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【LINE MUSIC Weekly TOP10】2019.07.10~2019.07.16

若者のトレンドを掴むべく、今週もチェック。

いつも通り結果考察は下部に。


最下部の今日のオススメは2曲

・さなり - BRAND-NEW

・SHACHI - Turn Up The Music


まずはランキングから


◆ 10位

Aimer ‐ コイワズライ

⇩4(前週6位)

リリース:2019.04.10

所属:agehasprings

レーベル:ソニー・ミュージック

タイアップ:AbemaTV『白雪とオオカミくんには騙されない❤』主題歌


◆ 9位

STUPID GUYS ‐ 偽愛

⇧47(前週56位)

リリース:2019.07.07

所属:なし

レーベル:STUPID GUYS

タイアップ:なし


◆ 8位

平井大 ‐ Beautiful Journey

NEW

リリース:2019.07.31

所属:テレビ朝日ミュージック

レーベル:エイベックス・エンタテイメント

タイアップ:なし


◆ 7位

Mrs. GREEN APPLE ‐ ロマンチシズム

⇧5(前週12位)

リリース:2019.04.03

所属:テアトルアカデミー

レーベル:ユニバーサルミュージック

タイアップ:資生堂「シーブリーズ」CMソング


◆ 6位

King Knu ‐ 白日

⇧5(前週11位)

リリース:2019.02.22

所属:アリオラジャパン

レーベル:ソニー・ミュージック

タイアップ:日本テレビ系ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」主題歌


◆ 5位

菅田将暉 ‐ まちがいさがし

±0(前週5位)

リリース:2019.05.14

所属:トップコート

レーベル:エピックレコードジャパン

タイアップ:フジテレビ系TVドラマ『パーフェクトワールド』主題歌


◆ 4位

Martin Garrix feat. Macklemore & Patrick Stump of Fall Out Boy ‐ Summer Days

NEW

リリース:2019.04.25

所属:不明

レーベル:ソニーミュージック

タイアップ:なし


◆ 3位

E-girls ‐ シンデレラフィット

⇧25(前週28位)

リリース:2019.07.24

所属:LDH JAPAN

レーベル:エイベックス・エンタテイメント

タイアップ:ミスタードーナツ タピオカドリンク CMソング


◆ 2位

Official髭男dism ‐ Pretender

⇧1(前週3位)

リリース:2019.05.15

所属:ラストラム・ミュージックエンタテインメント

レーベル:ポニーキャニオン

タイアップ:映画『コンフィデンスマンJP』主題歌


◆ 1位

Official髭男dism ‐ 宿命

⇧22(前週23位)

リリース:2019.07.09

所属:ラストラム・ミュージックエンタテインメント

レーベル:ポニーキャニオン

タイアップ:2019ABC夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング


◆ 所感

今週のTOPは『Official髭男dism』の『宿命』でした。

この結果を見て、直感的に熱闘甲子園のタイアップ曲とLINE MUSICの相性が良いのでは、と思いました。


で、本来であれば定量的根拠を探しに行くんですが、2018年のタイアップ曲は残念ながら『嵐』の『夏疾風』という曲。

そう、ジャニーズですね。

ジャニーズはサブスク開放を一切していないので、ランクでは測れません。


じゃあさらにもう1年前の2017年はどうか。

2017年は『高橋優』の『虹』でしたが、残念ながらデータが見つかりませんでした。

2017年以前のデータにアクセスできなかったとはいえ、LINE MUSIC自体は2015年からサービス開始しているので、あとは本社の方に聞くしかありませんね。


とはいえ、この仮説をもとに来年、再来年と動向をウォッチしてみようと思います。


あと、これはLINE MUSIC特有かもしれませんが、他のどのランキングよりも入れ替わりが激しい感じがします。

あくまでも肌感ですが。


これはメイン顧客層に大きく起因しているのでしょう。

もしかしたらそのバイアスかもしれませんが、とにもかくにも他のランキングでは長らくランクインしている曲がLINE MUSICではTOP20にも入っていなかったりします。(例:米津玄師、あいみょん)


あとはLDH系やHIPHOP系のアーティストが強い気がします。

これは定量的にも考察してみようと思います。


TOP10には入らなかった気になる曲は以下です。

16位 大原櫻子 - I am I

2013年にデビューした『大原櫻子の10枚目のシングルです。

レーベルはヴィクター・エンターテイメント。


17位 HIROOMI TOSAKA - NAKED LOVE

2010年にデビューした『登坂 広臣』の新曲。

レーベルはエイベックス・エンタテイメント


◆ 今日のオススメ曲

今日は2曲です。

日本のHIPHOP界を牽引、そして立脚していくことを期待せざるを得ない若き2人のアーティストです。


さなり - BRAND-NEW

顔と声質に注目がいきがちな『さなり』

今回の曲で新境地に入ったのではないでしょうか。

最も驚いたのはメロディの出来

これはJ-ROCKとしても成立するほどの構成と展開です。

それをラップの楽曲として使用するあたりに才能と新鮮さを感じます。

リリックを聴かせるために単調になりがちなHIPHOPのメロディに一石を投じています。

あと彼は16歳です。

16歳でこの完成度。

この探求心とチャレンジ精神は他アーティストも素直に見習うべきだと思います。


そして、もう一人。

SHACHI - Turn Up The Music

この曲は2018年7月13日リリースの曲ですが、そんなことは関係なく感動しました

もっと早く存在を知っていたかった。

そう思わせる圧巻な曲です。

決して声が力強いわけではありませんが、すべての楽曲から彼女がやりたいことの芯の強さ、太さが伝わってきます

曲調、声質などは全然違いますが、精神的な部分では、『酸欠少女サユリ』と似たものを感じます。


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