教師12日目~初任給~

今日のスケジュール

8:30~9:00 職員会議
9:00~10:00 フリータイム(教材研究)
10:00~10:30 教科打ち合わせ
10:30~13:00 テスト監督表手直し
13:00~17:00 模擬授業兼教材研究

今日もあまりやることなかったなー。
そんなことより初任給が出た。
まだ、12日しか働いてないしほとんど仕事してないのに全額支給される。
こういうときだけ公務員って良いなと思う。
実態をきちんと伝えたいけど、給料明細は不特定多数に見せるものではないから有料ゾーンに書いておこう。(有料ゾーンには計算式もつけて1円単位まで細かく自分の給料を書いたので、教員志望で給料が本当に気になる人だけ少しお金を払って覗き見してくれると良いかな。思ったよりは多かったよ。)

公務員は何もしなくても給料がもらえる。
でも、その立場に甘んじてはいけない。
どこからその給料は発生しているのか、その給料に見合う価値を提供できているのかを常に考え続けなければならない。
給料を超えるくらいのパフォーマンスを出さねばならない。

ただ、民間企業は利益を生み出しているから分かりやすいが、行政はそうではない分何を指標に価値を提供できているのか判断すれば良いか分かりにくくなっている。
もちろん、価値を提供したからって給料に跳ね返ってくるわけではない。
ここが難しい。


現時点での僕なりの解釈は

①給料分の価値を提供する意識は持ち続ける必要がある。
→その姿勢がもし転職しようと思ったときに自分を助けてくれるし、公務員でも少なからず出世に影響するはず。自分が付いていきたいと思われる先輩(上司)になるために必要な思考。
②提供価値はゴールから逆算すべき。
→何のために教育が行政の事業になっているのか、から考えると誰に何を提供すべきかが分かるはず。

②について詳しく考えてみる。
まず、対象はやはり生徒になるだろう。
生徒全員に行政の仕事として行っているという点がポイントなように感じる。
全員が教育を受ける意味、それは全員がこれからの社会を作っていく人材だからではないだろうか?
生徒が社会に出たあとにその社会に適応して活躍するだけでなく、その社会を1人の市民として作っていくことが今後の社会を良くするために必要で、その為にわざわざ国のお金を使って教育をしているのだと思う。


そう考えると、やはり市民教育にたどり着く気がする。
集団の中でお互いの自由を認め合いながらもきちんと自分の意見を主張できる人間を育てる。

お互いの自由を認める為にはまず、自分が認められている実感が必要だ。
自分の意見を主張するためには自分の頭で考える訓練とそれを相手に分かりやすく伝える訓練がが必要だ。
意見を主張できる自信が必要だ。

僕はそんな授業をしていきたい。
せっかく40人が1つの教室に集まっているのだから、それを活かした授業をせねばならない。
一方的に教えるだけなら動画で良い。
生徒同士の交流を通して、教師との対話を通して、慣用さ・思考力・自信を身に付けて欲しい。

理想を語るのは簡単だけど、それを実行すること、きちんと評価することはとてつもなく難しいなー。
それを日々考えて、改善していくことが本当の給料に見合うだけの価値なのかもしれない。

終わり!

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