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らめれこボドゲコラムvol.003_ラマ

vol.003-ラマ(2019年)

こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!

最近それなりにゲーム会とかで回っている、
クニツィアの軽ゲー「ラマ」が今回のテーマです。
ラマは、主にアンデス地方に生息するラクダの仲間ですね。

2019年度のドイツゲーム大賞のノミネート作品で、
授賞式でクニツィア博士がラマのコスプレしていたのも、
記憶に新しいですねー、
ってか誰が準備したんだよアレ、本人か。

例によって、フレーバー的にはラマは全然関係なく、
カード構成も、1~6とラマのカードがそれぞれ8枚ずつ、
という武骨な感じ、捻りは全くない。
これでちゃんと考えれるゲームに仕上げるクニツィアは凄いよな。

ゲームはゴーアウト系のカードゲームで、
場の数と同じか1つ上の数字のカードだけが出せ、
(6の次がラマカード、その次は1に戻る、という扱い)
最終的には、手札を全部出し切れば勝てる。

誰かが出し切ったら、ゲーム終了で、
その他のプレイヤーの残った手札は失点になるんだけど、
同じ数字なら何枚持ってても1回の失点として扱うってのが秀逸で、
その辺りの理由で生まれるドラマが面白いよね。

なお、ラマのカードは失点10。
イラストもインパクト強いが、失点的な意味でも強烈。

あまりゲームに慣れてない人だと、
単純に今出せるカードを出すだけのゲームになってしまうけど、
ゲーマーだと、何を抱えて降りるか、
タイミングを見計らうゲームになるね。
ただ、ゲーマーがやるには簡単すぎる感もあり、
じゃあいったいターゲット層はどこなのか、っていうね。
あ、俺は結構好きです、このゲーム。

大人数でワイワイやるのに適したゲームですね。
ゲーム会だと、時間調整役にはぴったり。

なお、ロールプレイ的には、
「俺は6を6枚抱えて降りたよ、さあどうする?」
「このタイミングで、ラマを引いたりはしない、ドロー!」
「ラマー!(テンション高めで)」

とか使えると思います、どうぞ。

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