回は心がワクワクするスカッとしたお話を期待したい所です。












皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。