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ただ、ひたすらに、ひたむきに子育てをすること

「未来のためにできること」
この言葉を目にして、ふと自分に問いかけてみました。
私がこの世界の為に、一番貢献できるものは何だろう?

そう考えると、
「ただ、ひたすらに、ひたむきに目の前の子育てをする」
それに尽きると感じます。

目の前にいる息子は9歳で、もうすぐ10歳。
息子が大人になった時は、今とは全く違う職業があり、価値観があり、そして今より日本は少し貧乏になっているかもしれません。
そんな大変な世の中で息子が大人になった時、何が武器になるんだろう?
未来を考えると、そんな問いかけになります。
その武器を子育てを通して、少しずつ手渡していく、そんな感覚が今の私の子育て。

武器となるもので、すぐに思いつくのが「勉強」
大人になった時に使える知恵や知識です。
幼少期で勉強が「歯磨きをするのと同じ感覚」になるぐらい”当たり前”に出来る事を、武器としました。

その甲斐あってか、息子は2022年7月8日に連続勉強日数が2000日を超えました。お正月やクリスマスであろうが、インフルエンザになろうが、入院しようが、毎日勉強をし続けました。
4歳の12月から続けていますので、現時点で約5年5ヶ月以上1日も休まずに勉強し続けていることになります。

息子が毎日つけている手帳。勉強を続けている日数を記載している

さすがにインフルエンザになった時や入院した時は
「今日ぐらい休んだら?」と言いましたが、
「いやだ!一枚でもいいから勉強するんだ!!」
と言って聞かず、やり遂げました。
この継続力と集中力は、紛れもなく武器になると思います。

でも勉強という武器を持っても、武器を使う気持ちが大切なのは言うまでもありません。

ふと先日、息子に質問をしました。
「何で勉強すると思う?」

「大人になった時、周りの人の役に立つためだよ。
だって、江戸時代も戦後の日本も多くの素晴らしい能力を持った人達がいたから、ここまで日本がこれたんだ」

こんな答えが息子から返ってきて、ふと涙が出そうになりました。
「そうだね、あなた達が頑張って勉強して、日本を支える人材になることで、日本は存在していけるんだよ。
そんな人材がいなければ、日本は滅びるよね」

武器を支える気持ちも心も育ってきていることを実感し、大人になった息子に会うのが楽しみになりました。

「さあ、次は何の武器を手渡そう」
それが目下の私の子育ての課題であり、ただ、ひたすらに、ひたむきに私なりの答えを探して子育てをしています。

それが、私にとって最大の「未来のためにできること」


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