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塗りが上手くいかない!カラーデッサン講座をパルミーで受けたら色の概念ふき飛んだ

デジタルイラストの塗りの技術をあげたい。でもなかなか上手く上達しない。
そんな課題感を抱いていたため、イラストのオンライン講座パルミーの「色を鍛える!カラーデッサン講座」を受けてみました。

※パルミーとは動画視聴型のオンライン教室。200を超えるイラスト講座が見放題のサービスです。

カラーデッサンとは色の理解を深めることを目的としたデッサン方法。
写真を模写することで、実際の色の見え方を身につけることができます。

例えば下のイラスト。カラーデッサンで練習した絵ですが一番手前、木の枝の色に注目してみてください。

枝の色は茶色をイメージすることがほとんどだと思いますが、実際に塗った色はなんと紫色とオレンジ色。

色は光の映り込みや反射光、周囲の色の影響など、さまざまな要因があって多種多様に変化していきます。

木は茶色。雲は白。など色の思い込みがなくなるので、カラーデッサンをすることでリアリティのあるイラストが描けるようになります。

ということでカラーデッサンの手順を書ていきます。

基本的な流れは写真を見ながら
「各パーツのシルエットをレイヤーをわけて塗る」

「レイヤーを"透明ピクセルをロック"し、写真の色をスポイトしながら描いていく」

「ハイライトや影の細部を描き込んでいく」
です。

使うソフトは「CLIP STUDIO PAINT」。
ブラシは「がさブラシ」。こちらはクリスタの素材サイトで無料でダウンロードできます。

では写真を見ながら各パーツのシルエットを描いていきます。

色は写真を見ながらそれっぽい色をチョイスしてOK。まずは形をとっていきます。
カラーデッサンなので形は詳細に似せなくても大丈夫です。

次に写真の色をスポイトツールで吸い取ってから、絵を描いていきます。

簡単な影をつけたり、写真の雰囲気がでるように描いていきます。
ぼかしやエアブラシなども使っていきます。

次にさらに詳細な部分を描いていきます。影が濃い部分やハイライトの部分など。

以上で完成です。

やってみると分かるのですが、色を写真から取って描いていくだけなので、めちゃくちゃ簡単です。

しかも想像していた色と全然違う色が取れるので、これは本当に勉強になりました。

なぜその色になっているのか?と理屈を考えながら描くと、自分のイラストにも活かせられますね。

というわけで、カラーデッサンのやり方でした。

パルミーの講座では使うブラシや描き方など、もっと詳しい内容を動画で学べます。
興味のある方はぜひ覗いてみてください。

→パルミー「色を鍛える!カラーデッサン講座」はこちら


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