そういえば、まだ小屋の庭を紹介をしていなかった。約600坪ある土地の端に小屋があり、庭の大部分は雑木林だ。今から約２５年前に、僕がかつて牧草地だった原野に樹木をせっせと植えた。一部は小鳥たちが無断で種を蒔いたのもある。今では写真の通り、立派な雑木林になっている。

　樹種は、カツラ、ケヤキ、ヤマザクラ、ホオノキ、トチノキ、イロハカエデ、コナラ、クヌギ、ミズキ、ブナ、カマツカ、ナツツバキ、マルバノキ、ヤマボウシ、センダン、カキ、クリ、ウメ・・・などの落葉樹である。これにアスナロ、イヌガヤ、ツバキ、サザンカ、ネズミモチ、オガタマノキ、シキミ、モチノキ、アオキ、ヤツデ・・・などの常緑樹が混じっている。それらを囲むように、シラカシ、ヒノキ、スギ、サワラ、クスノキ、ニッケイなどが植わっている。他に、まだまだ、いろいろなものが生えているが書ききれない。

　中心部は落葉樹であるから、冬は日差しが地面まで届く。地面には、所々にシャガ、ヤブラン、ジャノヒゲ、フッキソウ、キチジョウソウ、ヤマブキ、リョウメンシダ、アズマネザサなどが生えており、スイセンが花を付けている。すでにフキノトウも顔を出した。春になればイチリンソウが咲く。