正解はなんだ
朝日が登り始めた時間に
私は起きた
そして二度寝
7時頃起きていつものことやりながらのんびりと過ごす朝
ポスターの件もあり、風呂に入りたかったので
昨日夜景だけ楽しんだ天神岬へ移動
天気は晴天、フィルター無しの日光で暑さはどんどん上がる一方だが涼しい風が気持ちよくしてくれるので過ごしやすい
銭湯は10時からで、私がついたのも同じくらいでちょうど開始と同時に入れた
海を見ながら入る壺風呂は最高だったなー
風呂の後は飯か…最近チョコチョコ外食が多い気がする
道の駅や観光地に泊まるから仕方がないことでもあるが節約の心得はどこに行ったのやら
ご飯を食べた後喫煙所でタバコ吸いながら、隣に座った良い体格のおじいちゃんと自然に会話をしてお互い楽しんでと挨拶後、昨日の展望台まで歩いた
今まで三陸辺りを回りながらさまざまな復興の形を見ていたが、少し違和感を感じつつよくわからない気持ちだったのでとりあえず富岡町を見に行った
最初駅に向かったのだが、ナビの案内を何回か無視したせいで直接帰宅困難地域へ着いた
駅に向かう途中、一応監視?警備?役として所々人が立っていてその1人に声をかけてみた
その方は原発でスクリーニング(Screening)の仕事をしてたらしく住まいは違う場所だが、現状などを詳しく説明してくれた
13年が過ぎてもまだこんなに除染作業が進んでない理由としては私有地であり、ご本人とコンタクトが取れないとか、まだどうするか決めてないとかがあると言っていたが、この話はまた違う意見もあるようだ
駅に戻るタイミングで町の住民の方と長々とお話しタイム
この方は公園は作ったのに役所は何もしないと公園の一角に花を植えるため許可を得て自分で
土を起こしたり、草を取っていた
元々富岡駅で働いた方で(今は退職)
富岡で生まれ、違う場所で住みながら勤めてたけどお父さんがここで農業をされててその家があったので戻ってきたとのこと
ここで先程の除染作業が進んでないことについて違う意見が
要は国と東電がお金にならないこの周辺にお金をかけたくないとのことらしい
お父さんからしたら(私は町であった年寄りにはお父さんかお母さんと呼んでいる)
この町に誰が戻ってくる?
戻るとしてもそれは年寄りばかりだ
孤立集落と一緒でいずれ誰もすまなくなる
そんな町に誰が戻る
あれ、双葉町の町村とか戻ってるって言うけど1人できたでしょ?議員で誰がここに住んでいる?
みんな別の場所に家持ってて戻ったふりするだけだ、パフォーマンスだよ
まぁ、でも双葉町より大熊町の新しい町に行ってみたほうがいいよ
なんか文字化するとすごく重い話に見えるが、実際は2人の空気感は淡々と楽しく話した感じだった
文字って怖いな…(笑)
ただ私が感じたのは、やはり原発が持ってる恐ろしさ
こんなこと言うのもあれだが、地震自体は自然のものなので仕方がないけれども原発は違う
能登半島がその例で復興は遅れてるものの、人が住めない場所ではない
志加原発が稼働してなくて、珠洲に原発が立たなくて土地は安全だ、空気は汚染されてない
いくら電力会社がPRセンターを作って環境に優しい、安全安心で使えるエネルギーだと訴えてもそこに潜んでるリスクはあまりにも高い
お父さんが帰って風呂入って晩酌するっていうので挨拶して駅に戻った
今日は話してくれた方々の写真は撮ってない
聞くこともしなかった
そんな気分ではなかった
今更だけど、今日は文字も多いが写真も多い
お父さんには富岡駅で泊まり串揚げ屋でご飯食べるって言ったけど、大熊町が気になって仕方がない
駅に行った際、路線バスが一台あったので、運転手さんに聞いてやっと来れた
周りに住んでる人はいないけど、たまに見かける新築の家には人が集まってるらしい
ここは新しくできた役所の近くでスーパー銭湯や食堂居酒屋、フィットネス、コワーキングスペースが集まっていて車中泊や宿泊施設も完備している
その隣に新しい住宅街と保育園などなど
オシャレに作られていた
私もここで泊まるか思ったけど、車中泊代だけで2千円なのでご飯だけ食べて道の駅へ
あ、また撮らなかったけど夕飯は
担々麺とミニ麻婆丼を食べた
小銭が足りなくて札を2枚出したら、お店の方がいいよ、あるだけでと100円くらい値引きしてくれた
優しい…
双葉町には寝る場所がなさそうだったので浪江の道の駅へ
ここもやはり多くの車中泊がいる
トイレには歯磨き禁止と書いてあるが、私はもう磨き始めていて見るのが遅かった
この地方はどうなるのだろう