見出し画像

【Billboard Japan Hot10】2019.06.24 ~2019.06.30

今週のビルボード結果です。

傾向考察は一番下にあります。


◆ 10位

MAN WITH A MISSION ‐ Remember Me

⇧8(前週13位)

リリース:2019.05.29

所属:eggman Co., Ltd.

レーベル:ソニーミュージック

タイアップ:フジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウス』の主題歌


◆ 9位

Nissy(西島隆弘) ‐ NA

⇧113(前週122位)

リリース:2019.06.24

所属:エイベックス・マネジメント

レーベル:エイベックス

タイアップ:ANA PERTH キャンペーンソング


◆ 8位

King Knu ‐ 白日

⇧1(前週9位)

リリース:2019.02.22

所属:アリオラジャパン

レーベル:ソニー・ミュージック

タイアップ:日本テレビ系ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」主題歌


◆ 7位

スピッツ ‐ 優しいあの子

⇩5(前週2位)

リリース:2019.06.19

所属:Grass Hopper

レーベル:ユニバーサルミュージック

タイアップ:NHK 連続テレビ小説「なつぞら」主題歌


◆ 6位

米津玄師 ‐ Lemon 

⇧1(前週8位) 

リリース:2018.03.14

所属:REISSUE RECORDS

レーベル:ソニー・ミュージック

タイアップ:TBS金曜ドラマ『アンナチュラル』主題歌


◆ 5位

サカナクション ‐ 忘れられないの

±0(前週5位)

リリース:2019.06.19

所属: ヒップランドミュージック

レーベル:ビクターエンタテインメント

タイアップ:ソフトバンク「速度制限マン」篇のTVCMソング


◆ 4位

あいみょん ‐ マリーゴールド

⇧2(前週6位)

リリース:2018.08.08

所属:エンズエンターテイメント

レーベル:ワーナーミュージック・ジャパン

タイアップ:なし


◆ 3位

Official髭男dism ‐ Pretender

⇧1(前週4位)

リリース:2019.05.15

所属:ラストラム・ミュージックエンタテインメント

レーベル:ポニーキャニオン

タイアップ:映画『コンフィデンスマンJP』主題歌


◆ 2位

菅田将暉 ‐ まちがいさがし

⇧1(前週3位)

リリース:2019.05.14

所属:トップコート

レーベル:エピックレコードジャパン

タイアップ:フジテレビ系TVドラマ『パーフェクトワールド』主題歌


◆ 1位

IZ*ONE ‐ Buenos Aires

⇧47(前週48位)

リリース:2019.06.26

所属:OFF THE RECORD ENTERTAINMENT

レーベル:ユニバーサルミュージック

タイアップ:なし


―――――――――――――――――――

◆ 所感

① IZ*ONEの『Buenos Aires』

今週のTOPはIZ*ONEの『Buenos Aires』でしたね。

CDセールス順いが1位ということで、TOPに来ました。

相変わらずアイドルはよくCDが売れますね。

イニシャルでガッと稼ぐ戦略なので、今後の展望はあんまり必要ないのかもしれませんが、この手の売り方をするともれなくランキングから消えていきますね。

もちろんランキングがすべてではありません

売上が立てば良いわけで、それを最初に刈り取ってしまうのも立派な『戦略』の1つですね。

とはいえ理想は、刈り取りながらも長期的に聴き続けてもらえることじゃないかと、そこを捨ててしまっては音楽という世界に身を投じている意味はないのではないかと、思ってしまうわけなので、後日、「アイドル(PKG刈り取り施策)でも継続的に聴いてもらうには」を考えてみたいと思います。


② 長期的にランクインしている楽曲の特徴

あいみょんの『マリーゴールド』、米津玄師の『Lemon』はもはや言わずもがなですが、最近この2大巨頭に割って入りそうなのがofficial髭男dismの『Pretender』、菅田将暉の『まちがいさがし』、King Knuの『白日』ですね。

とはいえ、『Pretender』と『まちがいさがし』は2019年度発売のいわゆる新譜ですので、最も近いのは2018年度発売の『白日』でしょう。(←2019年3月以前(2018年度)に発売のものを旧譜としています)

これらの特徴はもれなくYouTubeの週次再生数を稼いでいることです。

※もちろんこれだけではなくストリーミングでよく聴かれているというのもあるのですが、、、


このYouTubeの週次再生数にはUGCも含まれています

※UGCの詳細はこちら


つまり、本人のMVがよく見られているというだけでなく、「うたってみた」などのカバーが見られた回数も含まれているということです。

もちろんカバーだけでなく「作業用BGM」などもその対象です。


これを生み出していくスキームを作れたら武器にできそうなので、ちょっと色々試してみます。


あとストリーミングの再生数ですが、今までは「プレイリスト至上主義」でしたが、数字をみている限り「お気に入り至上主義」の方が正しそうな予感がしています。

確かに、自分の行動に置き換えて考えてみると、一度「お気に入り」に入れると、結構な頻度でそのリストを再生していますし、あまり外しません。

つまり、恒常的に聴き続けられる状態になっているということです。


これはこれで考えねばなりません、というか既に幾つか動いているので、結果次第ですが、それはまた別の機会に。


なぜこんなことが起きているのか、というと

音楽の世界ではここ2~3年で急激にデジタルシフトが進みました

簡単に言えば、音楽を聴く媒体がiPodやWALKMANなどのポータブル音楽プレイヤーからスマートフォンに変化した、ということです。

ざっくり簡素にまとめると、CDを買って家で再生する→CDを借りて音楽プレイヤーでいつでもどこでも聴く→サブスクリプションサービスやDLサービスを用い、スマートフォンで聴く、という変化が起きているということです。

これはアーティストや業界にとっては一見リスクのように思いますが、稼げる面が増えたということとサービスを介して聴かれているので、権利がしっかりと守られ、東南アジアなどの諸外国でも勝負がしやすくなったことをさしています。

一方で、お客様から見ても、音楽を聴くためにいろいろな媒体を持つ必要がなくなり、今や連絡や生活手段として無くてはならないスマホさえあれば聴けるので利便性が増して、実際それが使われているということです。

だとすると、やはり稼ぎ方もデジタルシフトに合わせなければなりません

そしてそれが如実に結果として表れているのが上記のヒット曲ではないでしょうか。


今までの常識は

・新譜のPKG売上がすべて

でした。


しかしサブスクの発達によって旧譜でも稼げる時代が来ています。

直近でいえば安室奈美恵やWANIMAが良い例でしょう。


音楽を買ってもらう、のではなく、音楽を聴いてもらう

にマーケ思考を変換させる必要がありますね。


今週はこれくらいで。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

2
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。