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【10軒目】俺のラーメンあっぱれ屋(京都府城陽市)

食べログ2位のお店。俺のラーメンあっぱれ屋。誤解を恐れずに言うと、名前は全然好みではない。

最寄駅から徒歩1時間40分って書いてある。こういうときのためにバスが走っているわけだが、バスで向かう行く途中にあまりにも不安になったスクショを共有したい。

いやいや。逆によくバス走ってたな。

今まで何度も、ラーメン屋がなさそうな場所に行っては「絶対ラーメン屋ないでしょ」って行った後に「あった」って言いながらいつもの写真を出してきたけど、今回ばかりは、絶対ラーメン屋ないわ。だって山奥じゃん。周りゴルフ場と自衛隊の演習場しかないじゃん。今回ばかりは、絶対ない。


あった。

しかも、こんな山奥で平日の朝、雨の日に30人待ち。

最寄のバス停から歩くとき、近くに工場があるのかすごい数のトラックが走るんだけど、山道で歩道が狭いから危ないのと、横を通るたびに水たまりがバッシャーってなるのね。

だから、もう満身創痍。寒いし濡れてるし。これでラーメンが美味しくなかったら、僕はスーパー銭湯に行く。そう決めた。ちなみにラーメンが美味しくても、スーパー銭湯に行く。そう決めた。

1時間ほど待って、ようやく店内へ。店主は金髪に銀のメガネの、いかつい感じの人。店主の顔を見て、「俺のラーメンあっぱれ屋」っていうネーミングも理解できると思ったのと、あとネーミングがあまり好きじゃないという冒頭の発言を撤回したくなった。

常連はみんなチャーシュー麺をオーダーしていたけど、僕は事情が事情なので、もうそんなにチャーシューは要らない。普通のにした。

感想。とても美味しい。「こくまろ塩」という名前だけど、豚骨魚介がメイン。濃厚だけど、しつこくない、バランスのとれた一杯だった。

ただ、この山奥への道のり、雨、待ち時間、すべてを経験したあと、美味しさが倍増するフィルタがかかっているはずなのに、そこまでの感動はなかったかな、というのが正直な気持ちかも。とても美味しいんだけど、全国2位かぁ、という感じだった。でも、とても美味しかった。ごちそうさまでした。

再び雨の中を歩くと、こんな山奥にスーパー銭湯が。いや、スーパー銭湯というか、普通に温泉だ。

ニーズわかってんなー。これは入るわ。

もはやこの旅は、ラーメンの旅であるのと同じぐらいスーパー銭湯(or温泉)の旅でもあり、コーヒーの旅でもある。

もちろんこのあと、コーヒーを求めて堀江まで行った。

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