教師221,222日目~小さな一歩~

スケジュール

3/13 (土)
8:30~10:00 採点(第4審)
10:00~10:30 入力内容確認(4回目)
10:30~12:20 読書
12:20~12:30 職員会議
3/15 (月)
8:00~8:30 発表資料印刷
8:30~8:40 職員会議
8:40~9:30 シュレッダー作業
9:30~11:00 レポート朱書き
11:00~11:25 昼食
11:30~12:30 追認考査課題印刷
12:30~13:30 ST&自転車点検
13:30~14:00 雑務

今日は入試2日間の早朝労働の割振を取って14:00帰宅。
さすがに約3時間の割振の権利を捨てるわけにはいかない。

学校の割振は使われずになくなってしまうことも多々ある。
しかし、それをまぁ良いやで終わらせてはいけないと思う。
たとえ自分が良くてもそれをやることで他の先生や今後先生になる人にも影響してくる。

ただでさえサービス残業が横行している学校現場で数少ない正当な勤務だと認められて貰えた割振を自ら捨ててサービス残業化することの負の影響は思っているより大きい。
多少無理してでも取らないといけないという雰囲気を作ることが労働環境改善の小さな一歩になる。

土曜日の割振もその前の火曜日にしっかり取ったのでこれで入試に関する割振は全て消化しきった。
それにしても土曜日に仕事をするだけで月曜日がここまで大変になるとは俺も年を取ったものだと感じる。
何せ1日の休みでは疲れが取れない。

毎週部活動で土日をなくしてる先生は常にこんな感じなのか、エグいな。
土曜日の午前に採点があると知ったときの僕の反応は「え、せっかくの休みが潰されるの!?」だったのに対して知り合いの先生の反応は「よっしゃー、部活動だったら1日だったけど採点は午前で終わる!」だったのは驚愕した。
当たり前の基準が違いすぎる。

部活動が好きでやっているのならば何も文句は無いが、これが嫌々やっているのであれば一刻も早く断るべきだ。
部活動の顧問を断るのがおかしいみたいな雰囲気がまだ職員室にはあるが、これは納得できない。
そもそも業務として認められていない、いわばボランティア活動を他の人に強制する人の気が知れない。

この雰囲気は来年度の希望調査表からも感じ取ることが出来る。
部活動希望を書く欄があるのだが、希望する・希望しないの選択肢がないのだ。
どの部活動を希望するかが聞かれるだけでそもそもやるやらないの選択権がないのはおかしい。
あたかもやるのが当たり前みたいな雰囲気が感じられる。
近いうちに校長に伝えて次回からは選択欄を作ってもらう。

僕は理科なのであまり実害は無いが、課外も同じだ。
引き受けるとも言ってないのに、知らないうちにやることになっている。
お金が出る分部活動よりは幾分かマシだが、これもきちんとやる・やらないの希望を取った上で正当な賃金を払ってやるべきだ。
今はPTA会費からグレーなお金が出ている。
ここもしっかりと是正すべきだろう。

土日の部活動や課外の在り方は今後しっかりと議論され、その時々にあった形に変わっていくべきだ。
その為に小さなことでもしっかりと声を挙げる必要がある。
1人では小さな声でもたくさんで出せば大きな声になり、それが学校の不自然な当たり前を変えていく。
声を挙げなければ実情は伝わらないし、何も変わらない。

自分に出来ることはそんなに多くないけれど、小さな一歩を積み重ねていこう。
小さな変化を積み重ねて、大きな変化を引き起こしていきたい。

終わり。


教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。