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宝塚初心者


神田沙也加ちゃんの舞台を見てみたいと思った事がキッカケで東宝版『1789』のDVDを購入した。小池徹平くんやソニンちゃんが『キンキーブーツ』の直前に兄妹役で共演していた舞台だと知ってて興味もあったので東宝さんの通販サイトに申込んだ(DVDの中古市場が新品正規価格を上回る状態だったので)。どうせならパンフレットも欲しいな…と思ったが残念ながら中古しか見付けられなかったけど何とか手に入れた。既に価格が異常に高騰していて、無料のフライヤーでさえ高値取引になってる現状に呆れてしまった。(春馬くんの時と一緒…デジャ・ブ感を覚えた)年末でユックリは鑑賞する時間が無いなぁ~と思って特典映像だけ見る事にした。あんまり興味を拡げて来なかった分野だったので本当に無知で、特典映像だけで胸がいっぱいになるくらい感動してしまった。色々検索するウチに宝塚が日本初演だったんだね?と改めて日本のミュージカル界を開拓して来たんだなぁ…とその歴史を感じてしまった。お正月休みにDVD三昧してみようか?と思い付きちゃぴちゃんの作品も検索してみたが残念ながら東宝版エリザベートでは愛希れいかバージョンは販売されて無かったので初めて宝塚の舞台のDVDを購入した。『ベルサイユのばら』にするか『ロミオとジュリエット』するか悩みに悩み…やはり高値の付いたロミジュリではなく馴染みのあるベルばらにすることにした。(ロミジュリに関して高値の理由は特別版Blu-rayの影響と明日海りおさん人気により希少価値が付けられているのではないかと思われる)
本当は『エリザベート』が欲しかったのだけど予算の都合で断念した(笑)
思えば小学生ぐらいに『ベルばら』や『タカラヅカ』が流行った世代で…個人的にも真矢みきさんや天海祐希さんといった男役出身の女優さんが大好きで原作マンガも大好きだったから、と云うのも理由の1つでもある。

そしたら…もう見事に一目惚れ(笑)龍真咲さんのオスカルに原作のイメージをうら切らない華やかさや上品さを感じてファンになってしまった!あの暖か味のある優しい声音が見事に自分好みで第一声で好き!っと撃ち抜かれてしまった。当初の目的のちゃぴちゃんのロザリーも可愛いくて文句なしに健気なイメージ通りで満足。ザ・宝塚的な王道の作品だと云うのも在ったかも知れないけれど、たった1作品で宝塚の沼に見事に墜ちました(人*´∀`)。*゚+

元から好きな分野だから敢えて手を出さなかったと云う世界だったのに…予想通りの展開でした。何度も繰り返し観ながら次は何を見よう?と考えて、もうビジュアルで惚れた『エリザベート』を見たくて堪らなくなってしまって予算なんて何とかなるさ…で結局購入したのです。

愛希れいかさんのエリザベートの美しいこと…哀しく孤独な皇妃は、儚くも凛々しく情感豊かに心に訴えて来て自然に涙が溢れて来ました。それよりも何よりも魂をブチ抜かれた様に惚れてしまったのが珠城
りょうさんの
トートでした。
死」の象徴である黄泉の帝王で在りながら、その声は温かく彼女の持つ雰囲気や芝居が大好きになりました。2018年版は記念すべきエリザベート第10作目の月組による再演でしたが明日海りおさんは既に組替えで花組でトップスターとなられていて彼女のトートも見てみたいと思った時にエリザベート25周年記念のガラコンサートで歴代のダイジェストコラボを知っていたので急遽追加購入。
その中で幾つかの組の作品を観て思った事は1つ…わたしは月組のお芝居が好き!と言うことでした。組に拠る芝居の違いはまだ分からない無いけれど…素人が受ける芝居の雰囲気をして(ダイジェスト版ではあったけれども)そう思ってしまいました…

自分にとって【舞台】はチョット縁遠い世界だと思っていたので特に関心を向けずに来ました。映画は中学生の頃から年に1~2度程度ではありましたが観に行ってました。昔?は子どもや学生向けの映画は夏休みや冬休みなどの休暇に合わせた公開が多く封切されていたので…(わたしのお小遣いは基本的に漫画に注がれているので自力で行くのはその位が限界)それが『三浦春馬』と言う俳優との出逢いで彼が舞台に立って居た事を知り…興味を惹かれ、そこで彼と同じ舞台に立つはずだった『愛希れいか』さんを知り配信で観た彼女の「マタ・ハリ」に心奪われ…それから幾つかの作品をライブ配信で視聴する様になっていました。わたしの中では地方だから敷居が高いと思っていた舞台ステージが、コロナ禍で増えたライブ配信により逆に身近にさせてくれたのです。配信はコロナ禍で今現在も尚続いている突然の公演中止や休止に拠って舞台離れを繋ぎ留める役目も担い、わたしの様な新たなファン層も増えて居るのではないでしょうか?ファン以外だと金銭的にもそう何度もリピートする事は経済的に厳しくてもライブ配信ならばその雰囲気を少しだけ体感出来るのですから…生の舞台に優るものは在りませんが、映画の数回分にあたるチケット代金を考えれば有り難い存在です。(以前春友さんに舞台の出演が決まったらチケット代の為に貯金や仕事を頑張っていたと聞いてましたので)

あれから僅か1ヶ月ですが…配信サービス(宝塚オンデマンド)や過去のDVD視聴により少しだけジェンヌさんの顔の区別が付く様になって(名前と顔の一致はまだ数人だけですが)益々楽しくなって来ました。基本的には月組推しなのですが、組替えでこの組のこの作品にこんな役をしていた…なんて話しを聞いたら配信で視聴出来ないか探しては見るを繰り返しながら着実にヅカオタに成ってる気がします(笑)
まだまだ過去作品を遡っているファンですが…ご贔屓さんが既に退団卒業されて居る方ばかりなので在団中の作品を見てみたい気持ちが先行してしまうのです。

最初は月組作品ばかりを選んで見ていましたが…歴代のトートを見てみたいと思って調べていたら瀬奈じゅんさんと云うルキーニ→エリザベート→トートと男役さんなのに現役でエリザベート?(女役)を演じた元トップの存在を知り…その全てを見たくなってしまいました!まだ2005年版のエリザベートと2009年版のトートしか見てませんが再び瀬奈じゅんさん好き!を発動…実はこの好き!になる度に他の興味があった作品を視聴しているのでまだ『エリザベート』を全作品制覇は出来て居ません。レンタル期間にリピートする事で堪能しているので先に進まないのです。この人はこの作品にも出てたんだ!と分かって好きの公倍数の多いモノから視聴してるので。
組の事情(作品上の都合?)などで他にも男役さんが女役(男役さんの娘役なので敢えて差別化の為)をされていると知り今はそんな作品を選んで視聴すると云う変則的な見方をしています。つい最近『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』のあーさちゃん(朝美絢)のキャロルを観てキャーキャ~と言っておりました  (人 •͈ᴗ•͈) オープニングで男役で踊ってからの女役で超セクシーな声とスタイルに噂以上の感動致しました。娘役が演じる女性とは一味違う男役が醸し出す女役の色気が素晴らしく表現されていたと感じました。役柄に寄り添った女性らしい雰囲気は見事だったと思います。しかもフィナーレで再び男装に戻ってマックス(彩風咲奈)とのダンスに男役としての踊りも披露!階段降りにはキャロルに戻って他の娘役さんと同じ様に深々とした会釈……もう衣装替えどころの目まぐるしさじゃ無いですよね👀感心と云うか~感動と云うか?目が離せませんでした!雪組の方はまだあーさちゃんしか知らないので少しづつ覚えたいと思いますm(_ _)m


まだまだお正月休みを挟んで1ヶ月の新米ファンで知らない作品やジェンヌさんばかりですが…これからも枠にとらわれ無い楽しみ方をしていきたいと思っています。作品選びをする時には気になる題材やジェンヌさんで楽しく覚えていけたらいいな(. ❛ ᴗ ❛.)と思っています。

いつか生の舞台を観に行けたらイイな~とコロナが収束して怖がらなくても良い様になってくれます様に…と心から願って止みません。
九州には博多座と云う素敵な劇場がありますので…なかなかチケットの競争率が激しいのですが…いつかは行ける事を心待ちにしております。
それまでは過去DVDや配信を観ながら応援したいと思います。大人になって初めて正式なファンクラブにもつい先日入会致しました←何の報告?(笑)

2年前の自分を思ったら信じられませんが…1年半前のあの日から色んな気持ち…感情に押し潰されそうになりながら春友さんとの交流でSNSだけでは無い現実での繋がりも含めていろんな意味で変わった…と云うよりも変われたんじゃないのかな?と思っています。いまは宝塚に夢中になっている自分に驚いたりしていますが、それすらもキッカケは三浦春馬と言うエンターティナーが居たから…改めて彼との出逢いで深く知りたいと願い関わった事で化学反応の様に変化して現在があるのだと思っています。
今はチョッとSNSでの現状に疲弊した所があって宝塚に前のめりになっているのですが…それはそれで良いのかな?と思っています。目の前に居る【好き】を追い掛ける事が出来る幸せを見逃したら…後悔したくない!と思ってしまったから自分の気持ちに素直になろうとしています。SNSを控えめにして作品に振れる時間を大切にしています。時折り【大好き】を叫びたくなったらそれぞれの場所で呟いています。

この幸せな1ヶ月間は春馬くんがくれたものの延長線上にあります。決して彼を想う気持ちに変化があったワケでは無く…何かに取り憑かれた様にガムシャラに三浦春馬に前のめりな自分の気持ちが落ち着いたと言うだけだと思っています。こんな気持ちになる事は想像もして居なかったけれど…自分の気持ちには素直で在りたいと願っているので自然な成り行きに任せて毎日の【好き】と向き合っています。

宝塚の作品への欲求が落ち着いたら…ゆっくりと視点を変えて色んなモノに出逢い触れ合って行けたら良いなと思います。



突然ですが…ヅカファンになったかずっちの近況報告のnoteでした(笑)


#三浦春馬 #宝塚歌劇団

#突然ですがヅカオタになりました

#龍真咲 #愛希れいか#珠城りょう#エリザベート



拙い文章への共感やサポートありがとうございますm(_ _)m