20240414 ドップラー効果を感じない時間


・ログ


・今朝、人生で初めて救急車に乗った。同乗人として。母が搬送されたため。結論から言うと母は「憩室炎」というもので、入院することになった。一週間程度を予定しており、手術はせずに済むとのこと。

・昨日の夕方から、腹の一箇所が筋肉痛のように痛いと言っていた。夜中のうちに悪化したら最悪救急車を呼ぼうね、と念の為の声かけをしていたものの、まさか本当に呼ぶことになるとは……という驚きが、未だある。

・私は現在二拠点で生活をしているが、ちょうど昨日から実家に帰っていたので、今回色々協力できてよかった……起きた出来事そのものは良くはないけど。

・話を戻して、今朝6:30ごろ。母の容態は、喋ることも難しい痛みが頻繁に起き、熱は37.7℃、その他の症状はナシ。痛みで昨夜は寝られなかったとのこと。日曜早朝なので、病院はどこも空いていない。

・父が行政にどのように対応すればよいのか電話で問い合わせてみたところ、「10時までは対応できる外来が閉まっているし、開いたとてそこでマトモな診療ができるわけでもない。ヤバかったら119してね」とのことだった。

・父はここで一度職場に向かう。家には私と母だけになるが、ずっと痛みに苦しんでおり、スムーズな会話が難しい状態。意思疎通は取れる。

・10:00まで3時間以上もこの状態はまずい気がするけど、母は一度父からの救急搬送打診を断っている。私を生んだ時の陣痛ほどではない、と。どうしたものかな、と悩むターン。

・一旦AI(Bingのcopilot)に症状を入力して、予想される病気を教えてもらう。この時は盲腸が第一候補で、症状悪化前の受診が肝心、ということだったので、母にそれを伝えて再度救急搬送を打診。母了承。救急に電話。諸々伝えてから15分もかからずに到着。あとは母の職場にも電話した。

このときのAIの文章


・母は幸いお薬手帳や保険証をセットにしたポーチを所持しており、すぐに用意ができた。(この時やって良かったこととか、やめておいた方がよいことは、母の退院後またまとめて何かしら形にできたらと思う)


・以下、搬送直前の母とのやりとり

・靴下を私が持ってきたら「それじゃなくて」と言われ色の指定をされる。
・こちらがパジャマ姿でいたら「その格好で救急車乗るんか 着替えな」と言われる。
・荷物の準備でワタワタしていたところ、救急車のサイレンが聞こえ「早く出なさい!!!!!!案内!!!!」とド叱られる。

・以上。

・母は過去医療従事者だったこともありいろいろと分かっている様子で、的確な指示をくれた。(それにしたって、取り急ぎ履く靴下は別になんでも良いだろ、とは思う)

・母はずっと腹痛に苦しんでいたので、語気が普段の2.5倍荒かった。担架で運ばれる姿でやっと「今この人は急患なんだ」と自分が認識できた。

・救急退院の方に「搬送する病院が決まるまで一緒に車内にいてください、決まったら車で来てもらっていいのでね」と言われ同乗。

・ただゴリゴリのペーパードライバーかつ、父が車で仕事に行ってしまった私には、救急車以外で母について行く手段がなく(母の車を勝手に運転する勇気はなかった)、「帰るのはなんとかしますから連れてってください……わたし、ペーパードライバーで……」と、とてつもなく情けないお願いをし、了承をもらう。

・救急退院の皆さんはとても優しかった。おそらく安心させるために、また意識を保ってもらうためだろうか、定期的に母に話しかけており、それもありがたかった。

・病院到着、私は待合室的なところで待つ。私とほぼ同時にお二人が入ってくる。それぞれ別のグループだった。つまり、この病院には同タイミングで計3人の急患が来ていたっぽい。忙しすぎる。そのうちのお一方と、なぜかちょっと話した。ちょっと気が紛れた。あの時のおじさま、ありがとう。

・しばらくして救急隊員の方が「では我々はこれで帰ります」と挨拶に来た時、「ありがとうございました」とは言えたものの、咄嗟のことで立ち上がれず座ったままになってしまった。あれ、ちょっと後悔している。ありがとうございました、本当に救われました……という気持ち。ウチの玄関先汚くて、運んでもらう時難儀しちゃってごめんなさい……。みんな、玄関は綺麗にしておこう‼️

・そこから父と合流して、ちょっと待ってからと医者さんからの説明があって、書類記入とかてんやわんやで、とりあえず朝マックが食べられる時間には一旦解放された。

憩室炎。Google先生ありがとう



・以下所感

・「こちらが用意した靴下が母の求めていたものではなかった」等のトラブルもあったが、とりあえずなんとか医療に繋げることができた。案外、思ったよりスムーズに対処できたな……と、自分が思っていた程のポンコツではなかった点、安心しましたね。

・もちろんこれは私一人でなんとかなったわけではなく、きちんとした社会制度と、今回直接関わった医療従事者の皆様のスキルが合わさって……いわゆる「「「多大なる恩恵」」」を受けているからこそのスムーズさなのですが……。

・ということでいろいろ動揺して、かつ昨夜はこんなことになると思わず「連休だぜヒャッハーーー!」と夜中家で踊り散らかしていた(言葉通り踊っていた)ので普通に生活リズムが狂っていますが、そろそろ寝ないといけませんね!(AM3:00)


・母がいきなり帰らぬ人になったらどうしようという考えも頭をよぎり、怖かったな。このへんは今は考えすぎないようにしないとな! 今週末保育士試験を控えているのでなるべく心穏やかに、プロの医療関係者の皆様に母のことは任せて、とりあえず日常に戻ろうと思います。まあ今週は実家にいるので、お見舞いはちょくちょく行けたらと……。


・説明通りであれば母は直ぐに快方に向かうと思いますが、ただ現時点ではちょっとどうなるか不明なので……4月21日の迷ボクと、5月19日の文フリは欠席する可能性もあります、とだけ(※関係者各位には連絡済です)。

・では、おやすみなさい。明日は勉強するぞ〜〜!

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