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今日の1曲 #65

デレク・アンド・ザ・ドミノス - Layla

デレク・アンド・ザ・ドミノスはエリック・クラプトンが結成し1970年前半に活動していたバンドです。
エリッククラプトンの音楽活動の一環として一時的に作られたバンドで、元々ソロ活動で有名だったメンバーで結成されました。
この記事では、エリッククラプトンが作った曲『レイラ』の魅力や凄さを説明します✨
レイラは「Layla and other assorted love song」というアルバムに収録されています。

ドミノスはアルバムを一つしか出していませんが、根強い人気を持っています。

その理由にあるのはドミノスのメンバーにエリック・クラプトンやデュアンオールマンなどの伝説的なミュージシャンが多く参加しており、高品質でクオリティがとても高いアルバムだからです。

特に人気を博した「レイラ」はクラプトンが創り出した曲で、クラプトン自身の情熱と苦闘を表現している曲です。
それは音楽業界で親友となったジョージ・ハリスンと結婚したパディボイドへの愛が関係しています。
ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンは共に同じ人を好きになりましたが、残念ながらジョージハリスンに取られてしまいました。
ジョージハリスンの死後、クラプトンはパディボイドと結婚しましたがその後離婚しました。

その経験を通した、クラプトンの心の中にある強い愛情が反映されていると思います。

レイラは愛する人への切ない思いやその愛を得るために奮闘する姿勢を描写していて、曲の中で語られるレイラはクラプトンの心の中で特別な存在になっています。

「Layla」は全てのメンバーの技術やすごさがたくさん詰まっています。

一曲を通して聴いてみると一番特徴的なのが、前半と後半で演奏が違うところです。

前半の約3分では、クラプトンの情熱や苦闘が歌詞を通して表現されています。

そして歌詞が終わると情熱的なギターソロに展開されます。このギターソロは言葉による表現を超えて音楽の力で感情を表現しています。

後半では主人公の感情がより複雑になります。

愛や恋愛に対する情熱が失われ、静かな哀愁や悲しみが表れ始めます
主人公は過去の出来事や自分の感情について深く考えるようになり、失った愛や過ちに対する反省を感じられます。

後半では歌詞がなくなり演奏によって深く表現されるようになります。

さらにさまざまな楽器が使用されています

  1. エレクトリックギター

  2. ベースギター

  3. ドラムセット

  4. オルガン

  5. ピアノ

  6. パーカッション

前半はギターの音が特徴でこれにより、情熱的な愛を感じることができます🎸

  1. アコースティックギター

  2. ピアノ

  3. 弦楽器

  4. フルートやサックスなどの木管楽器

  5. サブデュードドラム(静かなドラム)

後半の静かな部分では、楽器の使用が抑えられたり、よりシンプルで落ち着くような楽器が多いです🌕
これらの楽器が静かで穏やかな雰囲気を作り出し、曲の雰囲気が落ち着いて考え深くなる様子に変わりますね

最後にジャケットの紹介✨

大きく写るこの女性はまさに曲にでてきた「Layla」です
レイラのモデルになったのはクラプトンの元妻であるパティボイドであり、アルバムのテーマや曲の内容と関連しています。

手に花をもつ様子はアルバムのロマンチックな雰囲気や愛のテーマを象徴していると思います。

なんとも美しいジャケットで一目見るだけで誰もが魅了されると思います✨

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