Ramoon

まち歩き。言葉並べ。音楽浮遊。

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最近の記事

誰よりも早く駆け抜けた先に

広がる景色は何を与えるのだろう。 汚れなく吹き抜けてきた風、淀みのない日差し、 自分の意思で合わせる視点 清々しさ、誇らしさ、尊さ、 達成感、満足感、幸福感 その一歩辿り着いた場所でふと、振り返った時、 誰も後ろにいなかったら その顔を前に戻してまた同じ景色はあるのだろうか。 何かを見ようとし、確かめようとし、探そうとして その正面がゴールであった事も 振り向いたうしろから来た事も 一瞬でわからなくなる、足元の地が抜け落ちるような 新たなスタートと出会う。 いつか現代美

    • 桜が咲くと思い出の中の記憶が舞い散る

      今年は例年に比べて一層草花が綺麗に見える。 人が厳かだから 外を歩く事に丁寧になっているから 世の中に動じず季節の流れを確かに刻んでいるから。 人に何かを伝える時 内容の真意を掘り下げるのか 相手にどう感じてほしいのか 無意識に反応を見て選び進めると 迂回しながらそっと軸を誤魔化し 元々確かな結論はなかった事になる。 職種としてのスキルということではなく 人としての 関わりが、パフォーマンス。 何か行動し、言葉を発し、意思を示すことは 無数の選択肢から判断基準を通過した 

      • マタニティ コロナティ

        大体夜22時過ぎ頃はベビちゃんがよく動いて 可愛いな、と意識がお腹に向き少し肩の力が抜ける。 忘れてるわけじゃないけど、無意識になる時間があるから。 最近お灸で逆子が治ったはずなのに、内側からの合図の場所に傾げる。 癒しの後は、見えない、わからないことに不安になる感覚。 現在8ヶ月と2週間になるお腹はどんどん重く丸く 水と熱と養分と命を含むそれは一つの地球のよう。 そんな星を抱えながら、 電車に乗り、仕事に向い、人と会い、買い物をして帰る。 いまやNGワードとなったそれらを

        • 書き初め 語り染め ナウシカ

          砂に流れて地底を歩いて 森が土を綺麗にして水を汲み上げてると 気付いて泣いているナウシカの優しい心。 NHKの番組 小林賢太郎テレビ を見た ここでも以前までの印象より透明度が高く とてもクリアに感じた。 年末映画館で観た アリー/スター誕生 も 才能の色が混ざる深みを そのまま受け取って白の上に置いたような。 冬の冷えて澄んだ空気を直接吸い込むように 素直に吸収しては目が覚める感覚。 表現の先に何を見ているのか 伝えたいことをどうしてほしいのか 生み出したも

        誰よりも早く駆け抜けた先に