子どものやる気を引き出す言葉がけ

巷では「子どもは褒めて育てよう」と言われている。
でも、どうやって褒めたら良いのかよく分からず「よく頑張ったね」「偉いね」「すごいね」ばかり言っていませんか?
僕も個別塾で生徒が宿題をやってきた時やテストで良い点を取ってきたときに褒めたいけど良い言葉が見つからずとりあえず大袈裟に目を大きく開いて「すごいじゃーん!」と繰り返し言うだけだったのでその状況がよく分かります。

そこで、今日はそんな時にオススメのフレーズを紹介します。
「I表現」と呼ばれる声かけで、褒めるというより気持ちを伝えるというニュアンスの方が強いと思います。
I表現というのは自分を主語にして伝えることです。

例えば、子どもがテストで良い点を取ってきたときは
「やったね、お母さん(お父さん、先生)もとっても嬉しい!」
お手伝いをしてくれたら
「ありがとね、○○のおかげですごい助かった」
といったように褒めるのではなく一緒に喜んだり、感謝したりします。

子どもはもちろん、褒められるのは嬉しいですが大好きな人が喜んでくれたり、感謝してくれたりすることが一番好きで次も頑張ろうと思います。
これは特に愛着が強いほど効果を発揮すると思います。
自分の感情を伝えれば良いので伝え方は無限にあると思いますのでぜひ使っていただけると嬉しいです。

もうひとつ褒めるときに心掛けて欲しいのが、子どものテストの結果を褒めるよりも「○○の頑張ってる姿がかっこよかったよ」や「○○が頑張ってるのを見て嬉しくなった」、「(テストの点数を喜んだあとに)良い点が取れたのは○○が一生懸命勉強したからだね」といったように頑張った事実を褒めてあげることです。
こうすることで努力することで喜んでもらえると思い、努力できる子どもに育つと思います。

今日はこの辺で終わりにします。
まとめ
・褒めるときは「I表現」を使う
・結果よりも過程を褒める


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