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松田奈緒子/重版出来!(14)

出版不況の時代、
書店だって冬の時代を迎えている。
冬ならやがて春がやって来るが、
書店にまた春が訪れる日が来るだろうか。
右肩上がりに大きくなることはないかもしれない。
でもビジネスの大きさだけが、魅力ではない。
働く人が面白いと感じられるビジネス。
人々に喜びをもたらすビジネス。
そういう点では、書店は大きな可能性を持つ。
思い切って自分で書店をやる。
リスキーだし、不安や恐怖もあるだろう。
自分にできるだろうかと、
押しつぶされそうにもなる。
それでも自分の手で切り拓く快感もあるだろう。

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