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らめれこボドゲコラムvol.010_ミッドナイトパーティ

vol.010-ミッドナイトパーティ(1989年)

こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!

さて、偏りなく幅広く紹介していこうと考えているこのコラムですが、
今回紹介するのは、比較的低年齢向けのパーティゲームです。

ってか、ゲームのフレーバーもパーティなんですけどね。
パーティで楽しく踊ってたら、いつの間にかオバケに捕獲されちゃう、
そんな鬼ごっこゲーム「ミッドナイトパーティ」が今回のテーマ。

作者は、ドイツ3Kの一人、ウォルフガング・クラマー。
初出は1989年とのことで、もう30年も前のゲームなんですね。
現在に至るまでに、何度も再販されており、
その際一部ではゲームの名前も変わっていたりします。
「ヒューゴ オバケと鬼ごっこ」「Escape from the Hidden Castle」

プレイヤーは、パーティを楽しむ紳士淑女のコマを担当し、
6面ダイスを振って移動させる事が出来るわけだが、
その際、オバケの目を出してしまうと、オバケが3歩進んでしまう。
オバケの進む途中にプレイヤーのコマがあれば、捕獲されてしまうのだ。

この捕獲のギミックが、コンポーネントとしてよく出来ていて、
オバケのコマを上からすっぽり被せる事が出来るようになっている。
思わず「あ、捕獲されちゃったー」って言ってしまう。

捕獲から逃れるために、廊下の脇にある部屋に隠れる事も出来る。
ただし、各部屋は1人のみしか隠れられない仕様で、
あとから別の人が部屋に入ってきたら、追い出されてしまうのだ。
※追い出しは、複数ある選択ルールの1つです。

部屋に隠れるのは、オバケが廊下に現れてからなので、
タイミングを合わせて廊下の位置取りするのが重要。
隠れた上にボーナス点ももらえる良い部屋の前は、渋滞が起こったりする。

6面ダイスの1/3がオバケの出目になっていて、
いざゲームをプレイしてみると、オバケの移動スピードに焦る焦る。
そんなところも含めて、大人数でワイワイ言いながら、
気楽に楽しむのがオススメのゲームですね。

なお、ロールプレイ的には、
「わー、オバケが現れたー、脇の部屋に逃げ込めー」
「俺の華麗なダンスを見なよー(と言いながら、前の人を追い出す)」
「あ、捕獲されちゃったー」

とか使えると思います、どうぞ。

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