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タカラヅカ日記⑥穏やかな暖かさが魅力〜珠城りょう❷

配信で舞台挨拶の特集を見ながら想ったことです……

『本当にありがとうございました!』と最後に声を一層張り上げてお客様への感謝を伝えてくれる声音が、とても暖かくて大好きです。その声は誰よりも優しく心に響き…画面越しに過去の映像でしか知らないわたしの胸にも響いて来ます。劇場で直にその言葉を受け取られている方たちの胸に響かないわけがありません。

彼女が宝塚歌劇団を卒業してしまった後に好きになったわたしは珠城りょうと言う役者を知る為にはゼロから調べなければ何も分かりません。どんな作品のどんな役柄を経験して来たのかすらネットで調べながら配信を探して見ています。年代に関係なく見る事の出来るものを見る。雑誌やパンフレットを集めていつかはこの舞台も配信サービスで見られたら良いな~などと思いながら探しています。そうやってネット検索をしているとGoogleにブログや記事をオススメされてしまいます。タイトルだけで嫌な気分になるものは敢えて読みませんが、なんとなく読んで失敗した!なんて事も少なからずあります。わたし自身もこうしてnoteを自由に書いていますが自分の好きな人では無いからと言って目にした人が不快になるような言葉を選んで書こうなんて思いもしません。誰かを攻撃したり貶めたりするために書くブログにはウンザリします。遡って検索してみるとその時々、リアルタイムに発信されていた事が分かります。現役のジェンヌさんはSNSを禁止されていると聞いた事がありますので、そんな意見に対して目にしたファンに傷付かない様にフォローする事すら出来ないのです。SNSを発信出来ないからと言ってしていないワケでは無いでしょう…万が一の偶然にでも、そんなブログ記事を読んでしまったらどれだけ傷付かれていたでしょう。゚(゚´Д`゚)゚。
色んな人が居て全ての人間が称賛を与えてくれるワケではないと言う事は理解していてもツライと思います。マスコミなどのメディアの評価に対しては相手がプロなので受け入れるしか無いにしても素人のブログ記事は無責任に辛辣です。ましてや本人に責任の無い事まで全責任を押し付けた物言いに不快を通り越して怒りを覚えます。作品を観劇した感想だけならばともかく…それ以外に何も判らない部外者が発信して良いレベルを越した評価をまるで正義をかさに来た様に書き連ねてある事が驚きでしかありません。最初に宝塚ファンになった時にTwitter界隈はとても優しくて心地良かったから…ヅカファンって暖かいなぁ~お互いのご贔屓さんに対して尊重し合えてる関係なんだな…と感じてました。宝塚と云う大きな器の中の5つのグループに分かれていても皆が幸せを共感出来る優しい仲間なんだ!と思っていました。あんなブログ記事を読んでしまう前は…

彼女が退団会見で泣いてしまった事やその内容についても批判的な人も居たようですが…ファンとなって日の浅いわたしには理解出来ないのですが?トップスターは最後の瞬間まで全てに於いて完璧を求められているのでしょうか?らしく無いかもしれなくても、それが駄目には成らないと思います。何よりも組を代表する顔で在るトップスターで居る事を心掛けて来たと思います。その想いを自分の為の会見で吐露したからと言って責められる事では決して無いと思います。美弥さんを始めとする2019年の退団者への言葉を聞いていて、本当に素直な気持ちを言葉にしてくれているのだと感じましたし…相手の方々にもちゃんと伝わっているのが表情で分かります。涙を堪らえながら伝える言葉に嘘は無いと分かります。初めて見た月組が大好きだと感じた気持ちはこんなところなんだ…と改めて想いました。普段の関係性がお芝居に洩れてくる雰囲気がとても心地よいのです。樹里さんのアフタームーンティーでのゲストの上級生や下級生とのトークに何時までも聞いていたかったと感じました。先代のトップスター龍真咲さんは底辺から組を支えて来たと表現されていました。珠城りょうと言うトップスターは組の隅々までに寄り添おうと目を配った優しい人だったのだろうなぁ…と感じています。日の浅いわたしには烏滸がましい表現だと分かっていますが、自分だけが輝くことよりも皆で輝きたいと月組の為に努力して来られたのだろうな…と感じてます。その信頼関係が最後のステージに皆から発せられていて見ていて涙が込み上げて来ます。


宝塚歌劇団と言う巣を翔び立った彼女がこれからどんな風に進化して行くのかとても楽しみです。

これからの未来は、もしかしたら今までよりも厳しいのかもしれません。それでも彼女が自ら選んだ選択を見守りたいと思います。劇団から与えられた役柄では無い、自分の責任に於いて選択した未来を…

退団者としては、彼女を取り巻く環境は容易では無いでしょう。卒業後の宝塚がどのくらいフォローして下さるのか?限りはあるとは思いますが、それはファンであるわたしたちが支えて行きたい…付いていきたいと想っています。
繊細なガラス細工の様な珠城りょうを見守りたい…ただそれだけです。


わたしは美弥るりかさんも大好きなので彼女とりょうちゃんの関係で臆測的な記事を書かれているのを見ると非常に残念です。後発ファンのわたしは、そんなにツライ思いをするぐらいなら…美弥ちゃんトップの後だって良かったよね?と思った事が正直ありました。でも、そしたらりょうちゃんがトップになった時に美弥るりかは居ないんです!ちゃぴちゃんとの3人だったからの関係も強く感じていますので…やっぱりifはあり得無いのです。だってわたしの目にはとてもフリをしているだけの関係には思えない程に美弥ちゃんの「りょうちゃん」と語り掛ける声が優しくて素敵だなと思っているから…組長さんを始めとする月組の皆で支えて来て、それに応えて来た珠城りょうだったのだと思います。

最近読んでやっと安心出来たブログで紹介されていた週間文春WOMANでの記事をCREAで全面記載されていました。飾り気の無い本心を語る美弥るりかに嘘は無いと思います…『黙れ外野!』心底そう思いました(ToT) どうか御一読頂きたい記事ですm(_ _)m


宝塚ホテル開業1周年記念

「アフタ〝ムーン〟ティー with りょう」
https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.54c3168b-98f1-4618-819d-6dfc3485633f&ref_=atv_dp_share_mv&r=web


追記
わたしは珠城りょうさんと美弥るりかさんの関係がとても大好きです。お二人の間に流れる空気はトップと2番手って張り詰めた関係なのかな?とライバル関係を想像していたわたしにとって意外な程優しいのです。勿論それは互いの立場が逆であったとしても何ら変わらなかったと思えるぐらいの人間性が垣間見られて、なんて素敵な関係なんだろうとおもっています。ifのくだりの文章はずっと応援されて来た方々には大変失礼だったと思いましたが敢えて加筆しています。それはたまるりの関係がとても素晴らしい関係だったのだと想えるからこそヤッパリ逆はあり得ないんだな…と感じていた時に上記のインタビュー記事を読んで涙が出ました。美弥るりかさんてなんて凄い人なんだろう…大好きだなぁ~と。
ご不快な気持ちになられた方へ申し訳ありませんでした。

拙い文章への共感やサポートありがとうございますm(_ _)m