欲しいもの
足りないものを探すのはなぜ?
ほかに何がいるの?
布団に顔をあてて深呼吸したとき
流れてくる曲の大好きなフレーズを
聞き逃さなかったとき
ねこの欠伸を見たとき
思いがけず目があっとき
小さな想いに気付いたとき
いつかのことを思いだしたとき
しあわせはそこら中に用意されてというのに
目をつぶって歩くことに慣れてしまっては
取り返しがつかない
特別なことは何もいらないはずなのに
まだ探すのはあなたにあえないから
ただあなたがいるだけでいい
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