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私の愛しすぎる愛兎娘

うちのうさぎのことを書こうと思う。


私は、小さい頃から
動物はウサギが好きだった。

金魚は飼ったことあったけど、
哺乳類は飼ったことがなかった。

7年前、
旦那の同僚から、
飼い主が飼えなくなったらしく、
うさぎを飼えないかと、連絡があった。

その同僚は、
すでにうさぎを飼っていて、
もし、周りに引き取ってもらえる人が
いなければ、自分が飼うつもりだった。

旦那は同僚がうさぎを飼っていると
話していた時に、
嫁がうさぎ好きだということを
話していたらしい。

で、うちに、よかったら引き取らないか??
と話してくれた。

旦那は、生き物を飼うことを迷っていたが、
私は飼う‼️としか答えがなかった。


そして、
旦那が初めて、
うちにうさぎを連れてきた。

耳と、鼻と尻尾がすこーし茶色で、
真っ赤なルビーのような目をして、
頭の周りがライオンみたいにもふもふな
かわいいとしかいえない、
珍しいうさぎが来た。

家族会議を開き、
名前はバニラとなった。

調べたところ、
ライオンヘッドラビットという種類の
うさぎらしかった。

年齢も、オスメスもわからなかったし、
病気とか、もろもろ調べるために
病院へ行った。

メスだということ、
推定2歳ということ、
病気はないこと、
去勢手術はしていないということ、
がわかった。


バニラの誕生日は、
うちに来た10月13日にした。

それからは幸せの日々だった。

毎日が癒しだった。

うさぎはあまり人間になつかないとは
聞いていたけど、
本当になつかなかった。

トイレは覚えるらしい。

バニラはトイレは完璧じゃないけど、
覚えてた。

バニラは、なつきはしなかったけど、
おやつ持ってると来てくれたし、
うちの中を自由に走り回ったりもした。
ものすごいスピードで笑

抱っこも、爪切りも、ブラッシングも嫌いで、
毎回ひっかかれた。
その傷も今は、残っていて欲しいけど、
残ってない。

洋服を着せたりもした。
真っ白な体だから、赤い私好みのドレス。
嫌がってた笑

うさぎは、ストレスに弱いから、
写真撮って、すぐ脱がせたけど。

ハーネスをつけて、家の外に出たりもした。

家の中か、家の玄関前とか、病院くらいしか
出たことないから、
他のうさぎと触れ合うことなかった。


うさぎは、子宮系の病気になりやすいらしい。
だから、去勢する人も多いらしい。

が、
バニラは他のうさぎと会うこともないし、
手術で何かあったら嫌なので、
去勢はしなかった。

バニラは、お腹を下したことはあった。
だけど、大きな病気や、怪我もなく、過ごした。

毎日、夕飯の片付けを済ませたあとに、
バニラのケージの掃除、ご飯、おやつを出す
バニラと触れ合う
という、ルーティンがあった。

それが、7年たって、なくなってしまった。

毎日、夕飯片付けた後、

バニー❤️❤️❤️
お腹すいたねー
今日はこのおやつだよー❤️

って。

よくある、動画に出てくるウサギたちのようには
なついてないし、
いうならば、
わがままで自由な女王って感じ。
だから、
子供達と遊ぶことはほとんどなかったな。

私が、甘やかして、
なんでも許して、
あれもこれも食べる?
もういらない??
って。

鼻のところを撫でるとリラックスしてたな。

爪切りは戦いだった。

ブラッシングは、すきあらば
逃げてたね。

買い物の時、
大根は葉っぱ付きのを買ってたし、
キャベツはなるべく外側の葉っぱが残ってる
ものを選んだ。
にんじんも大きめのやつ。

だけど、
買い物行った時、

あ、、、
もう、葉っぱ付きを選んでも食べてもらえない。
もう、キャベツのシャキシャキ音を聞けない。
もう、にんじんの皮の綱引きできない。

そういう、
小さな一つ一つのちょっとした出来事で、
悲しくなる。
その時に1人だったらなおさら。
買い物しながらうるうるしてしまう。

家のそばで、
ペットの葬儀屋さんが、
火葬の機械がついてる車で来てくれて、
その場で火葬されたから、
家近くの火葬された、パーキングをみるだけで
これまた悲しくなる。

仕事中は平気なのに。

私は、バニーにとって、
いい飼い主だったかはわからない。
だけど、
葬儀屋さんからは、
とても褒められた。

大きな病気をしていないこと、
家で飼ううさぎさんで、8歳は大往生だったと。
で、火葬した後、
骨もしっかり残っていて、
とても体が健康的だったと。
だから、カプセルで、
ちゃんとした形で爪と歯の骨を
入れることができました。と。

とても、愛されて、
いい飼い方をされていたと、わかります。
と。

私は号泣した。

亡くなる3日前が私の誕生日だった。
私の誕生日のときは、
まだバニーは元気だった。
年はとっていたけど、
私のてからおやつも食べて、
自らケージから出てきておやつを食べた。

その数日後、立てなくなって。
寝たきりになって。
でも、何度も足をバタバタして立とうとして。
立たせてあげると、前に進もうとしてた。


ぽっくり逝ってしまった

という言葉が合うのかもわからないけど、
きっと、そうだと思う。

ギリギリまで元気な姿を見せてくれた。

うさぎは、足の怪我をしやすい。
そこから、足が悪くなってしまうことも多い。
病気をしやすいから、
家で飼ううさぎさんは
5年も生きれば長生きなほう。
と、葬儀屋さんが教えてくれた。

だから、バニーのことをとても、褒めてくれた。

それが嬉しかった。

私の愛し方は間違ってなかったんだって、
言ってもらえた気がして。

まだまだ、書き出したら
思い出は尽きないけど、

泣いてしまうから、この辺にしておこう。

私は、バニーが大好きだよ。

私のところに来てくれてありがとう❤️

バニーが着てた、赤いドレスで、
骨壷カバーを可愛く作るから、
待っててね。

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