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ウルトラQ第4話「マンモスフラワー」

やあやあ、らんまるです。今日も今日とてウルトラQを見ております。今日は第4話「マンモスフラワー」にてございます。

ここ最近、銀座の町で頻発する原因不明の地震。けっこう揺れも激しいらしく、ひび割れたビルの瓦礫に巻き込まれた死亡者も出たほど。
調査に乗り出した由利ちゃんでしたが、万城目らから「お堀に妙なものが浮いている」との情報が。早速取材に向かうと…



うねうね…うねうね…

滅茶苦茶長い自然薯みたいなものがぷかぷか漂っていた…しかもひとりでにウネウネとうごめき、見物人を脅かすかのごとくのたうつ。

一の谷教授の見解によれば、別の場所に出現する可能性が十分にあるとのことだが…


バイオハザードでこんなヤツいたよな…

予想は的中。ビルの内部に出現し、人間に絡み付いていました。しかもこのウネウネ、描写からは分かりづらいものの人間の生き血を吸っている様子。警官隊が駆けつけて銃撃し、どうにか先っちょを切り落とすことに成功しました。
どうやら植物の根っこだった様子。

一の谷教授曰く、「有史以前の古代植物の種子が芽吹き、根を張り巡らせた」とのこと。頻発する地震は、地下で根を伸ばすこの怪植物が原因だったようです。

「恐竜やらマンモスやら太古の生物は皆巨大だった。太古の植物が巨大であっても不思議ではない。」と一の谷教授は語ります。いかにも特撮っていう具合の考察、しびれます😊

かくして「マンモスフラワー」と名付けられたこの巨大植物を退治するべく自衛隊と学者達による「マンモスフラワー対策本部」が立ち上げられ、火炎放射器による攻撃が立案されますが、マンモスフラワーが根を張ったビルには、一平を含めた数名が閉じ込められていました!

攻めあぐねているのもつかの間、とうとうビルの屋上から…


都会に咲く、一輪のマンモスフラワー

思ったより綺麗な花を咲かせました。
自衛隊がビルに突入するや否や、毒の花粉を撒き散らして苦しめます。それでもどうにか一平達の救出に成功し、人類の本格的な攻撃が始まります。

科学の進歩という観点からマンモスフラワーへの攻撃を躊躇っていた玄田博士なる人物が、ようやくやる気になってくれました。


こういうのって自衛隊の仕事のような気が…

植物が生きるために必要な炭酸ガスを固定する薬品を散布し、除草するとのこと。なるほど、光合成を止めるわけだ。けっこう時間がかかりそうな気がするけども。

万城目がセスナから薬品を撒き、自衛隊の火炎放射器による攻撃も始まります。


でろでろに溶けるマンモスフラワー。

おもしろいほど効きました。みるみるうちにマンモスフラワーは朽ち果ててしまいました!

こうして東京の危機は去ったのでした…

「ザ・特撮」という感じのシナリオ、大好きです。「マンモス◯◯」という名付け方、いかにも昭和のテレビっていう雰囲気がしてサイコーですね😏

どうやらこの第4話、ウルトラQの製作第1話だったそう。つまるところ、この話がウルトラシリーズの元祖の元祖ということになりますね!

ウルトラQの魅力は、次々起こる怪事件、怪現象に人類自らが知恵と根性で立ち向かうところ。まさにウルトラQの王道を征く回だったと思います‼️

そんでもって今日の怪獣は


古代植物 ジュラン

どピンクな巨大植物のジュランです。劇中では終始「マンモスフラワー」と呼称されていましたが、ジュランというのが正式名らしいです。
平成作品の「大怪獣バトル」でフルCGで登場したり、令和作品では種だけ出演したりと、地味に登場したりしています。

植物型の怪獣、というよりは巨大な植物そのものといった感じで、その場から動かずに根っこを伸ばして外敵に襲いかかります。お堀からは水を吸っていましたが、生き物から血液を吸いとることもあるようです。また、花粉には毒性があり、到底愛でることなど不可能なようです。

表情が読めず、無機質で不気味な点が植物怪獣の魅力ですね🌼

こんな植物が跋扈していたウルトラシリーズにおける太古の時代って一体…

ではまた。

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