スケジュール

8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 授業
9:50~10:40 授業
10:50~11:40 時間割調整&点数入力
11:40~12:00 昼食
12:00~14:10 教材研究&初任研レポート
14:20~15:10 授業
15:20~16:10 授業
16:10~16:25 掃除
16:25~16:35 ST
16:30~17:00 教材研究
17:00~18:40 部活動

僕が帰る直前に他の先生が
「今からやることたくさんあるから20:00までやるかなー。」
と言っていた。

これが現実だ。
部活動をやっていたら部活動まで終えて、初めて自分の事務仕事に取り掛かれる。
僕の学校は20:00には施錠されるので、まだマシな方だと思うがやはり部活動というシステム自体が破綻している。

部活動中は他に何も仕事が出来ないうえに勤務時間外まで当たり前にやりやがる。
それに加えて土日も消し去っていくし、何よりほとんどお金が出ない。
平日は200円程度、土日は1日やって3000円程度だ。
時給換算すると余裕で最低賃金を下回る。
部活動をやるくらいならバイトした方がまだ儲かる笑

こんな労働環境でやりがいだけを全面に押し出しても希望者なんぞ増えるわけがない。
倍率が下がればもちろん質も下がる。
量も質も下がっているのに求められる仕事はどんどん増える。
優秀な人ばかりに負担がかかる。
優秀な人が潰れる。離れていく。
まさに負のループだ。

僕は部活動という破綻したシステムが変わるにはもう痛みを伴う改革しかないと思う。
上は本当に破綻するまで動かない。
気付かないフリをする。
今こそ、大人数で部活動顧問を拒否して部活動の顧問をやる人が居ない状況を作るしかない。

教師が労働者の権利を捨てて、どうにか成り立たせているから上は動かない。
自分のプライベートを取り戻そう。

給特法で時間外勤務は命令されないと明記されているので今は自主的に時間外勤務をしているという状態だ。
それなら自主的に時間外勤務をしないという選択肢も当然認められるべきだ。

今こそ動いて気付かせよう。
プライベートの時間を確保しよう。
教材研究の時間を確保しよう。
教師をもっと魅力的な職業にしよう。
この行動が教員志望者を増やし、優秀な人材が現場に入ってくる機会を増やし、子どもに価値を与えられると思う。

自らの行動を変え、周りの環境を変え、理想の状態を実現する。
これが本当の市民性。
高校生に身に付けてもらいたい能力。
まずは教師から手本をみせるべき。

終わり。